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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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台風19号が接近。3日間ある「おかやま桃太郎まつり」の3日目の最終日は中止。昨日の「宇喜多☆フェス」と「ブックスバー」は晴天だった。天守閣前の広場は、鉄砲隊による射撃演習や古武道の演武などで戦国ムード。裏話だが、大河ドラマ「黒田勘兵衛」に秀家役で出演していた陣内孝則と出演交渉をしていた。スケジュールとギャラの高さで断念。交渉が成立していたら、人出が違ったかも。
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沖田神社に飾られている津田永忠と沖田姫の「顔出しパネル」が設置された。写真が届く。沖新田を造った永忠と人柱になったと言われる沖田姫。永忠の衣装は郡代らしいが、沖姫はなぜ巫女の姿なのか? 答えは『沖新田・沖田神社と沖田姫』(柴田一著)に詳しい。著者によると沖田姫は北方にあった永忠の下屋敷の女中だった。神社の神主の娘だから巫女というのが、著者の説。設置されているパネルに顔を入れて、写真を撮りたい。
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録画していた中国のテレビドラマ「項羽と劉邦」を見終えた。全80話。5カ月はかかった。総制作費35億円の大作。秦の国を滅ぼし、劉邦が漢の国をつくるまでの話。時代は紀元前200年頃。兵士の姿は「兵馬俑」そのもの。時代考証もしている。王らが飲む奇妙な形の酒器や竹の書物(冊)、銅鐸を使う姿が興味深かった。銅鐸は楽器のように使っていた。何より鎧や武器に使われている金属の量が桁違いに多いのに驚いた。日本はまだ弥生時代だ。
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返品6箱。既刊本全般にわたってそろい、本ごとにまとまった数が入っている。たぶん大型書店からの返本のようだ。大型書店を含めて閉店した店が多い。今年の本の返品率はかなり高い数字になるのでは。書店の傾向としては、単行本を置く棚は減り、雑誌とコミックのスペースは増える。今やほとんどの書店が文具なども販売する複合店舗。書店業界は、収入の柱を増やす「小商い」が流行っているようだ。まさに小商いの時代。
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助産師さんの座談会。産婦人科医院では産婦人科医が前面に出るので、助産師さんは裏方の存在だと思っていた。しかし、出産の現場では助産師さんが主役のよう。陣痛が始まった妊婦さんの不安を取り除く言葉がけをしたり、産みやすい環境を整えたり…。男には分からない世界。集まった6人の助産師さんの中で、自分が産まれたときに取り上げられた助産師さんがその場にいたのは驚き。二人の出会いは偶然だとか。不思議なご縁が多い。
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早朝、ジョギングの代わりに自転車で一人廃線紀行。JR吉備線「備中高松」駅から北の最上稲荷まで「稲荷山線」があった。途中の駅の場所も確認できた。ここも今は自転車道になっている。何度が走ったことはあるが、線路跡だったとは最近まで知らなかった。最上稲荷の境内から山の上の奥の院までにも、ケーブルが走っていたという。以前の仕事で、この車両が走る写真は見たことがある。時間切れで、このルートは確認できず。
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テレビ東京の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」という番組制作の会社から電話があった。企画書によると、昭和に流行したファッションや家電、マンガ、自動車などを取り上げ、スタジオトークするという内容。「ジーパン」をテーマに、日本ジーンズの歴史事情や国産初のジーパン開発エピソードなどを紹介するので、『日本ジーンズ物語』著者の連絡先を教えてほしいというもの。昭和をテーマにするのはTV番組だけでなく、書籍も増えている。
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トーハン会の中四国商談会。会場が中四国エリアの持ち回りとなって久々の岡山での開催となった。岡山県内の書店の方と話すよい機会なので出席。総会では社長の話もあった。書店への3点の対策の中で「複合商品の提案」というがあった。文具など、本以外の商品販売を勧めているのだと言う。それで単行本の棚が消えていっているのかと納得しながらも、それは自分で自分の首を……なるのではないのか。
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皆既月食。月食とは地球が月を食べ、すぐに吐き出すことか。偶然の一致とはいえ、月が地球の影に隠れて月全体が暗くなる―。天体の法則に基づき計算してこの日を割り出せるらしいので、偶然ではなく、なるべくしてなっているわけだ。この日の帰りは旭川沿いを北上。石山公園で開催していたイベント「満月バー」の人出を横目に、月の欠け具合を時々確認しながら自転車でゆっくりと帰る。
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初版発行から10年が経ち、『孫育ての時間』をリニューアルすることに編集会議。孫にとってどんな祖父母がよい祖父母か、お嫁さんの祖父母に対する本音の気持ちはなどを盛り込むことで、意見が一致。これまで、全国的にも先駆的に孫育てセミナーを開催し、孫育て本を発刊してきた編者の産婦人科医院。この医院で誕生し大きくなった子どもたちにも意見を求めることに。この医院でしかできない、この医院らしい内容にしたい。
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ESD会議が開催されている。延べ約150カ国から研究者や行政職員ら3000人程度が参加予定とか。ESDは持続可能な開発のための教育に関するユネスコ世界会議とのことだが、認知度が低い。岡山市は1人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が全国平均と比べて14%ほど高いという。環境負荷の高い都市構造や生活様式となっているわけだ。生活者が社会のことに敏感にならなければ、持続可能な社会なんて実現できない。会議をやってみるだけだ。
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方谷研究会の発表会。会場は満席で盛況だった。後の交流会で山田方谷のことを紹介しているホームページ「山田方谷マニアックス」を運営する方にお会いした。このサイトは「山田方谷」に関する話題を集め、その筋では有名。個人で運営しているが、とにかく凝っている。例えば、某国営放送の大河ドラマを想定し、1年間の放送分50話のタイトルとあらすじを掲載している「空想大河ドラマ」は圧巻。
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文化財について、専門の先生からレクチャーを受ける。岡山の文化財は、どの時代の文化財をみても、他県に比べて超一流ものものが多いそうだ。その理由は古代にあるという。隆盛だった古代吉備が大和に負けて制圧されたことにより、弱者にしか見えない視点を獲得したことによるという。勝者には物事の半分しか見えず、その見えない半分に力を注いてきたため、優れた文化財になっているという。その見えない部分を掘り起こしていくことが、その文化財の本質に迫って行くことになる…、という深い話だった。
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「ほんとまち大賞」が、間野菜々江さんの『夜中にミシンを踏みながらあなたに愛をつたえました』に決まる。選考会が6回となり月末最終日までずれ込んだ。公募総数は32作品。応募者の皆さんにはやきもきしたことだろう。小説やエッセイ、童話、写真集など、さまざまなジャンルの魅力的な作品が集まった。それぞれの方の作品づくりにかけた労苦が忍ばれる。この大賞作品は数ヶ月後には出版されることになっている。どんな書籍になって登場するか、乞うご期待!
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岡山県立図書館が開館10周年。都道府県立図書館の中で、入館者数と個人貸出册数とも9年連続全国一。貸出冊数が開館当初に比べて約33%も増加したとか。日本で発行される児童書の全点を購入し児童コーナーを充実させているとか、専門知識を持っている職員を多く配するなど、館側の努力も大きいのだろう。県立図書館だけが注目される中で、岡山市立中央図書館もなかなか。「岡山市都市計画のあゆみ」という展示は秀逸。壁面だけの地味な展示にかかわらず、その面白さに引き込まれた。市立図書館も頑張っている。
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応用数学が専門の先生の研究室を、写真撮影で訪問。専門は微分法程式とかフラクタル理論とのことだが、なんのことかさっぱり。黒板には、英字と記号のようなもので構成された数式だけ。撮影のために、黒板の余白に数式を書くお願いをした。ひたすら数式を書く姿をみて、思わず「先生、ガリレオですね」と言ったら、一瞬手が止まったものの、何事もなかったかのように記述を続けた。「ガリレオ」は福山雅治に扮する主人公のテレビドラマ(映画にも)。余計なことを言ってしまったと反省。
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今年から「岡山検定」の名称が、「晴れの国おかやま検定」に。これまで岡山商工会議所の主催で実施してきたが、今年から県が加わり2者の共催になった。県職員にも受けるように県知事の意向もあったらしい。県の各部署から問題のネタになるような話題を収集しているらしい。合格者には認定証やステッカー、バッチなどがもらえる。バッチには、文化勲章受章者の書道家・高木聖鶴氏による文字が入る。受験の申込み期間は10月1日〜31日まで。試験日は12月7日。
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県立博物館「大地からの便り〜発掘調査からみた吉備の歴史」に寄る。県立古代吉備文化財センターの開所30周年記念事業だそうだ。この30年間は、高速道路をはじめ公共事業による発掘が続き、考古の世界では大きな成果があった。その割に展示がしょぼい、と思ったが、県の関係だけなのでこの程度なのか。私が見たいのは、県下の各市町村や大学が持っている考古の出土物(本物)を一同に集めた「大地からの便り〜県下の発掘調査からみた吉備の歴史」だ。紙面で展開するしかないな。
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新しい岡山県のキャッチフレーズになった「もんげー岡山!」の決め方に疑問。9月9日から県がネットで人気投票を実施。16日には4005票で1位(投票数の48%)を獲得した。28日に東京に開店する岡山県のアンテナショップをPRするため、「もんげー」のCMを使った。投票結果が出て、半月ほどで出来上がっている。県が7月に作成した「晴れの国おかやま検定」のチラシとポスターの版下には、大きく「もんげー」を取り上げていた。この投票は仕組まれていた、のでは。
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この日はお彼岸なので、昼から家族で2カ所の墓参り。田舎は秋の味覚がいっぱいだ。家のそばにある柿の木から熟れた柿を引きちぎってかじる。裏の畑にあるイチジクをもいで喰う。芋や栗などが秋の収穫物があって、田舎は秋がいい。腹ごなしにカミさんと田舎道を散歩。畦道の彼岸花に、草を焼く煙が漂う。秋分の日でもあるので、昼と夜の長さが同じ。日暮れが早くなるのは秋らではの寂しい気分。
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米村でんじろう氏を理科大に招いて学長対談を実施。氏は高校教師をしていたが、40歳で退職し、現在の仕事に転身。科学の実験などサイエンスショーでテレビ出演も多く、科学好きの子どもたちに人気だ。「面白い科学の実験」は、アニメやゲームなどと同じように海外でクールジャパンの一つにすることができる、そうすれば海外から留学生を集める手段になるなどと、新しい提言も次々に。この内容は理大記念誌に収録予定。
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20周年記念「ほんとまち大賞」の審査会。5回目になる。作品を数点に絞り込み、2作品にするところまで来ている。論議は煮詰まっている。最近の国語世論調査で、「煮詰まる」を「行き詰まって結論が出せない状態になること」と理解する人が多いそうだ。正しくは「結論がもうすぐ出る状態になっていること」。次回持ち越しとなったが、論議は煮詰まってきているので、大賞発表はもうすぐ。
9/×
CD「古墳deコーフン!」がよい。ブルースシンガーの「まりこふん」(古墳にコーフン協会の会長)の1STアルバム。古墳をキャラクター感覚で愛し、コムズカしい考古学より、かわいいかどうか。古墳の本2冊も上梓している。CDはお遊びかと思いきや、これがいい。自作の歌詞に前方後円墳や双方円柱墳など、古墳用語も多用。「古墳deコーフン。土器土器(ドキドキ)するよ」などは笑える。ライブで見たい。
9/×
津山市の出版相談会をイオンで開催。イオン津山店に行くのは久しぶり。津山市は中心部にある古い商店街は寂しくなり、郊外型の都市構造になっている。店内には子ども連れの若い家族が目につき、休日を広い店内でのんびり過ごしているようだ。客は、イオン倉敷店より幾分かは少ない。書店の内容は、雑誌やコミックのスペースが大半を占め、単行本がほとんどない。この傾向は続きそう。
9/×月
祝日。早朝のジョギングの代わりに、自転車で西大寺軽便鉃道の廃線跡をたどる。今はない藤原駅と大師駅の間までは、数ヶ月前に確認済みだったので、その間はショートカット。市街地は住宅団地や工業団地が造成され分断されているが、財田駅(JR東岡山駅)から東は廃線跡が分かりやすい。よく車で通っていた道が廃線跡を利用している。大多羅駅を過ぎると、途中から廃線跡が自転車道になって一気に西大寺駅(西大寺バスセンター)。駅の跡地、鉄橋跡の石やボルトなど名残を確認しながら往復約30km強。面白い。
9/×
クライアントさんを訪ねたとき、部屋の棚に吉備人の本を見つけた。「この本、うちのですよ」と言うと、「この本の著者と、昔から知り合いなのよ。講演があって参加して買ったのよ」とのこと。他所の家や事務所の棚に、小社の出版物を見つけるとうれしい。「このあいだは、N先生に講演をお願いしたよ。3冊もおたくから出しているのだって?」。地方の出版社の著者と読者は近い。特にSNSが発達して、著者も読者もスタッフも動きの一端を知ることができる。品行方正な態度が必要。
9/×
数ヶ月前に見積書を出していたクライアントさんから電話があった。他社が出していた見積金額と私が出した金額とまったく同額だという。官公庁の入札では、何年かに1度ぐらいあるのかもしれない。ジャンケンで相手と同じグーチョキパーを、5回以上続けたことはある。四つ角で知人と偶然出くわしたこともある。初対面の名刺交換で、名前が同じだったことは2回はある。相手は印刷会社のようだが、偶然に一致したことはいえ、縁を感じる。どこの会社だろう。
9/×
『子どもの自己実現とその支援』(杉山嘉弘著)を10刷した。2000年に発刊し、初版が2000部。14年間かけて10刷となった。定価は2000円を超えるが、累計ほぼ1万部。同じ著者で『子どもの心を知るために』も10刷をしている。1998年が初版、部数は2000部。増刷を検討している『孫育ての時間』(山縣威日・中山真由美編)は2003年に発刊。初版部数は3000部。5刷をして累計約1万部。それにしても10年以上前は、初版部数が200部とか3000部が普通だった。今では考えられない。
9/×
今年の「宇喜多秀家☆フェス」は10月12日(日)。今年で6回目。岡山城下町を本格的に整え、現在の岡山の繁栄の基礎を築いた宇喜多秀家のお祭り。岡山城天守閣前の広場で、戦国鉄砲隊や武者行列など戦国絵巻が繰り広げられる。武者行列に、子どもの参加も呼びかけている。岡山神社で祈祷してもらったデニム生地の陣羽織を着て、鎧兜の大人に混じって行進してもらう。告知用のチラシとポスターができたので、今日届けてきた。10月12日は「Books Bar」も開催。
9/×
夕方、旭川沿いのコースを自転車で帰っていると、通行止めにあった。係の人がサッと寄って来て、「映画の撮影中でしばらく待って下さい」と。「でーれーガールズ」のロケ中だったのだ。原作者の原田マハ氏の高校時代を描いた同名小説の映画を、オール岡山ロケで撮影していたのは知っていた。こんな時間帯に現場に出くわすとは。来年2月上旬、イオンモール岡山内に開設されるイオンシネマ岡山で先行公開されるとか。楽しみだが、マハ氏の兄・原田宗典の『17歳だった!』も映画化してほしい!
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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