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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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この日、1歳が自動的に加算された。時は流れて、遠くまできたものだ。さかのぼって行くことはできないし、したくもない。これまで無事に仕事をしてこれたのが、もうけもの。いつ病気になっても不思議ではないし、いつ認知症と診断されるかもしれない。子どもから認知症とからかわれだした。歳を重ねて、体と頭、精神は退化するのは仕方がない。とはいえ、少しでも衰えを先に延ばすために、日々のトーレーニングとストレッチの鍛錬が必要。今日、加齢してまた1歳分、自分が臭くなったような気がする。
4/×
天満屋岡山店での『森陶岳大窯作品展示・販売会』が終わって1週間ほど。地元紙に「もろみ蔵に備前焼の大甕搬入 キミセ醤油、森陶岳さん制作4点」の見出しの記事。売れたんだと、なぜかほっとする。この醤油店は以前から森氏の大甕5点を持ち、計9点になったらしい。備前焼の大甕は味がまろやかになるらしく、お得意さんのようだ。もろみ蔵は一般の人でも見学ができるようで、照明は光のデザイナー石井幹子氏が手掛けているとか。蔵の話題づくりにもなっているようだ。
4/×
自転車通勤が気持ちのよい季節だ。自転車の活動が停滞気味で、この1年間は、暑い時と寒い時、花粉が飛ぶ期間、雨の日は乗らないできた。したがって秋と春しか乗っていなかった。タイヤの空気をパンパンに入れて、自転車通勤を再開してみると、風が気持ちよくて気分爽快。木々には新芽が出て、緑がやわらかい。日焼けも気にならないので、少し遠回りをして旭川沿いを下って川面の光を眺めながらゆっくり会社まで。この日、今年始めてツバメを見る。
4/×木
必要な名刺を探すのにいつも時間がかかる。名刺フォルダをくってはみるが、なかなか見つけられない。新しい名刺フォルダを買おうと思ったが、手頃なものがない。いっそすべてデジタル化しすれば、一発で検索できるのだろうが、そこまでデジタルに詳しくない。そこで古い名入れの名刺をすべて抜き出し、今後は時系列でいただいた名刺を順番に入れていくことにした。古い名刺は顔を思い出せない人も多い。これまで受け取った名刺の取捨選択もしなければならない。難しくまどこしい名刺管理。
4/×金
最近は行政と民間の協働ばやり。子どものために防災教育用の絵本を作成にあたり、著者は大学教員なので、産官学の連携協働事業ができないかと、まず国土交通省岡山河川事務所へ。「河川氾濫が担当なので、土砂災害は県庁へ」と言うので、岡山県の防災課へ。すると「その担当は県庁危機管理課です」と言われる。嫌な予感はしたが、結局、県庁危機管理策課→県庁教育庁教育政策課→教育庁保険・体育課健康・安全教育班→県PTA連合会へと回され、何の成果もなし。岡山県庁内のたらい回し物語。
4/×
出版相談で倉敷へ。来店者は二人。一人は5、6年前に来られた方が来店。お互いに相手の顔は忘れかけていたが、以前に渡した名刺を持っていてくれ、その時に交わした言葉を覚えていてくれた。この間、いろんな方にあって情報を集め、メモノートを作成しておられた。後はまとめるだけだが、まとめ方などを話して別れた。もう一人は高齢の職人の方。最盛期だったころはたくさんの職人がいたが、今では数人に。当時のことを残しておきたいと書き始めたそうだ。そういう方のお手伝いがしたい。
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ページ数が少ないが、束(背幅)を厚く見せたいという、現在製作している書籍の著者。本文用紙の見本を見てもらい、かさ高紙の紙を使うことをにした。紙の色もきなりと白色の中間色のものに決まった。また、別の著者にシリーズ本で定価は同じだが、ページが少ないために、本文を1ランク厚い紙にすることを提案。従来の紙と厚い紙の束見本を印刷所が用意してくれたので、2冊の束見本を著者のところに。見比べてもらい厚い紙を使うことになった。著者の要望に応えられるのも、紙屋さんと印刷所さんあってのこと。
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歳相応に筋力が低下してきている。ジョギングを時々するので脚力はまだいいが、上半身の筋力低下が著しい。腹筋や背筋もそうだが、特に腕力。今まで余裕で持てたものが、持ち上げられない。こないだも寝ていた小学生を持ち上げようとして、危うく落としそうになった。そこで無理のない程度に、サーキットトレーニングを取り入れてみることに。アームカールやインクライン・プッシュアップ、スクワットなど5、6種類の運動を短時間に数セットやる。どのぐらい効果があるのか、というよりいつまで続くかが問題。
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おかやまマラソンのエントリーが、今日から始まった。定員2,000人の岡山県民優先枠。申込者は、初日で3,000人を超えたらしい。4月20日まで受け付けて、抽選で決定するということだから、通る確率はかなり低くなりそう。抽選結果を持つしかない。42キロのフルマラソンで参加費1万円。昨年、フルに出場した人の完走率は89%。11%はゴールできていない。通れば通ってたいへん。気候もよくなったし、普段からジョギングの距離を少しずつ延ばし、自転車通勤もしていこう。季節の花は桜からハナミズキへ。
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愛媛県のアトラス出版の代表の中村幸男氏が63歳で急逝された。地元紙によると、「地域に根ざした書籍を発行し、愛媛の文化や歴史を世に発しようと、本づくりに力を注ぎ続けた」という。スタッフの息子さんのコメントが「行先でも観光パンフを集めたり、本屋で地元出版社の本を探したりしていた。活字に囲まれているのが常だった」と載る。自宅の風呂で倒れているのを息子さんが見つけ、心不全だった。目立った持病はなく、職業柄、深夜に入浴することも多かったらしい。とても他人事とは思えない。
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最近はインバウンドの海外の客が増えている。岡山藩のおもてなしを調べることになった。江戸時代のインバウンドは朝鮮通信使となる。岡山藩での寄港は、鞆と室津の間にあたる牛窓港だった。本蓮寺を中心に接待の会場になった。幕府から心得の通達がある接待だから、藩主も出向むいての超VIP扱いで、藩財政を圧迫するほどに盛大だったようだ。接待役も命がけで、実際に菓子や酒を調達する役人が切腹などで亡くなっている。度を越したおもてなしで、とても参考にならない。
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分からないことは「ネットで検索」というのが、当たり前になっている。最近、著者の方から、タイトルについて話している中で、アマゾンの検索にかかるキーワードについてたずねられた。タイトルは検索の対象になる。タイトル以外も、登録時にキーワードを記入することができ、検索キーワードを登録することができる。こちらが検索キーワードの候補を挙げ、著者がそれに追加してキーワードを決めた。ネットに詳しい方は、検索結果が上位にくるかどうかを重要問題とする。検索でトップページで表示されなければ、不利になると思う方が増えている。
4/×
岡山県の中で、随筆や短歌など市民のための文学を公募して書籍にしている市町村は西方に多く、東方に少ない、「文化度は西高東低」と指摘したことがある。この日来社いただいたある美術館長の話では、輩出している画家は西には多いが、東にはほとんどいない。赤穂までいない」と言う。その理由を「大原美術館の存在」を挙げる。大原美術館は開館して80年を超える。地域の文化度向上に1つの美術館が貢献している例だ。最近では岡山県立美術館をはじめ、各地に美術館ができているので一概には言えないが、美術館や博物館が地域に及ぼす影響は大きい。
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森陶岳作品の展示販売会が天満屋岡山店6階の葦川会館で始まった。前回の岡山シティミュージアムでは販売はせず、そこで披露したもの以外の約70点を販売する。人類陶芸史上最大の85mの大窯作で焼成した作品は、作家にとってどれも自信作。会場の中央には最大の五石甕(高さ1・45m)を設置し、壁面に擂鉢(すりばち)や平板皿、壺、水指、花入などが展示されている。関係者に、最も小さい徳利の値段を聞いたら、100万円以下のものはない、と。ちなみに五石甕は2000万円を超えるとか。さて、どんな人が買って、どのぐらいの売り上げになるのか気になるところ。
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鹿児島の出版社から電話があった。普段、facebookなどでつながっていると、遠距離に関わらず、相手の活動情報が入手できる。鹿児島でも発行している検定本の件で、こちらの状況を知りたかったようだ。要望に応えるだけの情報を提供することはできなかったが、そのこととは別に短い時間で互いの近況を話し合った。「遠交近攻」という古代中国の兵法の言葉があるが、遠くと交わって同じようなケースの情報を元に、近くのクライアントを攻めるのは有効だ。最近は「遠交近攻」というよりも、「遠交近交」がいいのかも。役に立つ情報は、ネットより電話、電話より対面。
4/×
製作中の言語教育用絵本教材『6歳児のことば』の後書きに目頭が熱くなった。絵がいっぱいの本だが、最後の後書きの短文にやられてしまった。46年間も言語聴覚士を続けている女医が、ご自分の子どもたち3人に捧げると書かれている一節。子どもが小学生時代の日記に「わたしのおかあさんは耳が聞こえない人たちにあげます。わたしはさみしいけれど、がまんします」と書いてあったことを、挫けそうになるたびに思い出してがんばってきたと。思春期などにも反発されることもあったが、今では結局、3人とも母親と同じ仕事をしているそうだ。
工事中
3/×月
日々のやるべきことを書き出しておくTODOリストは、ここ数年、PCのエディターソフトで書いてきた。仕事が重なり、やるべきことが増えてくると、その日やらなければならにことをうっかり忘れることもある。ふと思い出したことは、忘れないように近くにあるメモ用紙にも書いて残す。メモ紙の枚数が増えて、その項目がどれも急ぎとなると、優先順位の整理ができないまま、収拾できなくなってくる。結局、毎日時間をとって、TODOリストを整理するしかない。そして、その項目を素早くこなしていこう。
3/×火
連絡のあった後楽園の売店へ、写真集『岡山後楽園の春夏秋冬』の納品に行く。外国人観光客が買うのだそうだ。最近、2015年度の入園者数が80万人を突破したという。80万人を超えたのは、築庭300年に当たる2000年度以来15年ぶりとか。大型連休が好天に恵まれたこともよかったらしいが、外国人は前年度比32%と大幅に伸びたことが最も影響しているということだ。気になるのは、外国人が後楽園にどんな印象を持ったかということだ。写真集『岡山後楽園の …』が日本の旅行のよい思い出になってほしいものだ。
3/×水
ある大学からの通知で、「不正防止のための誓約書の提出」の依頼があった。文部科学省では、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」の改正を行ったそうだ。不正防止には、受注業者や納品業者にも協力が必要ということらしい。昨年、大学の研究者が研究費の総額7000万円を不正にだまし取ったとして逮捕された事件があった。出入りの業者に、嘘の架空請求をしてもらい、蓄財をしていた。その対策として今回の通知となったわけだ。他の大学からも、同じような誓約書の提出依頼が来るのか。
3/×木
吉備路文学館の「坪田譲治展」へ足を運んだ。『「正太」の誕生』の著者から、戦争をテーマにした第2弾の刊行する連絡を受けていたからだ。展示の中には戦争に関することはなかったが、若手の育成に力を入れた話が印象に残った。坪田の貧乏を見かねた山本有三に、「何か書いてみろ。推薦してやるからと」言われ、「おばけの世界」を発表してから人気作家になった。貧乏して不遇の時代があったので、童話雑誌「びわのみ学校」を創刊して松谷みよ子らの後進の支援に尽くしたそうだ。
4/×金
月刊「地方自治 職員研究」4月号(公職研発行)が届いた。小社の『かえ〜る人』が書評欄に紹介され、掲載を送ってきたわけだ。この号の特集は「新リーダーの心得帖」「課長になったら」「係長・主任になったら」「女性の部下への接し方」。タイトルで関心を引く。新連載企画の一つが「オナヤミ公務員のかけこみ寺」。この号の相談内容は、広報担当の方から「記者が苦手です。意地悪な質問をされるのに、さっぱり記事になりません。悔しくて新聞購読もやめようと思うほどです」というもの。面白すぎる業界紙。
4/×土
桜が満開の季節。夕方から、家族で「津山さくらまつり」に行く。前回、津山城の桜まつりを見たのは10年以上前だったと思う。城に登ると、桜を眼下に見ることができる。津山城の花見はこれがすばらしい。城の最上階では、最近の大流行のプロジェクションマッピングをやっていたが、城からの夜景と夜桜にまさるものではない。津山城での滞在時間より移動時間の方が長く、疲れる。遠くの名所の桜もいいけれど、やはり近所の桜だな。それにしても、もう4月。
3/×
新刊『吉備の弥生時代』(岡大埋蔵文化財調査研究センター編)の見所の一つは、コンピューターグラフィックによる弥生時代の地形図を掲載していること。現在の海岸線とはまったく違う、当時の様子を見ることができる。吉備中山や京山の麓まで海岸が迫り、早島も児島も文字通り島。この海岸線の内に水田を伴う弥生の集落ができる。本書にはこの集落などから出土した特徴的な出土物をカラー写真で掲載する。この1部は「吉備の弥生時代」入門書の内容。詳しい方は2部のシンポジウムや3部の論文をどうぞ。
3/×
iPhoneに搭載している音声解読ソフトSiri(シリ)。運転中のチャットの返事などに利用していたが、これが使える。メモに書き込むときや、思いついた短い文書を記録するときにも使える。複雑な文章になると誤変換が頻発するが、短く簡単な会話などにはかなり正確に文字化する。それだけでなく質問にも答える。WEB上にある回答を探して表示する。明日の天気も円周率も探してくる。もう数年すると、しゃべって文字化した本ができるかも。最近、人工知能がプロの棋士に初めて勝ったそうだ。
3/×
書庫にする部屋の候補を見学する。事務所から比較的近く、昭和の香りがいっぱいのアパート。日当たりの悪い方が、本にはよい。1年に三十数冊を発行して配本すると、必ず返品はあるので在庫数は増える。ここ数年、配本部数を絞り込んできた。40%を超えていた返品率は、一昨年度は34%、昨年度は28%に。配本した書籍が売れて返本率が下がればいいのだが、配本部数を減らして返品率が下がっているのでは喜べない。返品を減すには、適正な印刷部数、適正な配本数、配本する本の販促など。
3/×
2カ月前に取材したN氏の通夜。今朝、再度連絡をとろうと自宅に電話すると、昨日亡くなったとのこと。2カ月前にお会いしたときには、元気で過ごされていたので、絶句。肺がんということだが、スキルスがんだったのだろうか。分かった時点では手遅れだったようだ。早期に発見できていれば、結果は違っていたのだろう。自分も時間の過ごし方や、生き方を少し考えてしまった。とにかく年1回の検診は受けよう。それにしても71歳というのは少し早い。合掌。
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新しいJRの改正時刻表に、JR吉備線を「桃太郎線」、JR宇野線を「宇野みなと線」と書いていた。桃太郎線には、桃太郎伝説にちなんだ絵柄のラッピング列車も走るそうだ。岡山県を桃太郎県にするのは難しいことではない。まず県営運動公園のスタジアムとアリーナのネーミングライツをやめて、桃太郎スタジアムと桃太郎アリーナの名前にもどす。そして岡山駅の東口は「後楽園口」ではなく桃太郎大通りに通じる「桃太郎口」に、西口は「運動公園口」ではなく「温羅口(うらぐち)」に。これで決まり。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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