工事中
9月×日
楯築神社の「旋帯文石」は、温羅伝説で「吉備津彦命が温羅との戦いに使った空飛ぶ乗り物」と伝えられているそうだ。昨年作成された岡山市のパンフレットにも書かれていて、驚いた。なぜそんなことが書かれたのか不思議に思っていたら、岡山市が日本遺産の申請に使った文章の中に見つけた。「旋帯文石」は、孫悟空が空を飛ぶときに使うキントウンなのか。そういえば、「楯築遺跡は宇宙と交信できるパワースポットだ」という人もいたなぁ…。このままでは、これも公式パンフレットに載る日が来るかも。
9月×日
「山田方谷大河ドラマ放映実現を求める全国100万人署名運動実行委員会」に、方谷研究会の会長代理で出席。今月中に、目標だった100万人の署名が集まりそうだということで、関係者が招集されていた。方谷研究会として、この秋に実施予定の研究発表会や漢詩講座などのチラシを配付して、マイクの前でPRした。100万人の署名は、「集まりそうだ」というよりも、「集まっているが、事務局にはまだ届いていない」ということらしい。記念行事の講演会などを、岡山や高梁で開催するそうだ。100万人の署名が集まったのは素晴らしいことだが、大河ドラマの実現には「ここからが本格スタート」ということだろう。
9月×日
『3歳児のことば』を増刷した。本書の著者は、長年、聴覚障害児や言語障害児の言語治療に従事してきた森壽子氏。しばらく品切れになっていたが、このほどやっと増刷できた。3歳までに覚えておきたい単語の絵を並べ、それがどういう物か説明文をつけている。言葉を覚えるだけでなく、コミュニケーション指導をする内容になっている。発売当初から少しずつネットで売れ続けているロングセラーだ。聴覚や言語の発音に障害が見つかったお母さんの役に立っているようだ。このシリーズは『6歳児のことば』まである。
9月×日
民主化を要求する市民デモが続く香港。若者が闘っている。連日流れるこのニュースの映像を、日本の若者や団塊世代がどう見ているのか。中国政府は自由を奪う法案を通そうとし、香港人はやむにやまれず、自由を守る闘いをしている。市民がここまで大規模な抵抗をするのは、為政者に問題があるはずである。突飛だが、山田方谷が、為政者のあるべき姿を問う詩を残している。方谷が藩の職を辞めた後、庄屋に農民が押しかける一揆が起こった。このことについて、「農民を一揆に追い込んだのは、役人による撫育の失敗によるもの」「一揆の首謀者を責めるより、役人がおかした過誤を反省すべき」と言っている。
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工事中
8月×日
製作中の書籍を校正していて、「あれっ」と思うことがある。岡山市東区にある芥子山(けしごやま)が、「岡山市街地から眺めると富士型に見えることから「備前富士」と呼ばれ、後楽園の借景となっている」とあった。後楽園に何度も行っているが、芥子山は見えない。「これは間違いでは」と思い、専門家に確認したら、「かつては借景だったが、今は見えない」ということだ。後楽園の茶畑の東に竹林ができて見えなくなったそうだ。逆に質問され、芥子山は普通に読むと「けしやま」だが、なんで「ご」が付くのか、と言う。知らないので、チコちゃんに聞いてみよう!
8月×日
校正中の疑問2。「JR伯備線の方谷駅は、人名が付いている駅としてはこの駅だけ」との記述に、「ほかの駅にもあったはず」と疑う。調べてみると、県内だけでも、方谷駅を入れると3駅。智智頭急行の「宮本武蔵駅」。智智頭急行は第三セクター鉄道で、兵庫県の上郡駅から鳥取への短絡線。岡山県の右上を約15kmだけかすめる。井笠鉄道の吉備真備駅もある。井原線は、総社駅から清音駅を経て福山市の神辺駅に至る。方谷駅は、人名が付いた駅としては最初だそうだ。
8月×日
最近は、特に椅子に座っての作業が増えている。長時間、椅子に座っていることが長期化すると、いろんな弊害が出てくるようだ。調べてみると─。まず、筋肉の血流が滞って、代謝機能が低下していくそうだ。それが積み重なっていくと、糖尿病や高血圧、脳梗塞、心疾患、がん、うつ病や認知症などの引き金となるともいう。1~2時間ごとに、10分程度動くだけでもリスクを軽減できるそうだ。挙動不審に思われない程度に、動くことにしよう。
8月×日
「文化通信」の記事で、全国の新聞の発行部数を発表していた。その記事には、毎日新聞はこの1年に40万部近く減って「250万部を割り込む」の見出し。全国紙1位は読売新聞で800万部、次ぐ朝日新聞は560万部。産経新聞は140万部。全国紙も地方紙もどこも減少傾向だ。地元岡山の山陽新聞は35万部。年に2万部弱減っている。10年後を予想すると恐ろしい。一方、岡山市内の書店も閉店が続き、書籍の販売は減少傾向。10年後が恐ろしい。1年後も3年後も。
8月×日
製作中の書籍を校正していて、「あれっ」と思うことがある。岡山市東区にある芥子山(けしごやま)が、「岡山市街地から眺めると富士型に見えることから「備前富士」と呼ばれ、後楽園の借景となっている」とあった。後楽園に何度も行っているが、芥子山は見えない。「これは間違いでは」と思い、専門家に確認したら、「かつては借景だったが、今は見えない」ということだ。後楽園の茶畑の東に竹林ができて見えなくなったそうだ。逆に質問され、芥子山は普通に読むと「けしやま」だが、なんで「ご」が付くのか、と言う。知らないので、チコちゃんに聞いてみよう!
8月×日
校正中の疑問2。「JR伯備線の方谷駅は、人名が付いている駅としてはこの駅だけ」との記述に、「ほかの駅にもあったはず」と疑う。調べてみると、県内だけでも、方谷駅を入れると3駅。智智頭急行の「宮本武蔵駅」。智智頭急行は第三セクター鉄道で、兵庫県の上郡駅から鳥取への短絡線。岡山県の右上を約15kmだけかすめる。井笠鉄道の吉備真備駅もある。井原線は、総社駅から清音駅を経て福山市の神辺駅に至る。方谷駅は、人名が付いた駅としては最初だそうだ。
8月×日
最近は、特に椅子に座っての作業が増えている。長時間、椅子に座っていることが長期化すると、いろんな弊害が出てくるようだ。調べてみると─。まず、筋肉の血流が滞って、代謝機能が低下していくそうだ。それが積み重なっていくと、糖尿病や高血圧、脳梗塞、心疾患、がん、うつ病や認知症などの引き金となるともいう。1~2時間ごとに、10分程度動くだけでもリスクを軽減できるそうだ。挙動不審に思われない程度に、動くことにしよう。
8月×日
「文化通信」の記事で、全国の新聞の発行部数を発表していた。その記事には、毎日新聞はこの1年に40万部近く減って「250万部を割り込む」の見出し。全国紙1位は読売新聞で800万部、次ぐ朝日新聞は560万部。産経新聞は140万部。全国紙も地方紙もどこも減少傾向だ。地元岡山の山陽新聞は35万部。年に2万部弱減っている。10年後を予想すると恐ろしい。一方、岡山市内の書店も閉店が続き、書籍の販売は減少傾向。10年後が恐ろしい。1年後も3年後も。
8月×日
制作中の書籍の発刊がずれ、9月中に6冊も刊行予定になってしまった。お盆の連休明けに、著者からの校正紙が届いて遅れことになったり、連休の間に校正が進んだりしたものもある。ゲラを読んでいて索引を入れよう思って作成したり、ルビが少ないと感じて追加することにしたものも。お盆連休があったがいろいろあって、結局時間が足りず。コツコツと進めていくことに尽きる。
8月×日
「山と渓谷」9月号の特集は「紙地図と電子地図」。その特集で、地図制作に携わっている3人を掲載している。トップで紹介されているのが、小社の登山詳細図を東京で制作している守屋氏。「登山地図制作の第一人者」の扱いだ。読めば守屋流の登山地図制作の詳細が分かる。距離を測定するロードカウンターを転がして記録していく姿は「伊能忠敬さながら」とも書かれている。登山詳細図の種類は、今後まだまだ増えていくようだ。
8月×日
県立図書館の来館者と個人貸出数の発表があった。今年もともに全国1位。しかも2位との差が大きく、ダントツ1位。これで平成17年度から14年連続となる。なぜ、そんなにも強いのか。豊富な蔵書と資料があり、車での利用がしやすい好立地にあるからだろうという。ただ、気になるのは、3年連続で来館者と個人貸出数とも減少していること。書店の数が減り、図書館の利用者(図書の利用数)も減っている理由は、本を読まない人が確実に増えているから?
8月×日
千葉から、吉備の古墳を見て回るために岡山に来た30歳代ぐらいのカップルが、来社された。前日は鬼ノ城と楯築遺跡を回り、今日は造山古墳などを回るという。来社の理由は、小社の書籍「吉備考古ライブラリー」を見たいとのことだった。このシリーズは17巻あり、品切れ以外をほとんど買われた。研究者ではなく趣味の古墳ファンで、奈良や北九州にも行ったという。「桃太郎伝説」が日本遺産となり、大阪の古墳群が世界遺産となって、各地の古代遺跡を巡る人たちが増えているようだ。
8月×日
写真アルバム『岡山・玉野の昭和』(樹林社)は9月10日の発刊、定価は9,990円、2000部の限定だそうだ。発刊の20日前の新聞に、「もう二度と手に入らない限定版!予約締め切りは9月3日」「限定2000部のところ、8月16日時点で1586冊の予約済み。締め切り間近。お早めのご予約を」と書いた折り込みチラシを入れ、予約を煽る。さらに、小さな文字で「ご注意ください! 10月1日から消費税が10%になります」と入れている。渋い販売戦略に感心する。それはともかく、確かに「岡山の昭和の写真600枚が掲載」は魅力。しかし1万円は高いので、図書館で借りることにしよう。
制作中の書籍の発刊がずれ、9月中に6冊も刊行予定になってしまった。お盆の連休明けに、著者からの校正紙が届いて遅れことになったり、連休の間に校正が進んだりしたものもある。ゲラを読んでいて索引を入れよう思って作成したり、ルビが少ないと感じて追加することにしたものも。お盆連休があったがいろいろあって、結局時間が足りず。コツコツと進めていくことに尽きる。
8月×日
「山と渓谷」9月号の特集は「紙地図と電子地図」。その特集で、地図制作に携わっている3人を掲載している。トップで紹介されているのが、小社の登山詳細図を東京で制作している守屋氏。「登山地図制作の第一人者」の扱いだ。読めば守屋流の登山地図制作の詳細が分かる。距離を測定するロードカウンターを転がして記録していく姿は「伊能忠敬さながら」とも書かれている。登山詳細図の種類は、今後まだまだ増えていくようだ。
8月×日
県立図書館の来館者と個人貸出数の発表があった。今年もともに全国1位。しかも2位との差が大きく、ダントツ1位。これで平成17年度から14年連続となる。なぜ、そんなにも強いのか。豊富な蔵書と資料があり、車での利用がしやすい好立地にあるからだろうという。ただ、気になるのは、3年連続で来館者と個人貸出数とも減少していること。書店の数が減り、図書館の利用者(図書の利用数)も減っている理由は、本を読まない人が確実に増えているから?
8月×日
千葉から、吉備の古墳を見て回るために岡山に来た30歳代ぐらいのカップルが、来社された。前日は鬼ノ城と楯築遺跡を回り、今日は造山古墳などを回るという。来社の理由は、小社の書籍「吉備考古ライブラリー」を見たいとのことだった。このシリーズは17巻あり、品切れ以外をほとんど買われた。研究者ではなく趣味の古墳ファンで、奈良や北九州にも行ったという。「桃太郎伝説」が日本遺産となり、大阪の古墳群が世界遺産となって、各地の古代遺跡を巡る人たちが増えているようだ。
8月×日
写真アルバム『岡山・玉野の昭和』(樹林社)は9月10日の発刊、定価は9,990円、2000部の限定だそうだ。発刊の20日前の新聞に、「もう二度と手に入らない限定版!予約締め切りは9月3日」「限定2000部のところ、8月16日時点で1586冊の予約済み。締め切り間近。お早めのご予約を」と書いた折り込みチラシを入れ、予約を煽る。さらに、小さな文字で「ご注意ください! 10月1日から消費税が10%になります」と入れている。渋い販売戦略に感心する。それはともかく、確かに「岡山の昭和の写真600枚が掲載」は魅力。しかし1万円は高いので、図書館で借りることにしよう。
8月×日
土曜と日曜、盆休みで、今週は、会社が長期の休み。台風10号の来襲、母親の入退院、子どもの習い事で全国大会出場、実家帰省と墓参りなどがあって、あっという間に経過した。
それにしても週刊文春が報じた地元衆院議員の問題。どこのマスコミも報じない。「文春砲」の威力が衰えたのか、握りつぶされたのか。なんとも不気味。
土曜と日曜、盆休みで、今週は、会社が長期の休み。台風10号の来襲、母親の入退院、子どもの習い事で全国大会出場、実家帰省と墓参りなどがあって、あっという間に経過した。
それにしても週刊文春が報じた地元衆院議員の問題。どこのマスコミも報じない。「文春砲」の威力が衰えたのか、握りつぶされたのか。なんとも不気味。
工事中
8月×日
韓国の裁判所が、日本企業に元徴用工への損害賠償の支払いを命じる判決を出して以来、日韓関係は悪化の一途。日本側からの協議の申し入れに韓国側が応じなかったために、日本側は半導体材料の輸出規制を実施した。そのように見えた。この輸出規制で日本は攻勢に出ているように見えるが、この対立の策は泥沼ということも見えている。自治体間や民間レベルの交流事業もキャンセルが相次いで出でいるようだ。岡山市の職員が、韓国で開催予定だった観光PRイベントが中止になり、出張予定だった日程が空いたと言っていた。この根の深い日韓間関係が円滑になるには、もう一世代が変わらないぐらいの時間がかかるかも。
8月×日
東京国立博物館など東京の博物館や美術館に、所蔵品の写真掲載許可をとっている。重要な所蔵品が多いためかハードルを高くしているようで、アクセスするのも一苦労。ホームページのフォーマットでメールで問い合わせをするようにっていて、電話を拒絶している態度がうかがえる。やっと電話番号を見つけたのはいいが、ハローダイヤルに受け付させて、用途に応じて窓口を案内している。繋がったと思ったら、写真は別会社に委託していて、専用のホームページに登録して必要な画像を探し出して再度メールで依頼する。どうしても入手するという強い意志がなければ、くじけそうになる。写真画像の手配は、有料にすることにしよう。
8月×日
全英女子オープンで優勝した岡山市出身の渋野日向子。約1年前にプロテストに合格したばかりでメジャー初出場なのに、いきなりメジャー制覇を成し遂げた。日本勢としては42年ぶりという快挙。優勝時に、笑顔でギャラリーの大歓声に応えた。現地でついた愛称が「スマイル・シンデレラ」。岡山市は「岡山市民スポーツ栄誉賞」を贈呈する、と発表した。一気にメジャー、一躍時の人となった。そこで急きょ、「晴れの国おかやま検定」改訂版に追加することにした。
8月×日
嫌な気持ちになる情報が舞い込む。岡山の選挙区の自民党衆院議員・逢沢一郎氏が違法な買春行為繰り返している疑いがあるという。「週刊文春」のスクープだ。同誌は4年前からマークし取材を続け、報道に至ったらしい。同誌によると、逢沢氏はデリヘル業者を複数回利用し、“本番行為”に及んでいた可能性が高いことを写真や証言などで確認したそうだ。こうした行為に使う金額は年間1500万円に及ぶ可能性があるとも。その金は税金なのだから、不愉快な話である。来週からは、渋野日向子に変わって、話題の人になるはず。詳しくは「週刊文春」で。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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