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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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大学の先生らが複数で執筆することになっている書籍の企画。ついに著者から、「In Design」のデータで入稿された。「In Design」はプロ用の編集ソフトで、著者が使う必要はない。大学の先生の中には、ワード原稿に図版や写真を張り付けて入稿する方はおられた。共同執筆などで、分担のページ数に自分の納得する図版の位置や大きさにして提出されることが多いようだ。データを渡した印刷所のオペレーターさんは、あくまでレイアウト見本ですね、と。今回のことで、少し「In Design」を勉強しておこうと思った。
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家の近くあった書店の前を通ると、ドアに「8月末で閉店します」の張り紙。この書店は、現在の丸の内の事務所に移る前、津島の事務所の近所にあり、書籍と文具、そして化粧品を扱う店だった。また一店、書店がなくなった。閉店といえば、事務所近くの県庁通りにあったコンビニも閉店した。「契約更新をしないことにした」ということだ。近くのコンビニがなくなると、不便に感じる。当たり前だったことが、そうではなくなる。閉めた書店の周辺の人たちも、不便を感じているだろう。
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全米オープンで錦織が準優勝。数年前にテニスを遊びでやっていたころ、世界のトップ選手と互角に戦う日本人選手はいなかった。快挙であるし、称賛されるべきこと。新聞やテレビは、本人の子ども時代のことや周辺のコーチのことなどに広げて大々的に取り上げる。数日経って、新聞に掲載された週刊誌の広告を見ると「錦織のカネと女」など、売らんがための強烈な見出し。週刊誌は人間の欲望と好奇心を刺激する記事をつくる。週刊誌は数年前まではここまで下品ではなかったように思うのだが‥。
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『命の授業』のプレスリリースを発送。新聞社や専門誌などマスコミが紙面で紹介してくれるかどうかは、広告費をかけられない小出版社にとっては重要な問題。特に、発行部数の多い地元紙の影響力は多いので、プレスリリースを送る媒体として欠かせない。ただ、取り上げられても書店でドッと売れることはほとんどないというのが実際のところ。しかし、紹介されたことをネット上などで次の宣伝材料にする。とにかく本の存在を多くの人にしてほしい。
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そういえば、この日、某国営テレビ局から9月13日は「名字の日」だから「岡山の名字について書いている本を教えてほしい」と電話があった。「そのような本は出していないです」「名字のことを調べている人を知りませんか?」「知りません」「・・・・・」。これまでの経験上、どうもテレビ局の方は短時間、即席、安直を追求する人が多い、ような印象がある。これって偏見? 「なんでもかんでも聞いてくるよな」と、社内から声が挙がった。頼りにされている存在というのはいいのだが…。
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過去の掲載記事の訂正など、何かと話題が多い朝日新聞。池上彰氏のコラム記事の掲載を拒否し、社内から批判の声が挙がり、池上氏に謝罪してすぐに掲載した一連の事態には、がっかり。このコラムを読んだが、掲載拒否するよう内容ではない。池上氏は、朝日新聞が従軍慰安婦の記事の修正をした誌面の中に謝罪がなかったことを批判しただけだ。池上氏は新聞社から謝罪をされたので、掲載を許した。それにしても、あの程度の記事で掲載拒否する新聞社の上層部はかなり敏感になっていたか、硬直しているようだ。
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「月刊住職」が届く。『そば粉聖人物語』の書評はなく、全国の過疎地にあるお寺の中で地域を活性化させている仏教的な活動の例として、そば粉聖人の顕彰活動を紹介していた。この雑誌に掲載されている特集は、どれも切り口がユニーク。「剃髪にはどんな機種を使えば快適か」「入れ墨のある者が入門を求めてきたらどうするか」「お寺はなぜ捨てられるのか」「なぜ葬儀から香典の儀礼がなくなっていいのか」などの特集に、かなりの頁を使っている。さすがにお寺の住職向けの専門誌。
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福山市の著者宅に納品。次の日曜日が出版記念会のため、準備があるとのことだったので早めに届ける。入稿から半年。頁数が400頁を超え、修正も多かったので途中、間に合うかどうか不安になる時期もあったが、なんとか無事納品。単独著者で、校正にも協力いただいただいたことが、スムーズに進められた要因だろう。少部数の刊行で、関係者の方を招いて手渡すということだ。執筆に3年かけたと聞いており、とにかく「著書を持つという夢」のお手伝いができてよかった。
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『命の授業』を発刊。本書は、集団暴行で息子さんを亡くされた母親が悲しみを乗り越えて、命の大切さを語りかける講演を収録。編者は、犯罪被害者の支援活動をしている「おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ」。犯罪被害者の遺族が講師となって、学校などで講演活動を続けている。より多くの方にも知ってほしいと、書籍にする企画が公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」らの協力によって立ち上がったのは昨年。多くの方の寄付もいただいた。子どもたちを被害者にも加害者にもしないためにも、この本を広めたい。
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自転車で通勤していると、天気予報が気になる。民間の天気予報会社のアプリで、次の日の天気を確認しながら、自転車で帰るかどうか決めている。雨の予報だと、自転車に乗らない。この1カ月は、天気予報が外れることが多かった。曇りの予報なので自転車で帰ると、次の日は雨。妻に送ってもらったことも。予報がはずれると思って、自転車に乗る回数が減っている。この夏は島で大きな災害があったように異常気象。岡山も自然災害に気をつけねば。岡山がいつも安全とは限らない。
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東京首都圏に鳥取県と岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」が、9月28日にオープン予定。店の運営業者が商品の仕入をネット受け付けていると聞いて、県の担当課を訪ねる。JANコードが必要とか、商品ごとに個々に申し込む必要があるとかなど条件はあるが、出品料は不要。採用するかどうかはもちろん、販売期間などもすべて運営業者が決める。商品の出品手続きはすべてネット受け付け。エントリーは済ませたが、これで仕入業者も納入業者も顔を会わせることもなく、結果待ちなのだろうか。
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新聞社主催のカルチャー教室で著者の講演会があるというので、出張販売に。地元の人物をテーマにしているためか、参加費は有料にもかかわらず関心が高く、教室はいっぱい。意識の高い人が多いためなのか、既に関連本は購入しているのかもしれない。小規模の成果しか出せず。コンベンションセンターなどの大会場で開催する大きな学会のようなものであれば、結果は違うのであろうが…。地道に積み重ねるしかないが、今回は販売の可能性を探るということでしかなかった。
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書籍の奥付の発行日を決めるとき、著者の指定日がなければ、大安の日にすることが多い。仏滅は避けている。何となくだが、験を担いでいるのだろう。病院の機関誌の発行日を、大安日だった9日にしたら、病院では9のつく日にはしないと、変更された。世代により、立場により、人によって、基準はまちまち。玄関に塩を盛る、夜は爪を切らない、勝負事の前にトンカツ、手のひらに人と書いて飲み込む、おせち料理の数の子や豆、レンコン、鯛…。「これは験を担いでいる」という、ご本人の気持ちが大切。
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ここだけの話。今年、岡山に開店する予定の大型書店は、期待できそうだ。かなり斬新で魅力的な店舗を計画しているようで、その構想のコンセプトは大人のための店づくり。都会的で最先端の店づくりを目指しているということだろう。寂しい情報が飛び交う書店業界にあって、ワクワクさせる書店が登場する…。私は大いに期待している。早く見たい、行ってみたい。今後は、イオンモール岡山の各店舗からこうした情報が出て、期待感が高まっていくのだろう。
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県庁や市役所の仕事をするには、業者登録をしておかなければならない。決算書や納税証明書など、数種類の書類を作成して提出。官公庁にとっては通常の分量かもしれないが、民間企業の感覚では「膨大」。書き方のマニュアルはホームページにあり、書き込みの書類はダウンロードできるが、専用の説明会場を臨時に設けて多くの業者が詰めかけている。提出書類をチェックされ、細かいことを訂正されて、やっと受け付けてもらう。うんざりしながら、もっと合理的なやり方があるのんじゃないの、と思ってしまった。
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「ほんとまち大賞」の審査会を開催。まず応募していただいた方々に感謝。どの作品も個性が出た力作で、甲乙つけ難い。しかし、大賞を決めるには優劣をつけなければならない。今回は第一次審査。まず、各作品を読んだ審査委員が評価点を述べあった。それぞれの審査委員の評価は概ね同傾向。応募のあった32作品の中から、高得点を獲得した上位7人の作品を選出した。さらに細かい評価基準を設けて読み込み、9月上旬に第二次審査をすることに。発表は9月下旬の予定。
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児島の野崎家旧宅で所用を済ませてから、旧児島図書館に寄った。ジーンズメーカーの「KAPITAL」が同図書館の建物を買い取り、工場とショップ、それに古書店「SOHO BOOKSTORE」を設けている。この書店の選書をしたのは、東京にある古書店「森岡書店」の店主・森岡督行氏。このことを知ったのは『荒野の古本屋』(晶文社)を読んでから。児島図書館に「KAPITAL」が入って姿を変えていたのも驚いたが、「SOHO BOOKSTORE」に展示されている古書にも驚く。「KARITAL」の衣類のように個性的で独特。店全体の雰囲気をうまく演出している。
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東北震災後すぐ、印刷屋周辺から、「製紙工場が浸かって紙が足らなくなる」「紙の値段が上がる」などと言われていた。この本『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』(佐々涼子著・早川書房)の舞台になっている宮城県の日本製紙石巻工場のことだったのだ。日常的に書籍用紙のお世話になっているわけが、その紙がどこで、どんな人がつくっているか、全く知らなかった。震災のことを書いた新聞や雑誌よりも、あの震災を最もリアルに感じることができ、紙のありがたを知った。「やっぱり紙の本がいいよ」「あの手触りとにおいがいいのよ」という方は、ご一読を。
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社会的なプロジェクトなどに資金調達をするため、ネットを通して多くの人から出資金を集めるクラウドファンディング。最近、幅広い分野に活用されている。この投資システムで賛同者から集めたお金を利用して、出版物が刊行される。9月上旬刊行の『命の授業』(NPO法人おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ編)がそれ。犯罪に遭って息子さんを亡くされた遺族が、子どもを犯罪の被害者にも加害者にもさせたくないと活動を続けている講演内容を収録。本日校了。
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紙に書かれた文字や画像を通信回線で電送するファックス。最近、その使用頻度が減ってきた。その代わり、スキャニングしてそのデータ(PDF)を送るケースが増えた。カラーになる、見るときに拡大できる、受ける側が紙を使用しなくてよいなどのメリットがある。今日、クライアントさんに「ファックスの校正紙が読みにくい」と伝えると「じゃ、スキャンして送ります」と。コピー機がスキャニング機能を備え、資料保存などデジタル化の環境が整ってきているのだろう。
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訪問したクライアントで余談になり、「フューチャーセッション」について説明を受ける。まず理想の未来像をみんなで話し合い、そこから現在の問題に引き返しながら考えていく、新しい合意形成の方法だとか。「総論賛成、各論反対」で行き詰まる、ダラダラ長時間になる、やる気を失う会議に有効とか。これまでワールドカフェとかブレーンストーミング、ワークショップ、ファシリテーターなど外国からのカタカナ語と共に合意形成法が紹介されてきた。今回のものはどのくらい有効なのか、興味津々。
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朝一で返品5箱の処理。閉店した倉敷の大型店にあった返品だろうと思いつつ、淡々と処理。倉敷から東京に送られ、また遥かな旅をして岡山にもどってきたもの。これがあの店にあった全部なのか、分割して第一弾目を返してきているのではと疑う。ビブレにあった閉店した書店からはすべて返ってきたのか。岡山の大型店で、1階と2階の2カ所にあった郷土本のコーナーを1カ所に集約した。そのときにもたくさんの返品了解書が届いた。返品の量が大きければ、差し引きされるマイナスの金額も大きい。
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笠岡の書店に半年ぶりに寄る。店内は一部のじゅう器を替え、雰囲気が変わっていた。入り口付近で雑貨のスペースを増やしていたことで、店内の印象が違って見えた。流行りの文房具ではなく、この店はタオルや石けんなどの雑貨というが特徴。最近多くの書店で、書籍のスペースを減らして、コミックや雑誌の棚を増やし、さらには文具や雑貨はもちろん、菓子類や古書、カフェなど、店内の商品構成を変える店が増えている。積極的な対策か、現実的な対応か、苦肉の策か。
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イオンモール岡山の店情報が解禁になった。11月29日から12月4日プレオープン、12月5日にグランドオープンと発表。入居テナント約350店のうち、7割は岡山発の出店とか。中四国最大級の規模で、上層階にはレストラン街やフードコートを配置し、首都圏の人気店の飲食店を展開される。シネコンや600席のイベントホール、テレビ局のスタジオなども。今日の新聞の折込チラシで、テナントの求人情報の特集をしていた。書店は未来屋書店の入居が決まり、最近、小社にも出品の打診があった。
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先週2日間、クライアントへ朝一のアポイントがあったので、いつもより早めに朝出勤。これを機に「早朝出勤、夕方早退」のサマータイム制への切り替えを計画。が、早朝出勤をするも、帰宅時間は変わらず。勤務時間12時間。創業期のIT会社か。去年も同じような計画をしたような気もする。毎回、仕事の区切りがついたら勤務時間を見直そうとするが、なかなか。今さらながらワークライフバランスを見直したいところ。
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市役通りを車で通過したら、イオンモール岡山から旧ビブレまで橋が架かっていた。屋根のある50mの歩道橋になるという。年間2000万人とも予測されている来場者を外に出し、回遊性を高めるためらしい。イオンモール岡山の建物はほとんど出来上がり、全貌を見みせている。旧林原駐車場の敷地いっぱいの建物は巨大で、軍艦のよう。表町まで届く長距離射程の艦砲射撃でやられる店が続出すると予測もできるが、杞憂に終わりますように。
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経産省の緊急デジタル化事業で、弊社の既刊本214タイトルを電子化した。緊急デジ事業は、被災地域の雇用を促進し、電子書籍市場を活性化する目的でスタート。復興予算の10億円を投じられた。ところが、25%は東北と関係なく使われたとか、書籍の内容がふさわしくないものだったとか批判が続出。とにかく、弊社の電子書籍は、国内の電子書籍ストアから購入できる。今日、新たな電子書籍取次店と契約を交わした。
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妻方の墓と実家の墓参り。墓参りをしないと気持ち悪い、という感覚は次の世代に引き継げるのか、と考えてしまった。最近は墓そのものが無縁墓になる世の中。都市に人口が流れて地方は過疎化。少子高齢化と未婚化が拍車をかけて無縁墓の墓場ができているという始末。岡山の中山間地では限界集落(高齢化率50%以上で19戸以下)は3割、高梁市では4割近いとか。昨日、迎え火をするのを、岡山の街中で高齢の方がするのを今年も見かけた。
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終戦記念日。昭和12年日中戦争から20年までの戦争犠牲者は約300万人。そのうち民間人は約80万人、軍人は約230万人。軍人の約6割は餓死。そんな戦場になぜ、誰が送り込んだのかー。この日、安倍総理の靖国神社への参拝しなかった。さすがに学習したのだろう。安倍総理の祖父・故岸信介はA級戦犯容疑者(東條英機内閣の重要閣僚)だった。靖国参拝で祖父の供養したいのだろうが、海外ではそうは見ない。
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7月は猛暑日が最多となり、厳しい暑さに見舞われた。高梁市は今年も37度。8月になって台風が日本列島を襲ってからは雨と曇り続き。気温も平年より低め。香川県の水不足の心配はなくなったが、日照不足で米の生育に影響が出そう。春に冷夏を予測する気象予報士がいるのを見ていたが、予測的中か。風が吹けば桶屋が儲かる式に、冷夏になれば本が売れる、ということはないな。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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