11×
「おかやまマラソン」は、途中のラーメンもいただいて制限時間内にゴールし、完食と完走の目標を完遂。しかし、制限時間ギリギリというのは不本意だった。反省点として、次回以降のタイムアップのために記しておく(普段のトレーニングは除く)。
1.スタート時点に、できるだけ前へ位置しておく。事前に完走時間を自己申請するときに1時間程度の虚偽申請をして一つ前のゾーン前からスタートするのがよい。押しくら饅頭状態で進んでいくので、できるだけ前からスタートした方が有利。
2.沿道の給水と給食はほどほどにする。給水と給食のポイントは多いので、すべてのポイントで立ち止まって、口いっぱいにほおばるのはやめたほうがよい。時にラーメンは注意。じっくり味わうと思わぬ時間の経過にあ然とする。考えてみれば、ここでラーメンを食べる必要はない。
3.前日の排便と当日朝の排尿は必須。沿道のトイレは長蛇の列。特に前半のトイレに並ぶと5〜10分はタイムロスする。1回のトイレでこのロスは大きい。できればレース中にトイレに行かないのがよいが、しても1回まで。後半のトイレは空いているので、後半まで我慢できるように、前半の給水はガバガバ飲まずにセーブ気味がよい。
それにしても、沿道での応援をはじめ、多くの励ましをいただいた。最後の10キロは厳しかったが、声援の言葉に押されてゴールにたどり着くことができた。
11×
暴言連発で話題の多い次期米大統領トランプ氏。安倍首相がまだ就任もしていないトランプ氏に、土産物を持参して会いに出かけた。これに、古代中国の冊封体制を連想せずにはいられない。中国皇帝は、朝貢をしてきた周辺諸国の君主にその国の君主であることを認めて恩恵を与えて、従属関係を結んできた。良好な外交関係をつくることは重要だが、私には「朝貢外交」に見えてしまう。さて、このトランプ氏よりも、小社で話題にしたいのが「岡山弁トランプ」。映画の方言指導もする岡山弁の達人・青山融著のこのトランプは、イントネーションも分かる音符付き。岡山弁で盛り上がろう!
11×
亡くなった方が執筆しようと考えて集めていた史料を、その遺志を継いで数人で完成させようとする人のところに届けた。故人は3部作を完成するべき、その3作目の執筆に取りかかろうと史料を集めていた。やり遂げようと思っていたことが、病魔のために志半ばで中断せざるを得なかった悔しさは家人の方からも聞いていた。受け取ったダンボールは一度にクルマに積むことができず、2回の移送になった。故人の遺志を実現するため、そのお手伝いの一端でもできればと、史料の移送を買って出た。数年かかるかもしれないが、遺志を貫徹してもらえるように少しでも役に立ちたいものだ。
11×
「晴れの国おかやま検定」の申込み期間が始まった。試験日は来年2月5日。申込み期間は11月14日から12月16日まで。昨年から受験対策をしている方、「晴れの国達人」(90点以上)を目指している方は追い込みのころになる。一から始めるのは少し遅いかもしれないが、始めるなら今からだ。まさにこの時期、公式参考書が残部僅少になった。書店の棚には残っているが、小社の書庫には無くなりつつある。増刷するには申込期間を過ぎれば動かなくなるので、リスクが大きい。こんな時に、注文毎に印刷・製本する方法があるのだが…。平時に、実験的な取り組みをしておくべきだった。
11×
学校の記念誌を納品。B5判、布張り上製本、函付きという記念誌。学校から、記念誌らしい見栄えのする書籍にというオーダーがあり、上品かつ豪華な体裁に努めた。布は絹仕様で、文字は金箔。函は化粧箱で銀色に。納品後に理事の方から望外の言葉をいただいた。こうした記念誌の制作は長期になることが多いが、やりがいもある。関係者の方々も後世に残そうと、現在のできる限りの情報を集め、整理して収録しようとする。その結晶が記念誌となる。その会社や学校、団体の歴史を調べようとするとき、まず記念誌をたどっていく。団体の歴史、個人の歴史が、地域の歴史。
「おかやまマラソン」は、途中のラーメンもいただいて制限時間内にゴールし、完食と完走の目標を完遂。しかし、制限時間ギリギリというのは不本意だった。反省点として、次回以降のタイムアップのために記しておく(普段のトレーニングは除く)。
1.スタート時点に、できるだけ前へ位置しておく。事前に完走時間を自己申請するときに1時間程度の虚偽申請をして一つ前のゾーン前からスタートするのがよい。押しくら饅頭状態で進んでいくので、できるだけ前からスタートした方が有利。
2.沿道の給水と給食はほどほどにする。給水と給食のポイントは多いので、すべてのポイントで立ち止まって、口いっぱいにほおばるのはやめたほうがよい。時にラーメンは注意。じっくり味わうと思わぬ時間の経過にあ然とする。考えてみれば、ここでラーメンを食べる必要はない。
3.前日の排便と当日朝の排尿は必須。沿道のトイレは長蛇の列。特に前半のトイレに並ぶと5〜10分はタイムロスする。1回のトイレでこのロスは大きい。できればレース中にトイレに行かないのがよいが、しても1回まで。後半のトイレは空いているので、後半まで我慢できるように、前半の給水はガバガバ飲まずにセーブ気味がよい。
それにしても、沿道での応援をはじめ、多くの励ましをいただいた。最後の10キロは厳しかったが、声援の言葉に押されてゴールにたどり着くことができた。
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暴言連発で話題の多い次期米大統領トランプ氏。安倍首相がまだ就任もしていないトランプ氏に、土産物を持参して会いに出かけた。これに、古代中国の冊封体制を連想せずにはいられない。中国皇帝は、朝貢をしてきた周辺諸国の君主にその国の君主であることを認めて恩恵を与えて、従属関係を結んできた。良好な外交関係をつくることは重要だが、私には「朝貢外交」に見えてしまう。さて、このトランプ氏よりも、小社で話題にしたいのが「岡山弁トランプ」。映画の方言指導もする岡山弁の達人・青山融著のこのトランプは、イントネーションも分かる音符付き。岡山弁で盛り上がろう!
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亡くなった方が執筆しようと考えて集めていた史料を、その遺志を継いで数人で完成させようとする人のところに届けた。故人は3部作を完成するべき、その3作目の執筆に取りかかろうと史料を集めていた。やり遂げようと思っていたことが、病魔のために志半ばで中断せざるを得なかった悔しさは家人の方からも聞いていた。受け取ったダンボールは一度にクルマに積むことができず、2回の移送になった。故人の遺志を実現するため、そのお手伝いの一端でもできればと、史料の移送を買って出た。数年かかるかもしれないが、遺志を貫徹してもらえるように少しでも役に立ちたいものだ。
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「晴れの国おかやま検定」の申込み期間が始まった。試験日は来年2月5日。申込み期間は11月14日から12月16日まで。昨年から受験対策をしている方、「晴れの国達人」(90点以上)を目指している方は追い込みのころになる。一から始めるのは少し遅いかもしれないが、始めるなら今からだ。まさにこの時期、公式参考書が残部僅少になった。書店の棚には残っているが、小社の書庫には無くなりつつある。増刷するには申込期間を過ぎれば動かなくなるので、リスクが大きい。こんな時に、注文毎に印刷・製本する方法があるのだが…。平時に、実験的な取り組みをしておくべきだった。
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学校の記念誌を納品。B5判、布張り上製本、函付きという記念誌。学校から、記念誌らしい見栄えのする書籍にというオーダーがあり、上品かつ豪華な体裁に努めた。布は絹仕様で、文字は金箔。函は化粧箱で銀色に。納品後に理事の方から望外の言葉をいただいた。こうした記念誌の制作は長期になることが多いが、やりがいもある。関係者の方々も後世に残そうと、現在のできる限りの情報を集め、整理して収録しようとする。その結晶が記念誌となる。その会社や学校、団体の歴史を調べようとするとき、まず記念誌をたどっていく。団体の歴史、個人の歴史が、地域の歴史。
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直取引の書店に「おかやま検定チラシ」を持って寄ってみると、いつもの郷土本のコーナーにコミックがズラリ。郷土本がない。どこへいったのかと探すと、縮小されて別の場所に移動していた。結局、コミックは店内の約3分の1に拡大されていた。2カ月程の間に大きな変化。コミックスペースが広がり、やがて文具・雑貨コーナーも広がって、書籍は売れ筋商品しか置かなくなると、数年で……。このパターンは、もう何度も見てきた。この書店の周辺は公民館活動も盛んで歴史や環境問題に関心の人が多く、郷土本も比較的よく売ってもらっている。私の杞憂に終わることを願う。
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11×
最近は、書籍の本文文字が大きくなった。14級の文字は当たり前。高齢の方の自分史などは、著者の要望で15級を超える文字で組むことある。事務所の書棚にある古い本を開くと、文字が小さい。岩波の新書や文庫の古い書籍は、文字が小さすぎて読むのが辛い。こちらの老眼のせいもあるが、12級の文字はもう読めない。製作中の書籍のページ数を減らそうと、活字を思い切って小さくしようとしたが、せいぜい13級まで。1ページに文字は詰めて読みやすい組版にするには、文字と行間、余白のバランスが大事。電子書籍なら、自分の好みで文字の大きさやバックの色までカスタマイズできるのだが…。それにしても昭和の文字は小さい。
11×
最近読んだ『もし京都が東京だったらマップ』(岸本千佳著)。京都を東京の地名にあてはめるというもので、ネットでも公開している。皇居=京都御所をはじめとして、京都の北山は東京の代官山、京都の岡崎は東京の神楽坂、京都の嵐山は東京の奥多摩、左京区の一乗寺付近は吉祥寺〜高円寺。四条河原町付近を東京の渋谷や新宿に当てはめている。著者は不動産屋を営む。東京から京都に移住しようという人に京都の街のイメージを伝えるためにこのマップを作成したそうだ。ちなみに岡山を当てはめると、京都の嵐山は岡山の足守、東京の代々木公園はライブのできない県営グラウンド、京都の四条河原町は岡山の表町県庁通り……少々難しい。
11×
次の日曜日はいよいよ「おかやまマラソン」。今回は、完走と沿道の食べ物の完食が目標。本番の前にあたり、完走するためのアドバイスをネットやマスコミでよく目にする。新聞などでも、記者が体験取材しばがら、トレーニング法や食事について助言する。「おかやまマラソン」の公式サイトでも有森裕子氏や山口衛里氏なども、当日までの過ごし方や当日の給水や給食方法、痛みなどのトラブルの対処法も解説している。しかし経験上、体に入れる食べ物のことと同様に、出す排泄が大事。出すことを軽く扱ってはいけない。4時間を超えるランナー、時に制限時間の6時間前後のランナーには、排泄アドバイスをもっとすべき。
11×
第1回瀬戸内ブッククルーズ「イチョウ並木の本まつり」が岡山大学津島キャンパスにあるJテラスカフェで開催された。新刊や古書、ZINEなどを扱う書店や出版社、本に関わる雑貨や暮らしを彩る商品を展示販売する約30店舗が集合した。天気も場所もよく、芝生広場では子どもを遊ばせる家族連れなどでにぎわい、トークイベントやワークショッフもあった。古書店のブースにそれぞれの店の特色が出て楽しかった。私も、新刊書店で出会うことのない本を求めることができた。各地で本に親しむイベントが開かれているが、岡山では今回のものが、最も大盛況のイベントだったように思う。今後も続けてほしいブックイベントだ。
11×
「イチョウ並木の本まつり」の「お宝本紹介」イベントで、私が紹介したのは『舵をとり風上に向く者』(矢作俊彦著)。本書の刊行は30年前。内容はオールドカー、例えばロータスコルティナ、アロファロメオスパイダー、ダットサン510などの古いクルマを題材に、若い男女の物語を紡いだ14編の短編小説。漫画家としてデビューし、映画監督を目指したという著者の文体は、映像的でスタイリッシュ。20代のころに読んだこの本は、古いクルマにも関心があったので感動的だった。自宅にあふれた本はダンボール箱に詰めて実家に置いているが、この本は30年近くに手元に置いている。関連本として、五木寛之著『雨に日には車をみがいて』も紹介した。
最近は、書籍の本文文字が大きくなった。14級の文字は当たり前。高齢の方の自分史などは、著者の要望で15級を超える文字で組むことある。事務所の書棚にある古い本を開くと、文字が小さい。岩波の新書や文庫の古い書籍は、文字が小さすぎて読むのが辛い。こちらの老眼のせいもあるが、12級の文字はもう読めない。製作中の書籍のページ数を減らそうと、活字を思い切って小さくしようとしたが、せいぜい13級まで。1ページに文字は詰めて読みやすい組版にするには、文字と行間、余白のバランスが大事。電子書籍なら、自分の好みで文字の大きさやバックの色までカスタマイズできるのだが…。それにしても昭和の文字は小さい。
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最近読んだ『もし京都が東京だったらマップ』(岸本千佳著)。京都を東京の地名にあてはめるというもので、ネットでも公開している。皇居=京都御所をはじめとして、京都の北山は東京の代官山、京都の岡崎は東京の神楽坂、京都の嵐山は東京の奥多摩、左京区の一乗寺付近は吉祥寺〜高円寺。四条河原町付近を東京の渋谷や新宿に当てはめている。著者は不動産屋を営む。東京から京都に移住しようという人に京都の街のイメージを伝えるためにこのマップを作成したそうだ。ちなみに岡山を当てはめると、京都の嵐山は岡山の足守、東京の代々木公園はライブのできない県営グラウンド、京都の四条河原町は岡山の表町県庁通り……少々難しい。
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次の日曜日はいよいよ「おかやまマラソン」。今回は、完走と沿道の食べ物の完食が目標。本番の前にあたり、完走するためのアドバイスをネットやマスコミでよく目にする。新聞などでも、記者が体験取材しばがら、トレーニング法や食事について助言する。「おかやまマラソン」の公式サイトでも有森裕子氏や山口衛里氏なども、当日までの過ごし方や当日の給水や給食方法、痛みなどのトラブルの対処法も解説している。しかし経験上、体に入れる食べ物のことと同様に、出す排泄が大事。出すことを軽く扱ってはいけない。4時間を超えるランナー、時に制限時間の6時間前後のランナーには、排泄アドバイスをもっとすべき。
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第1回瀬戸内ブッククルーズ「イチョウ並木の本まつり」が岡山大学津島キャンパスにあるJテラスカフェで開催された。新刊や古書、ZINEなどを扱う書店や出版社、本に関わる雑貨や暮らしを彩る商品を展示販売する約30店舗が集合した。天気も場所もよく、芝生広場では子どもを遊ばせる家族連れなどでにぎわい、トークイベントやワークショッフもあった。古書店のブースにそれぞれの店の特色が出て楽しかった。私も、新刊書店で出会うことのない本を求めることができた。各地で本に親しむイベントが開かれているが、岡山では今回のものが、最も大盛況のイベントだったように思う。今後も続けてほしいブックイベントだ。
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「イチョウ並木の本まつり」の「お宝本紹介」イベントで、私が紹介したのは『舵をとり風上に向く者』(矢作俊彦著)。本書の刊行は30年前。内容はオールドカー、例えばロータスコルティナ、アロファロメオスパイダー、ダットサン510などの古いクルマを題材に、若い男女の物語を紡いだ14編の短編小説。漫画家としてデビューし、映画監督を目指したという著者の文体は、映像的でスタイリッシュ。20代のころに読んだこの本は、古いクルマにも関心があったので感動的だった。自宅にあふれた本はダンボール箱に詰めて実家に置いているが、この本は30年近くに手元に置いている。関連本として、五木寛之著『雨に日には車をみがいて』も紹介した。
工事中
11×
『魚水実録』上下巻の復刻版を発売(本体12,000円)。高梁方谷会が90周年の記念事業として刊行。小社は制作の依頼を受け、書店販売もする。本書は明治44年に刊行され、絶版になっていたもの。古書店サイトでは6万円の値がついていたこともあったという。高梁方谷会が割引き価格で予約販売をして約300部を受け付けたという。弊社には地方小から1冊、アマゾンから10冊(販売予測数か?)の申込みがあった。この手の高額商品は、場所もとるし書店には置いてもらえない。ネット販売向け商品といえる。サイト上での販売の仕方を研究した方がよいのかもしれない。
11×
夏に実施したダイレクトメールの集計が出た。毎年、DMで割引きで購読の案内をしている。前年より売上げはアップ。購入書籍のランキングリストを見ると、近刊の予約購読の注文が最も多い。リストの下部に目をやると、1冊の注文が約80件で、書籍の種類はバラバラ。そして2冊の注文が約10件。3冊の注文も同じく約10件。購買できた書籍のグラフは、かなりのロングテールになる。購読者の趣向は千差万別。小社の20年間の成果で発行書籍の種類は約500冊。品切れの書籍は増えているが、この多品種が顧客の多様なニーズに対応したということ。このロングテールを大切にしよう。
11×
新刊『魚水実録』上下巻の復刻版が重い。抱えて持ち運びしなければならない。菊判、上製本、上下巻函入り。頁数は上巻 977頁、下巻 715頁、附記 56頁で、合計1,748頁。本体12,000円+税。近年にない重量本だ。小社にはこれ以上の重量本がある。6年前に刊行した『野崎台湾塩行の研究—近代日本塩業・台湾塩業』(ナイカイ塩業株式会社)だ。菊判、上製本、上下巻函入り。上巻1,294頁、下巻1,342頁で、合計2,636頁。背幅を比較すると、『魚水実録』は9センチ、『野崎台湾塩行の研究』は13センチ。いずれも一次史料。後世の研究者の役だってくれることを望む。
11×
小社がアマゾンで販売を始めて8年ほど。最初は半信半疑でスタートし、最初は月に数千円の売上げだった。毎年売上げを伸ばし、最初の年の売上げが最近の月の売上げにまでになっている。今では書籍販売の大きな柱になっている。アマゾンは、これまで公取委が独占禁止法違反の件や、電子書籍読み放題サービスで人気本をラインアップから外したことなど、何かと話題を提供している。書店の売上げが伸び悩む中で、唯一業績を伸ばしているのも事実。そのアマゾンとの交渉の甲斐あって、マージンをアップすることに成功。同じ販売数で売上げが伸びるのは歓迎だ。
11×
新刊『グローバル化に大学は如何に対応すべきか』を刊行。就実大学経営学部のグローカルブックの第3弾。グローバル化時代には、文部科学省も海外進出する企業も対応を考えていかなければならない。が、小社のようなグローバル化できないローカルの極小出版社にいる私には、グローバル化の動きに不安を覚えないわけでもない。技術の流出や産業の空洞化、失業率の増加安価な商品との競争激化、伝統的な文化の破壊、学生からの英語教育の推進等々。輸出品はまだいいが、輸入品、特に食糧は不安が大きい。TTP、そんなに急いで大丈夫か!
11×
大阪府内を発着する両備バスの運転手が、運転中にスマートフォンで「ポケモンGO」をしていたとニュース。ハンドル越しにスマホを操作する姿がインターネットの動画サイトに投稿されていたらしい。ネット時代の事件で、ネット時代らしい発覚の仕方だ。運転中に「ポケモンGO」に夢中になり、子どもをひいたというニュースもあった。運転中にゲームなどやめてくれ! 津山の鶴山公園の周辺にたくさんの自動車が集まり、みんな車の中でスマホをいじくり、車から出てもスマホを見ながら歩き回り、土産物店には見向きもせず、帰って行ったという話も聞いた。ネット時代の弊害。
11×
『魚水実録』上下巻の復刻版を発売(本体12,000円)。高梁方谷会が90周年の記念事業として刊行。小社は制作の依頼を受け、書店販売もする。本書は明治44年に刊行され、絶版になっていたもの。古書店サイトでは6万円の値がついていたこともあったという。高梁方谷会が割引き価格で予約販売をして約300部を受け付けたという。弊社には地方小から1冊、アマゾンから10冊(販売予測数か?)の申込みがあった。この手の高額商品は、場所もとるし書店には置いてもらえない。ネット販売向け商品といえる。サイト上での販売の仕方を研究した方がよいのかもしれない。
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夏に実施したダイレクトメールの集計が出た。毎年、DMで割引きで購読の案内をしている。前年より売上げはアップ。購入書籍のランキングリストを見ると、近刊の予約購読の注文が最も多い。リストの下部に目をやると、1冊の注文が約80件で、書籍の種類はバラバラ。そして2冊の注文が約10件。3冊の注文も同じく約10件。購買できた書籍のグラフは、かなりのロングテールになる。購読者の趣向は千差万別。小社の20年間の成果で発行書籍の種類は約500冊。品切れの書籍は増えているが、この多品種が顧客の多様なニーズに対応したということ。このロングテールを大切にしよう。
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新刊『魚水実録』上下巻の復刻版が重い。抱えて持ち運びしなければならない。菊判、上製本、上下巻函入り。頁数は上巻 977頁、下巻 715頁、附記 56頁で、合計1,748頁。本体12,000円+税。近年にない重量本だ。小社にはこれ以上の重量本がある。6年前に刊行した『野崎台湾塩行の研究—近代日本塩業・台湾塩業』(ナイカイ塩業株式会社)だ。菊判、上製本、上下巻函入り。上巻1,294頁、下巻1,342頁で、合計2,636頁。背幅を比較すると、『魚水実録』は9センチ、『野崎台湾塩行の研究』は13センチ。いずれも一次史料。後世の研究者の役だってくれることを望む。
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小社がアマゾンで販売を始めて8年ほど。最初は半信半疑でスタートし、最初は月に数千円の売上げだった。毎年売上げを伸ばし、最初の年の売上げが最近の月の売上げにまでになっている。今では書籍販売の大きな柱になっている。アマゾンは、これまで公取委が独占禁止法違反の件や、電子書籍読み放題サービスで人気本をラインアップから外したことなど、何かと話題を提供している。書店の売上げが伸び悩む中で、唯一業績を伸ばしているのも事実。そのアマゾンとの交渉の甲斐あって、マージンをアップすることに成功。同じ販売数で売上げが伸びるのは歓迎だ。
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新刊『グローバル化に大学は如何に対応すべきか』を刊行。就実大学経営学部のグローカルブックの第3弾。グローバル化時代には、文部科学省も海外進出する企業も対応を考えていかなければならない。が、小社のようなグローバル化できないローカルの極小出版社にいる私には、グローバル化の動きに不安を覚えないわけでもない。技術の流出や産業の空洞化、失業率の増加安価な商品との競争激化、伝統的な文化の破壊、学生からの英語教育の推進等々。輸出品はまだいいが、輸入品、特に食糧は不安が大きい。TTP、そんなに急いで大丈夫か!
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大阪府内を発着する両備バスの運転手が、運転中にスマートフォンで「ポケモンGO」をしていたとニュース。ハンドル越しにスマホを操作する姿がインターネットの動画サイトに投稿されていたらしい。ネット時代の事件で、ネット時代らしい発覚の仕方だ。運転中に「ポケモンGO」に夢中になり、子どもをひいたというニュースもあった。運転中にゲームなどやめてくれ! 津山の鶴山公園の周辺にたくさんの自動車が集まり、みんな車の中でスマホをいじくり、車から出てもスマホを見ながら歩き回り、土産物店には見向きもせず、帰って行ったという話も聞いた。ネット時代の弊害。
10×
昨日が岡山県知事選挙。民、民進、公明党と日本維新の会の県組織が推した伊原木氏の得票率は88.6%だったそうだ。この再選の結果は誰もが予想できた。みんながそう思って、投票に行かなかった。投票率は33・9%で過去最低。前知事は「前期の最重要課題として掲げてきた教育再生と産業振興の2本柱がまだ道半ば」なので、路線継続をと訴えた。国政のどこかの総裁の口ぶりに似ていた。それにしてもこの投票率を上げるには、かつて教育県になったごとく、各地に私塾、この場合は政治塾・政策塾を立ち上げ、立候補者を増やすしかないのでは。
10×
『農業機械の先駆者たち』の件ということで、岡山シティミュージアムの学芸員から電話が入った。同ミュージアムは岡山市の歴史と今を記録展示し、次世代へ引き継ぐ、市民が主役の博物館。要件は、本書にある岡山における農業機械の歴史を常設展で展示したいということだった。たいへん結構なことで、ぜひともお願いしたいとお伝えした。これから著者の協力をあおぎながら展示物を収集するとのことで、実際の展示は再来年ごろになるという。本書がきっかけでリアルの博物館の展示になるというのは本望。
10×
車を乗り換えて半年。リコール通知があった。「パーキングケーブルの固定方法が不適切なため、車両振動によりケーブルが作動レバーから外れおそれがあり…」、「お早めに点検・修理を…」とのこと。仕方がないので、ディーラーに持ち込んだ。30分ほどで部品を装備して終わった。車の業界では、リコールがあった場合、購入したユーザーが自分でディーラーに持ち込んで修理をしてもらう。だが、これが出版業界だったら、購入者に持ってきてもらうというわけにはいかない。悩ましいところ。
10×
岡山県と鳥取県のアンテナショップから、弊社の書籍の点数を絞って3種類だけにすると連絡があった。『晴れの国おかやま検定公式テキスト』が外れていたので、これを追加で置いてほしいとお願いすると、会社の方針でできないという。岡山県から受託している業者が、岡山県が推進する「晴れの国おかやま検定」の書籍が置けないのは問題だ。事情は売上げが芳しくなく、売れ筋の商品の売り場を広げ、売れない物は排除したいという意向がうかがえた。結局、別枠で置いてもらうことになったが、どうもしっくりこない。
10×
倉敷の書店の閉店前に、自社本の回収に行く。直に卸していた書店なので、本の数を全品チェック。それらをダンボールに詰めると4箱に。取次店から地方小経由で返品されるダンボール数に相当する。店を出る前に店長に挨拶する。店長は閉店の直接の原因を、「倉敷駅にできた書店が学習参考書の品ぞろえを充実させたので、学生さんの来店がなくなったことが大きい」という。そして「限られたパイの取り合いだから、しかたがない」とも。書店の厳しい状況は相変わらずだ。
10×
いろんな媒体の書評欄で紹介されている『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』(Eiko著)。毎日3種類のストレッチを5分程度やれば、4週間後には開脚できるということらしい。この本、糸で綴った背中がそのまま見える製本で、コデックス装というらしい。本が180度が開き、ベターッと「開脚状態」で置ける。なるほど、本の内容にピッタリの製本法を採用している。この本を開いて前に置き、読みながら実践すれば、私でもベターッと開脚できるようになるのか、なる気がする。
昨日が岡山県知事選挙。民、民進、公明党と日本維新の会の県組織が推した伊原木氏の得票率は88.6%だったそうだ。この再選の結果は誰もが予想できた。みんながそう思って、投票に行かなかった。投票率は33・9%で過去最低。前知事は「前期の最重要課題として掲げてきた教育再生と産業振興の2本柱がまだ道半ば」なので、路線継続をと訴えた。国政のどこかの総裁の口ぶりに似ていた。それにしてもこの投票率を上げるには、かつて教育県になったごとく、各地に私塾、この場合は政治塾・政策塾を立ち上げ、立候補者を増やすしかないのでは。
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『農業機械の先駆者たち』の件ということで、岡山シティミュージアムの学芸員から電話が入った。同ミュージアムは岡山市の歴史と今を記録展示し、次世代へ引き継ぐ、市民が主役の博物館。要件は、本書にある岡山における農業機械の歴史を常設展で展示したいということだった。たいへん結構なことで、ぜひともお願いしたいとお伝えした。これから著者の協力をあおぎながら展示物を収集するとのことで、実際の展示は再来年ごろになるという。本書がきっかけでリアルの博物館の展示になるというのは本望。
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車を乗り換えて半年。リコール通知があった。「パーキングケーブルの固定方法が不適切なため、車両振動によりケーブルが作動レバーから外れおそれがあり…」、「お早めに点検・修理を…」とのこと。仕方がないので、ディーラーに持ち込んだ。30分ほどで部品を装備して終わった。車の業界では、リコールがあった場合、購入したユーザーが自分でディーラーに持ち込んで修理をしてもらう。だが、これが出版業界だったら、購入者に持ってきてもらうというわけにはいかない。悩ましいところ。
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岡山県と鳥取県のアンテナショップから、弊社の書籍の点数を絞って3種類だけにすると連絡があった。『晴れの国おかやま検定公式テキスト』が外れていたので、これを追加で置いてほしいとお願いすると、会社の方針でできないという。岡山県から受託している業者が、岡山県が推進する「晴れの国おかやま検定」の書籍が置けないのは問題だ。事情は売上げが芳しくなく、売れ筋の商品の売り場を広げ、売れない物は排除したいという意向がうかがえた。結局、別枠で置いてもらうことになったが、どうもしっくりこない。
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倉敷の書店の閉店前に、自社本の回収に行く。直に卸していた書店なので、本の数を全品チェック。それらをダンボールに詰めると4箱に。取次店から地方小経由で返品されるダンボール数に相当する。店を出る前に店長に挨拶する。店長は閉店の直接の原因を、「倉敷駅にできた書店が学習参考書の品ぞろえを充実させたので、学生さんの来店がなくなったことが大きい」という。そして「限られたパイの取り合いだから、しかたがない」とも。書店の厳しい状況は相変わらずだ。
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いろんな媒体の書評欄で紹介されている『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』(Eiko著)。毎日3種類のストレッチを5分程度やれば、4週間後には開脚できるということらしい。この本、糸で綴った背中がそのまま見える製本で、コデックス装というらしい。本が180度が開き、ベターッと「開脚状態」で置ける。なるほど、本の内容にピッタリの製本法を採用している。この本を開いて前に置き、読みながら実践すれば、私でもベターッと開脚できるようになるのか、なる気がする。
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最近の電子書籍の話題は、アマゾンの電子書籍読み放題サービス「kindle unlimited」で、提供作品を削除された大手出版社が抗議したこと。「120万冊の電子書籍が月額980円で読み放題」でスタートしたが、アマゾンの誤算があった。想定以上のダウンロード利用があり、出版社に支払う費用が莫大になり、アマゾンがストップをかけたという。1割以上が読まれた場合、1冊まるごと読まれたのと同じ金額を出版社に支払う条件だったとか。アマゾンの見込み違いであり、ここはアマゾンが謝るというのが日本では筋だろう。それにしても、電子書籍も読み放題が当たり前の時代になるのか?
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週に数回、アマゾンから発注があり、宅急便で送り出す。送った書籍が発注の数と違うという連絡があるので、ダンボールに詰め込む前に写真を撮っている。今回、発注数の通りに送ったにもかかわらず、足りないと連絡があった。そこで写真を添付して「送っているはず。再確認を」と連絡していたところ、「発注数通りに受領していた」と返事があった。さらに「担当部署でもこの問題を深刻に受け止めております。すでに改善に向けた取り組みを開始しております。今後も引き続き、問題解決に向けて全力で取り組んで参りますので、……」と。アマゾンも謝るんだ。
10×
昨年発刊した本の続編をつくることになった。第1作目は、製本を新しい「PUR製本」にした。PURとはポリウレタンリアクティブの略で、新しい接着剤を使用する製本のこと。本の開きがよいというのが特徴ということだった。ところが、完成品は本の開きはよいが、元に戻りにくくい。開いた痕が残るものだった。全面写真の場合、接着剤と一緒に紙が剥がれ、写真が破れたようになる。製本所のやり方の失敗ではと思った程だ。製本所に問い合わせたら、こういうものとのこと。第2弾はこれまでの無線とじにすることに。新しい技術なら、すべてよいとは限らない。
10×
この日、あさのあつこ氏にインタビューして、岡山市長とあさのあつこ氏との対談に立ち会った。現在、同氏は岡山の歴史をテーマにした短いストーリーを執筆中。作家にとっては短すぎる分量のようだ。代表作『バッテリー』など現代物以外に、『弥勒の月』『夜叉桜』など歴史小説も手がけている。今回のものは、歴史小説ではなく時代小説なので、物語の制約も多い。歴史の一瞬を切り取り、その時代の登場人物の心情を、現代に生きる読者の心によみがえらせるという。書き下ろし原稿を待ちたい。市長もかなり岡山の歴史好きのようで、二人の話は時間オーバーだった。
10×
地震に遭ったのは、津山で建物の2階にいたとき。建物は古く、かなり揺れた。道向かいにあった歯医者のドアのガラスが、割れて落ちたのが見えた。スマホには「鳥取中部震度6弱」と表示。慌てて従業員と外に出た。前回の鳥取西部地震のときには、福山市内を車で走っていた。電柱と電線が激しく揺れた。阪神・淡路大震災のときには寝ていたが、揺れで目が覚めた。いつどこで発生するかも分からない地震。原発の近くが震源にならないとも限らない。建物にヒビが入り冷却水が漏れ出したら…。地震の最悪の事態は原発事故。再稼働なんて、とんでもない。
最近の電子書籍の話題は、アマゾンの電子書籍読み放題サービス「kindle unlimited」で、提供作品を削除された大手出版社が抗議したこと。「120万冊の電子書籍が月額980円で読み放題」でスタートしたが、アマゾンの誤算があった。想定以上のダウンロード利用があり、出版社に支払う費用が莫大になり、アマゾンがストップをかけたという。1割以上が読まれた場合、1冊まるごと読まれたのと同じ金額を出版社に支払う条件だったとか。アマゾンの見込み違いであり、ここはアマゾンが謝るというのが日本では筋だろう。それにしても、電子書籍も読み放題が当たり前の時代になるのか?
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週に数回、アマゾンから発注があり、宅急便で送り出す。送った書籍が発注の数と違うという連絡があるので、ダンボールに詰め込む前に写真を撮っている。今回、発注数の通りに送ったにもかかわらず、足りないと連絡があった。そこで写真を添付して「送っているはず。再確認を」と連絡していたところ、「発注数通りに受領していた」と返事があった。さらに「担当部署でもこの問題を深刻に受け止めております。すでに改善に向けた取り組みを開始しております。今後も引き続き、問題解決に向けて全力で取り組んで参りますので、……」と。アマゾンも謝るんだ。
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昨年発刊した本の続編をつくることになった。第1作目は、製本を新しい「PUR製本」にした。PURとはポリウレタンリアクティブの略で、新しい接着剤を使用する製本のこと。本の開きがよいというのが特徴ということだった。ところが、完成品は本の開きはよいが、元に戻りにくくい。開いた痕が残るものだった。全面写真の場合、接着剤と一緒に紙が剥がれ、写真が破れたようになる。製本所のやり方の失敗ではと思った程だ。製本所に問い合わせたら、こういうものとのこと。第2弾はこれまでの無線とじにすることに。新しい技術なら、すべてよいとは限らない。
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この日、あさのあつこ氏にインタビューして、岡山市長とあさのあつこ氏との対談に立ち会った。現在、同氏は岡山の歴史をテーマにした短いストーリーを執筆中。作家にとっては短すぎる分量のようだ。代表作『バッテリー』など現代物以外に、『弥勒の月』『夜叉桜』など歴史小説も手がけている。今回のものは、歴史小説ではなく時代小説なので、物語の制約も多い。歴史の一瞬を切り取り、その時代の登場人物の心情を、現代に生きる読者の心によみがえらせるという。書き下ろし原稿を待ちたい。市長もかなり岡山の歴史好きのようで、二人の話は時間オーバーだった。
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地震に遭ったのは、津山で建物の2階にいたとき。建物は古く、かなり揺れた。道向かいにあった歯医者のドアのガラスが、割れて落ちたのが見えた。スマホには「鳥取中部震度6弱」と表示。慌てて従業員と外に出た。前回の鳥取西部地震のときには、福山市内を車で走っていた。電柱と電線が激しく揺れた。阪神・淡路大震災のときには寝ていたが、揺れで目が覚めた。いつどこで発生するかも分からない地震。原発の近くが震源にならないとも限らない。建物にヒビが入り冷却水が漏れ出したら…。地震の最悪の事態は原発事故。再稼働なんて、とんでもない。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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