『孫育ての時間(とき)-祖父母に贈るはじめての育孫書−』
著者 山縣威日、中山真由美編
祖父母向けの育孫書
日本助産師会では、この春初めて「孫育て」の手引書を制作。その理由を、共働き夫婦が増えて子育てを祖父母が担当するケースが増えているためとしています。ここで問題になるのが、時代とともに変わっていく育児の「常識」を巡る世代間のギャップです。
本書のきっかけは、そのような問題を解消しようと、全国に先駆けて岡山市内の産婦人科が実施していた「孫育てセミナー」。その内容をもっと広く伝えようと、産婦人科医や小児科医、助産師、保健師らがそれぞれの専門分野の最新情報を持ち寄り一冊にまとめました。乳児期・幼児期の注意事項、孫やその親夫婦との上手な接し方など、きめ細かに解説しています。
2003年に発刊して以来、各種のマスコミで幾度となく取り上げられ、祖父母だけでなく、全国の助産師や看護師など医療関係者などにも読まれてきました。現在では5刷となり、ロングセラーとなっています。
A5判、並製本、定価 本体1,400円+税
http://www.kibito.co.jp/kikan/4-86069-049-4.html
(上記の記事は、岡山日日新聞の書籍紹介コーナーに掲載されたものです)
著者 山縣威日、中山真由美編
祖父母向けの育孫書
日本助産師会では、この春初めて「孫育て」の手引書を制作。その理由を、共働き夫婦が増えて子育てを祖父母が担当するケースが増えているためとしています。ここで問題になるのが、時代とともに変わっていく育児の「常識」を巡る世代間のギャップです。
本書のきっかけは、そのような問題を解消しようと、全国に先駆けて岡山市内の産婦人科が実施していた「孫育てセミナー」。その内容をもっと広く伝えようと、産婦人科医や小児科医、助産師、保健師らがそれぞれの専門分野の最新情報を持ち寄り一冊にまとめました。乳児期・幼児期の注意事項、孫やその親夫婦との上手な接し方など、きめ細かに解説しています。
2003年に発刊して以来、各種のマスコミで幾度となく取り上げられ、祖父母だけでなく、全国の助産師や看護師など医療関係者などにも読まれてきました。現在では5刷となり、ロングセラーとなっています。
A5判、並製本、定価 本体1,400円+税
http://www.kibito.co.jp/kikan/4-86069-049-4.html
(上記の記事は、岡山日日新聞の書籍紹介コーナーに掲載されたものです)
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岡山市の市長はタカヤ氏である。そして、市鳥はタンチョウにこのほど決まった。
市長選は僅差だったが、市鳥選は市民投票の結果、ダントツトップだったという。タンチョウは正月になると後楽園で放鳥して新聞とテレビで紹介されるから、岡山の鳥としてイメージは定着していたのだろう。他候補としてはキジ、キジバト、メジロ、オオタカなどが挙がっていたから、タンチョウが1位になるのもうなずける。私もこのアンケートを求められていた。選択式の用紙だった。今から思えば、市鳥をタンチョウにするための市民アンケートだったのだ。意図的だ。岡山県が県鳥をホトトギスからキジに変えた時も、同じ手法を使っている。
野鳥の会などは、タンチョウを市鳥にすることに反発した。理由は岡山のタンチョウが野鳥ではないからだ。そう、県下に約60羽いるタンチョウは、すべて人工飼育。飼育個体数では全国トップである。昨年は韓国で飼育をして成功させ、海外にも進出できる技術の高さになっている。
であるからして、市鳥をタンチョウにしたのなら、注目すべきは飼育員である。その中心人物は井口萬喜男氏。彼がどのようタンチョウを育て、接してきたかを知るには、小社『タンチョウの里』(井口萬喜男著)が最適。ちなみに、総社市でもタンチョウを飼育しており、市鳥をタンチョウにしている。
市長選は僅差だったが、市鳥選は市民投票の結果、ダントツトップだったという。タンチョウは正月になると後楽園で放鳥して新聞とテレビで紹介されるから、岡山の鳥としてイメージは定着していたのだろう。他候補としてはキジ、キジバト、メジロ、オオタカなどが挙がっていたから、タンチョウが1位になるのもうなずける。私もこのアンケートを求められていた。選択式の用紙だった。今から思えば、市鳥をタンチョウにするための市民アンケートだったのだ。意図的だ。岡山県が県鳥をホトトギスからキジに変えた時も、同じ手法を使っている。
野鳥の会などは、タンチョウを市鳥にすることに反発した。理由は岡山のタンチョウが野鳥ではないからだ。そう、県下に約60羽いるタンチョウは、すべて人工飼育。飼育個体数では全国トップである。昨年は韓国で飼育をして成功させ、海外にも進出できる技術の高さになっている。
であるからして、市鳥をタンチョウにしたのなら、注目すべきは飼育員である。その中心人物は井口萬喜男氏。彼がどのようタンチョウを育て、接してきたかを知るには、小社『タンチョウの里』(井口萬喜男著)が最適。ちなみに、総社市でもタンチョウを飼育しており、市鳥をタンチョウにしている。
江戸は本丸の江戸城を中心に、城を防御する堀を右巻きの渦巻き状に造り、城を拠点に東海道や中山道、上州道などを四方に伸ばした。この街道と堀が交差してできるエリアに、家臣や大名、町人や職人の住む地区、寺の集めた寺町など、職業や階層、役割によって区分けしていく。ちなみに虎ノ門とか半蔵門、赤坂門、桜田門とかの名前は、街道と堀の交差する門のことだそうだ。人が集まると生活物資を供給する商売が盛んになり、ますます都市機能が充実していった(日本の歴史10『徳川の国家デザイン』水本邦彦(小学館)。
要するに、ほとんどなにもないところに、本丸を中心にして堀を築き防備を固めながらエリア分けをして、家臣を近くに住まわせ、その外に町人や職人を連れて来て住まわせ、城下町という新しい町をつくっていったわけだ。
要するに、ほとんどなにもないところに、本丸を中心にして堀を築き防備を固めながらエリア分けをして、家臣を近くに住まわせ、その外に町人や職人を連れて来て住まわせ、城下町という新しい町をつくっていったわけだ。
東京へ出張することはめったにないが、いざするとなるとけっこう億劫になる。都市が大きすぎ、複雑すぎてなんとなく怖い。人も多すぎてどんな人がいるか分からないし、危険な人がいるのではないかという不安もある。電車に乗っていても路線が間違っていないか、目的の駅で降りるのを乗り過ごさないか、ホテルに泊まっても地震が起きないか、など思ってしまう。要するに、田舎者なのである。しかし、行けばいろんな情報を得ることができるし、刺激を受けて前向きになり、また機会があれば行かねばと思うのだが…。
その東京も400年と少し前、徳川家康が江戸と呼ばれたその地に入ったころは草深い田舎で、民家が100軒ほどあっただけという。
将軍になった家康は、江戸城を中心に城下町を建設する。2、3代後になって幕府のある「江戸」は完成する。400年の間にあんなになるなんて…。
岡山でも、城下町ができるのはそのころだ。
その東京も400年と少し前、徳川家康が江戸と呼ばれたその地に入ったころは草深い田舎で、民家が100軒ほどあっただけという。
将軍になった家康は、江戸城を中心に城下町を建設する。2、3代後になって幕府のある「江戸」は完成する。400年の間にあんなになるなんて…。
岡山でも、城下町ができるのはそのころだ。
小学館室長顧問で津山市の出身のI氏の講演を聴く機会があった。氏は雑誌『BE-PAL』『サライ』の編集長も務めていた方だ。テーマは観光。30分ほどの短い講演だった。
『サライ』の編集方針を「若さや新しさに媚びない」、「長く続いたものにこそ価値がある」としてきたそうだ。観光振興についても、「若者は切り捨ててもかまわない。高齢者こそ大切にすべき」と提言していた。観光地に例えば65歳以上しか入れないところがあってもいいのではないか、とも話していた。さらに、「若者はもはや大きな消費者層ではないし、歳をとれば客になる。ところが、高齢者は1度嫌われたら絶対にリピーターにならない。高齢者こそ大切にすべき」と言うのである。
これは小社の読者層についても当てはまる。小社には若者に媚びるグルメ情報本などなし。まさに中高年がお客様なのである。
『サライ』の編集方針を「若さや新しさに媚びない」、「長く続いたものにこそ価値がある」としてきたそうだ。観光振興についても、「若者は切り捨ててもかまわない。高齢者こそ大切にすべき」と提言していた。観光地に例えば65歳以上しか入れないところがあってもいいのではないか、とも話していた。さらに、「若者はもはや大きな消費者層ではないし、歳をとれば客になる。ところが、高齢者は1度嫌われたら絶対にリピーターにならない。高齢者こそ大切にすべき」と言うのである。
これは小社の読者層についても当てはまる。小社には若者に媚びるグルメ情報本などなし。まさに中高年がお客様なのである。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
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