福武教育文化振興財団が主催する福武哲彦教育賞を、太田健一先生が受賞された。受賞理由は高校・大学の教員を勤める傍ら、岡山の近世史研究に大きな功績があったというもの。紹介文には山田方谷や小西増太郎の名前もあるので、小社から出した著書も評価されたのだろう。
それらの編集担当者として、微力ながらも先生のお手伝いをさせてもらったことは光栄でうれしい。一昨年も柴田一先生がこの賞を受賞しており、お二人の著書に関わらしてもらった者として誇らしい気がする。
それらの編集担当者として、微力ながらも先生のお手伝いをさせてもらったことは光栄でうれしい。一昨年も柴田一先生がこの賞を受賞しており、お二人の著書に関わらしてもらった者として誇らしい気がする。
PR
岡山県は、「ふるさと納税」の金額が47都道府県の中で最下位という話を聞いた。これって県民性の表れなのか? 理由ははっきり分からないが、ふるさとに愛着を持たないから、郷里への誇りなどないから、出身地なんて関係ないと思っているから、岡山県出身者に金持ちはいないから、それともふるさと納税のPRが足りないから…。
と考えながら帰って調べてみると、最下位というのは事実と違うようだ。が、さもあらん話と思って、そのときは納得してまった。県民性を悪く言うところは、岡山の県民性のようだ。
いずれにしても、「ふるさと納税」をたくさんの人にしてもらうには、岡山に関心を持ってもらうことしかない。関心を持つには、まず岡山のことを知ってもらうことから。地域の歴史や今を知ればその地域に愛着がわき、よいところは誇りに思え、やがては地域の将来を考えることになる。
吉備人出版の会社理念は、今年から「本づくりはまちづくり」。地域のことを本にして、多くの人に読んでもらう—このことは、いずれまちづくりに貢献できるはず。
岡山のことを手っ取り早く知る本といれば、「岡山検定」参考書(要点整理)だ。ちなみに、今年の「岡山検定」は11月21日。テキストの要点整理と問題集は、改訂版を出す予定。
と考えながら帰って調べてみると、最下位というのは事実と違うようだ。が、さもあらん話と思って、そのときは納得してまった。県民性を悪く言うところは、岡山の県民性のようだ。
いずれにしても、「ふるさと納税」をたくさんの人にしてもらうには、岡山に関心を持ってもらうことしかない。関心を持つには、まず岡山のことを知ってもらうことから。地域の歴史や今を知ればその地域に愛着がわき、よいところは誇りに思え、やがては地域の将来を考えることになる。
吉備人出版の会社理念は、今年から「本づくりはまちづくり」。地域のことを本にして、多くの人に読んでもらう—このことは、いずれまちづくりに貢献できるはず。
岡山のことを手っ取り早く知る本といれば、「岡山検定」参考書(要点整理)だ。ちなみに、今年の「岡山検定」は11月21日。テキストの要点整理と問題集は、改訂版を出す予定。
また書店が閉店するという。直取引をしていたので、新刊が出る度に納品にしていた店だ。小社の本もそこそこ売ってもらっていただけに残念。そういえば、郷土本コーナーの反対側にあったアダルト雑誌の売り場面積が、徐々に広がってきていたようにも思う。嫌な感じはしていた。
昨年も閉店した書店が数件あったが、大型書店の開店が多かった。今年は大型店の出店の話は、今のところない。
本の返品に行くと、棚から抜いた本は段ボール3箱になった。歯抜けになった棚を見て、店長は「寂しいね」と言った。たしかに…。出店の準備だと活気づいて元気もでるが、閉店の引き上げはちょっと苦手だなあ。
昨年も閉店した書店が数件あったが、大型書店の開店が多かった。今年は大型店の出店の話は、今のところない。
本の返品に行くと、棚から抜いた本は段ボール3箱になった。歯抜けになった棚を見て、店長は「寂しいね」と言った。たしかに…。出店の準備だと活気づいて元気もでるが、閉店の引き上げはちょっと苦手だなあ。
最近、倉敷市の児島によく行く。児島の町を車で走りながら思うのは、もったいないものを3つも無くしている町だなということだ。
1つは流下式の塩田風景。海岸沿いにあった野崎家の製塩方法で、昭和の30年代まであったそうだ。今はナイカイ塩業となって沖の海水を採ってイオン交換樹脂膜法で製塩しているそうだが、珍しい流下式の近くで塩つくれば特産品になるかも。
2つ目は下村紡績所。これは明治期にできた初期の紡績工場で、平成になって建物が壊された。残っていれば、まさに近代化遺産だ。もし、この敷地内で紡いだ糸でデニム生地でもつくれば、倉敷ジーンズのブランド価値はもっと上がるだろうに。
3つ目は下津井電鉄。これも平成になって廃線になった。この鉄道跡は、6キロほどの遊歩道兼自転車道になっている。この廃線跡を、いつかは自転車で走ってみたい。
1つは流下式の塩田風景。海岸沿いにあった野崎家の製塩方法で、昭和の30年代まであったそうだ。今はナイカイ塩業となって沖の海水を採ってイオン交換樹脂膜法で製塩しているそうだが、珍しい流下式の近くで塩つくれば特産品になるかも。
2つ目は下村紡績所。これは明治期にできた初期の紡績工場で、平成になって建物が壊された。残っていれば、まさに近代化遺産だ。もし、この敷地内で紡いだ糸でデニム生地でもつくれば、倉敷ジーンズのブランド価値はもっと上がるだろうに。
3つ目は下津井電鉄。これも平成になって廃線になった。この鉄道跡は、6キロほどの遊歩道兼自転車道になっている。この廃線跡を、いつかは自転車で走ってみたい。
春の陽気に誘われて、家族で花見に出かけた。上の子は、親と一緒なら自分の自転車で街中へも行けるようになっている。それじゃ自転車でと、3台を連ねて向かった半田山植物園は、「桜の山」と化していた。気温も高く、下の子を抱いて階段を上ると汗をかくほどの温かさ。山の中は家族連れなどの花見客でにぎわっていた。
芝生広場の近くにシートを敷き、弁当を広げると桜の花びらが散ってくる。少し強い風が吹くと、その花びらを払いながら食べるぐらいに落ちてくる。上の子は、地面に積もった花びらを菓子の容器に大量に拾って集めていた。
半田山の山頂には、一本松古墳という前方後円墳がある。ここにも桜の木が多く植えられ、古墳の上で焼肉をしている若者たちがいた。頂上からの市街地方面の眺めがよく、被葬者の勢力範囲が想像できる。古墳を巡って下山する坂道でも桜の花吹雪が舞ってくる。家族でなんとも穏やかな休日を過ごすことができた。
芝生広場の近くにシートを敷き、弁当を広げると桜の花びらが散ってくる。少し強い風が吹くと、その花びらを払いながら食べるぐらいに落ちてくる。上の子は、地面に積もった花びらを菓子の容器に大量に拾って集めていた。
半田山の山頂には、一本松古墳という前方後円墳がある。ここにも桜の木が多く植えられ、古墳の上で焼肉をしている若者たちがいた。頂上からの市街地方面の眺めがよく、被葬者の勢力範囲が想像できる。古墳を巡って下山する坂道でも桜の花吹雪が舞ってくる。家族でなんとも穏やかな休日を過ごすことができた。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新記事
(01/07)
(01/05)
(01/05)
(12/13)
(12/04)
最新トラックバック
ブログ内検索