工事中
8月×日
金庫を入れてあるロッカーのドアが開かなくなり、領収書を換金できなくなった。金庫に大量の札束はなく、少量の小銭と数枚の1000冊などが置いてある。少額でも現金だから金庫に入れ、金庫の姿を隠すためにロッカーに入れている。そのロッカーの扉が開かなくなった。以前から建て付けが悪く、閉めるときは扉を蹴飛ばしていた。蹴飛ばし方が悪かったのか、開かなくなった。M氏の実家からバールを持て来てもらい、扉をこじ開けてやっと金庫を開放することができた。金庫もロッカーもいただき物で、小社にきて25年近くが経っている。
8月×日
行政文書の開示請求をして、黒塗りされた行政機関の文書がマスコミで紹介されるということが、「森友・加計学園問題」でよくあった。黒塗りにするのは、都合の悪い情報を隠すということだけではない。特定の個人を識別できる個人情報や法人の正当な利益を害する情報などは、公開しなくてよい決まりがある。コンペで負けた業者が、勝った業者の企画提案書の開示を請求したため、開示を請求された行政から、個人情報と法人の正当な利益を害する情報の照会があった。この手のものも、情報開示を請求する時代なんだなぁ。
8月×日
最近は、プロジェクトの最初に開催する会議を「キックオフミーティング」と言うそうだ。最初が肝心ということで、メンバーが集まって各々の役割や目標を共有する。試合開始を意味するサッカー用語の「キックオフ」を使ってプロジェクトを始動させるミーティングとしているらしい。なぜサッカーなのか? ほかのスポーツでもよいではないか。野球なら「プレイボールミーティング」。柔道なら「はじめっ!ミーティング」。国技の相撲なら「はっけよいミーティング」。スポーツでなくとも、岡山でしか通用しないが、「うったてミーティング」でもよいでなないか。
8月×日
瀬戸内市の製本所に行って置いてある書籍を積み込み、津山市内の書店4店を回る。津山市の1店舗は、小社の日焼けした書籍を交換した。その他の3店舗は、日焼けの状況を確認し、その対処を店長と話し合った。日焼けの状況は店舗によって違いがあり、置かれている場所や蛍光灯がLEDかどうかでも違うようだ。書籍が日焼けていれば販売の機会損失になり、書店にとても出版社にとっても新しいものに交換すべき。新しいカバーを送ると、店のスタッフが付け替えをしてくれるそうなので、取次と店との連携で「棚のきれい化」をしたい。
8月×日
今週は連日の35度超えの猛暑。元気な蝉の声がやかましい。あまりに暑いのと、おかやまマラソンの出場機会を奪われてジョギングのモチベーションが下がり続けていたが、ラップタイムを計れる腕時計を購入して持ち直す。以前にもジョギング用の腕時計は持っていたが、汗でベルトが劣化してちぎれたため廃棄した。今後のものはベルトが交換でき、文字盤が大きく見やすい。これを使ってグラウンドの日陰コースを走ることにしよう。
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7月×日
岡山県内の観光地や特産品、グルメなどをモチーフにしたキャラクターが登場するスマートフォンゲームアプリ「桃太郎外伝 鬼詣 岡山見聞録」。山陽新聞が創刊140周年記念事業の一環で制作したとかで、誌面でも全ページ広告をしていた。話題になった「ポケモンゴー」に似たゲームアプリのようだが、特典があるらしい。早速ダウンロードしたが、鬼の封印方法が指定された漢字と同じ漢字を選ぶだけ。あまりのつまらなさに即、削除。新聞社のアプリとしては、為になるなどもっと工夫がほしかった。交換できる特産品を良くしてアプリの利用者を増やしていくらしい。新聞や書籍の読者は、こうしてスマホに時間を奪われていくのだ。
7月×日
ガチャ玉とかガチャックと呼ばれ、紙の束を挟む文房具を長年使っている。小さな金属板クリップ「ガチャ玉」によって、穴を開けずに複数の書類を綴じる連射式クリップ文房具である。ホッチキスと比べて書類に穴を空けず綴じることができ、ガチャ玉を外すとばらせる。書類の厚みによって限界があるので、厚くなると普通のクリップを使う。最近はリサイクル原料のプラスチックや紙製もあるらしい。このガチャ玉が使う人が少なくマイナーな文具になっているらしく、入手しにくくなっている。代用品はあるが、長年使っているものが使いやすい。
7月×日
岡山もやっと梅雨明け。いつ明けるのか気になっていた。昨年より16日遅いそうだ。九州などは豪雨が続いたが、昨年の西日本豪雨があったので心配していたが、岡山の梅雨の豪雨はやり過ごせた。後は台風だ。岡山市内も、昭和の初めに台風による大水で旭川が決壊して被害に遭っている。大きな台風の経路に当たらなければよいのだが…。それにしても梅雨が明けると暑い。来週も猛暑日が続くようだ。食事と睡眠、運動、そして水分補給で猛暑をのりきろう。
7月×日
取次店から、「書店の棚に置いている書籍が日焼けで背表紙が変色しているので、取り替えに行ってほしい」と連絡があった。現在棚にある書籍を入れ替えるには、その棚にどんな本があるか現地で確認して、それらの書籍を積み込んで再度出かけて、現地で入れ替えをする必要がある。取次店の担当者に連絡すると、棚の写真を撮ったという。その写真をメールで送ってもらい、その写真に写っている書籍を持参し、店長の立会いのもとに差し替えることにした。2回の訪問が1回になるとはいえ、それなりに大変。問題は、棚の書籍が古くなっている書店がかなり多いということ。
7月×日
新聞のテレビ欄の紙面。夕方の番組「もぎたて!」に「地元密着の出版社」とあった。夕方、NHK岡山放送局の若い記者さんが一人で、iPhoneと日傘を持ってやって来た。iPhoneでライブ中継する生番組だった。なんでも戦場での中継技術を民間に応用したアプリを使うとのことで。スマホのカメラで撮影した画像をそのままテレビ放映できるようになったという。社内の撮影から始まり、社長のインタビューまでの約5分。記者さんが一人でやり遂げた。災害や事件対応で導入した技術を、時々実際に使って慣れておくのだそうだ。
7月×日
新聞や雑誌は発行部数で、テレビは視聴率で媒体価値が決まり、広告料に反映されていた。新聞や雑誌の部数が減り、広告媒体がネットに移りはじめて数年。地方でも自社媒体のアピールに、フェイスブックの「いいね」数、ツイッターのフォロアー数、ホームページの月間ユニークユーザー数の多さを強調して使う。ユニークユーザーとは、決まった集計期間内にウェブサイトを訪問したユーザーの数。ちなみにフェイスブックの岡山県1の「いいね」数は、「タウン情報おかやま」の26,000だそうだ。
7月×日
元請けが広告代理店のプレゼンに同行する。提出する提案書に、企画案の一部にテキストを提供していたためだ。プレゼン後の質問に対応するため、プレゼン時に同席を求められた。プレゼンテーターが発表した後は、質問を受ける時間。プレゼンテーターから目配せがあると、私が代わって答える手はずだった。審査員は5人。それなりの肩書きのある方ばかり。私と年齢は同年代の方々ばかり(だと思う)。なぜか気持ちに余裕があり、すんなりと答えることができた。
7月×日
プレゼンの当否の結果発表は翌日。当選の連絡が入り、一人で喜びに包まれる。3週間前のプレゼンにも成功しており、今年は成功率が高い。この合格の連絡でこの仕事が終了すればいいが、ここからがスタート。その他の業務も年度末に向けて作業がびっしり。休めるかなぁ。
7月×日
おかやまマラソンの抽選漏れになって、モチベーションが上がらず、ジョギングができていない。そこで奮起して、愛称が「永忠堤」となった、百間川の取り入れ口(旭川の分流部)まで早朝ラニング。現地に近づくと堤防の上は舗装され、眺めが良さにビックリ。以前は草むら道で近づきにくかったが、まさに最適のジョギングコースになっていた。ただ当時の石垣を崩して大幅に移動していたようだ。江戸時代の堤防の形状をいかして、強度を上げるにはしかないがないのだろう。
新聞や雑誌は発行部数で、テレビは視聴率で媒体価値が決まり、広告料に反映されていた。新聞や雑誌の部数が減り、広告媒体がネットに移りはじめて数年。地方でも自社媒体のアピールに、フェイスブックの「いいね」数、ツイッターのフォロアー数、ホームページの月間ユニークユーザー数の多さを強調して使う。ユニークユーザーとは、決まった集計期間内にウェブサイトを訪問したユーザーの数。ちなみにフェイスブックの岡山県1の「いいね」数は、「タウン情報おかやま」の26,000だそうだ。
7月×日
元請けが広告代理店のプレゼンに同行する。提出する提案書に、企画案の一部にテキストを提供していたためだ。プレゼン後の質問に対応するため、プレゼン時に同席を求められた。プレゼンテーターが発表した後は、質問を受ける時間。プレゼンテーターから目配せがあると、私が代わって答える手はずだった。審査員は5人。それなりの肩書きのある方ばかり。私と年齢は同年代の方々ばかり(だと思う)。なぜか気持ちに余裕があり、すんなりと答えることができた。
7月×日
プレゼンの当否の結果発表は翌日。当選の連絡が入り、一人で喜びに包まれる。3週間前のプレゼンにも成功しており、今年は成功率が高い。この合格の連絡でこの仕事が終了すればいいが、ここからがスタート。その他の業務も年度末に向けて作業がびっしり。休めるかなぁ。
7月×日
おかやまマラソンの抽選漏れになって、モチベーションが上がらず、ジョギングができていない。そこで奮起して、愛称が「永忠堤」となった、百間川の取り入れ口(旭川の分流部)まで早朝ラニング。現地に近づくと堤防の上は舗装され、眺めが良さにビックリ。以前は草むら道で近づきにくかったが、まさに最適のジョギングコースになっていた。ただ当時の石垣を崩して大幅に移動していたようだ。江戸時代の堤防の形状をいかして、強度を上げるにはしかないがないのだろう。
7月×日
昭和30年代の岡山市街地の写真を見て面白がる主な世代は、1970年代に学生時代だった人たち。最近読んだ本で格別に面白かったのが、東野圭吾の『あの頃僕らはアホでした』。推理小説とは縁遠く、東野圭吾の良い読者でもない私が、ふと手にしたのがこの文庫本。東野圭吾とは同世代で、1970年代が学生だった。この本が、東野圭吾の学生時代を書いた自伝的エッセイと知って読み始めたら、面白いことこの上ない。真夜中に笑いを押し殺して読んだ。原田宗典の『十七歳だった! 』(集英社文庫)をさらに上回る。今読んでいるのが冒険家の高野秀行『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)。これまた面白い。この3冊は私のお勧め「青春・腹抱えおもしろ三部作」。
7月×日
岡山市内の美術館で所蔵品の写真掲載を申請したら、先月から管理を外部に委託したため、DNPという会社に申し込むように指示される。DNPは印刷会社だが、美術品の画像管理をしていることは知られていた。申請をしてみると、その使用料の高さに驚いた。これまでこの美術館の使用料(カラー、本文も表紙も)は8,000円、教育利用なら3,000円だった。ところがDNPはA5判で16,000円、表紙掲載なら23,000円のうえ、教育利用の割引きはしない。大手出版社なら問題にもないのだろうが、中小の出版社は「掲載をしないでおこう」となりかねない。外部委託はよいのだが、管理料が高すぎるのではないか。
6月×日
約束の時間に待ち合わせの場所に行くと、場所が違っていたことがあった。本社でということになっていたが、実際はその会社の工場だった。本社と工場は隣の市で、15分ほど遅れて到着。こちらは平謝り。帰ってメールを確認すると、待ち合わせ場所はやはり本社。その後に工場に変わり、変更になったことをこちらに連絡していなかったと分かった。待ち合わせの相手から「連絡をしていませんでした」と言われたが、それはそれで仕方がない。そういうことは誰にでもある。おおらかにいこう!
7月×日
TV局の同行取材で、香川県にある会社の社長インタビュー。開口一番に「楽しくなければ仕事でない」をモットーにやってきたという言葉に、どこかで聞いたことのあるようなフレーズが気になった。時間の経過に伴って、その社長が糸井重里風に見えてきた。糸井氏が経営する株式会社ほぼ日の経営指針は「やさしく、つよく、おもしろく。」。1979年の創業以来、今や社員は75名。同社の経営分析本も出ていて、理想の会社として憧れる人も多い。インタビューした社長の会社は飲食業で、若い人も多く、家族的な結束を目指しているという。人手不足の中で、若い人が集まりそうな雰囲気だった。
昭和30年代の岡山市街地の写真を見て面白がる主な世代は、1970年代に学生時代だった人たち。最近読んだ本で格別に面白かったのが、東野圭吾の『あの頃僕らはアホでした』。推理小説とは縁遠く、東野圭吾の良い読者でもない私が、ふと手にしたのがこの文庫本。東野圭吾とは同世代で、1970年代が学生だった。この本が、東野圭吾の学生時代を書いた自伝的エッセイと知って読み始めたら、面白いことこの上ない。真夜中に笑いを押し殺して読んだ。原田宗典の『十七歳だった! 』(集英社文庫)をさらに上回る。今読んでいるのが冒険家の高野秀行『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)。これまた面白い。この3冊は私のお勧め「青春・腹抱えおもしろ三部作」。
7月×日
岡山市内の美術館で所蔵品の写真掲載を申請したら、先月から管理を外部に委託したため、DNPという会社に申し込むように指示される。DNPは印刷会社だが、美術品の画像管理をしていることは知られていた。申請をしてみると、その使用料の高さに驚いた。これまでこの美術館の使用料(カラー、本文も表紙も)は8,000円、教育利用なら3,000円だった。ところがDNPはA5判で16,000円、表紙掲載なら23,000円のうえ、教育利用の割引きはしない。大手出版社なら問題にもないのだろうが、中小の出版社は「掲載をしないでおこう」となりかねない。外部委託はよいのだが、管理料が高すぎるのではないか。
6月×日
約束の時間に待ち合わせの場所に行くと、場所が違っていたことがあった。本社でということになっていたが、実際はその会社の工場だった。本社と工場は隣の市で、15分ほど遅れて到着。こちらは平謝り。帰ってメールを確認すると、待ち合わせ場所はやはり本社。その後に工場に変わり、変更になったことをこちらに連絡していなかったと分かった。待ち合わせの相手から「連絡をしていませんでした」と言われたが、それはそれで仕方がない。そういうことは誰にでもある。おおらかにいこう!
7月×日
TV局の同行取材で、香川県にある会社の社長インタビュー。開口一番に「楽しくなければ仕事でない」をモットーにやってきたという言葉に、どこかで聞いたことのあるようなフレーズが気になった。時間の経過に伴って、その社長が糸井重里風に見えてきた。糸井氏が経営する株式会社ほぼ日の経営指針は「やさしく、つよく、おもしろく。」。1979年の創業以来、今や社員は75名。同社の経営分析本も出ていて、理想の会社として憧れる人も多い。インタビューした社長の会社は飲食業で、若い人も多く、家族的な結束を目指しているという。人手不足の中で、若い人が集まりそうな雰囲気だった。
工事中
7月×日
「おかやま検定」の追加項目の情報収集にと県の観光課と観光連盟に寄る。最近の県がパンフレットなどを作り、推進している事業は目をつけていた。「岡山満喫サイクリングロード事業」「有名建築家の建築物見て歩き」「天文王国おかやま」の3つ。それぞれに道路整備課、土木部都市局建築指導課、備中県民局と担当課が違い、独自に推進しているらしい。岡山県の観光ネタとして、まとめて情報発信することはしていない。「県は縦割り行政になっているからね」と職員自らも認める。
7月×日
岡山県に関係する日本遺産は6つある。1つの市の中で完結しているもの、複数の市町村をまたがるもの、「六古窯の一つとしての備前焼」のように全国の中の一つというものなどがある。日本遺産は,地域に点在する遺産を「面」として活用して 発信することで、地域活性化を図ることを目的としているらしい。文化庁が、市町村からの申請を受けて認定をする。認定になった通知も、文化庁から市町村へ直接する。岡山県を介しないため、県の関心は薄いようだ。まとめて打ち出せば岡山県をPRするチャンスになると思うが、対応が淡白。
7月×日
第3回目のアーカイブセミナーを開催。当日参加の人もあり、会場は満席になる。1部は「昭和時代の表町商店街の古写真を見ながら─」のテーマで、書籍『岡山表町商店街』の著者によるトークイベント。参加者は商店街関係者の方が多く、古い写真や地図をプロジェクターが映すと、客席から懐かしがる声が漏れたり質問が出たりで、和やかな雰囲気で進行した。2部は「個人、商店、地域のアーカイブ」のテーマで私が拙い話を15分ほどする。自分史と写真集の3冊を例に、個人の記録をアーカイブしていくことの大切さをプレゼンしたつもり。閉会後、参加者の一人が「あなたの話がよかった」と言ってくれたのが救いだった。また機会があればやりたい。
7月×日
アーカイブセミナーの告知に、ネットの広告を使う。小社のfacebook自体でもイベントの告知を掲載する。その上で、facebookの有料広告と、 facebookの持つ機能のイベント告知(出欠、関心ありなどが表明できる)もやってみた。旧媒体の山陽新聞とリビング新聞新聞のイベント情報コーナーにも掲載。DMで案内チラシも発送する。参加者は定員30人のところ、約40人もの参加があった。3分の1は紙のチラシでファックスの申し込みがあり、3分の1は新聞に掲載された直後に電話申し込みがあり、残りの3分の1は当日参加だった。参加者が触れた宣伝媒体によって、申し込みに特色が出た。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
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岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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