7/×
参院選の結果は自民党大勝。マスコミはその関連報道ばかり。予想通りで驚くことはないが、それにしても投票率が低い。原発推進と憲法改正・国防軍設立の党に投票するのも、投票に行かないのも同様にイミフ−である。ネット選挙も、投票率アップには影響がなかった。ネット上の番組で、候補者同士が政策論争する動画をもっと流すなどすることができるようになればいいのに。それに手元のスマホ(ケータイ)やPCから投票できる「ネット選挙」にすれば、投票率は上がると思う。
7/×
岡山県の参議院選挙に立候補した4人のキャッチフレーズ。選挙参謀らは真剣に考えたはずだ。石井正弘氏は「地方を熱くする」。猛暑の中での選挙戦を想定していなかったのでは。暑すぎた。垣内京美氏は「TTP阻止」などの政策を並べるのみ。政策をのみでは有権者に印象が薄かった。高井崇志氏は「新らしい岡山」。若い民間出身の知事が誕生したばかりで、このコピーは響かなかった。安原そのえ氏は「そのえあれば憂いなし」。国政選挙にダジャレは…。
7/×
民主党が凋落。3年半前の政権交代時、いよいよ日本が変わるという期待が大きかった。この結末は裏切りの結果だ。マニフェストをかっこよく掲げたがズタズタ。枝野氏の「直ちに人体に影響を与える値ではない」、鳩山氏の「最低でも県外」、野田氏の「福島原発の終息宣言」など発言は不信になった象徴だ。千石氏、輿石氏、前原氏ら言動は横柄で、国民に慇懃無礼だった。岡山県内でも、前回の女性民主党議員が輪をかけて失望させた。民主党が数年間、辛酸をなめるのは仕方ないのでは…。しかし万事塞翁が馬。
7/×木
選挙結果をいろんな方が分析している。エッセイストの竹内久美子氏もマスコミに登場していた。動物行動学から圧勝した自民党に対し、自然界では1強はあり得ないと説いていた。私は当初、竹内氏を内澤旬子氏のような人だと勝手に想像していた。内澤氏は『世界屠畜紀行』などの著者&イラストレーター。近著では豚を飼ってその豚を食べた方(『飼い喰い―三匹の豚とわたし』)。二人とも長年のファンだが、最近、写真を見てから、両者の人物像が逆転した。それはともかく、肝の座ったこの内澤氏に、イラストで政治家を描いてほしい。
7/×
自民党が選挙に勝ってまだ数日。どうやら首相は、景気回復しさえすれば、国防軍や原発の推進をしても、TTP参加しても、問題はないと考えているようだ。与党が過半数を獲得したことで、明らかに強気になっている。特に海外での発言はあからさま。この調子なら靖国神社に参拝するのでしょう。前のめりの自民党に、公明党が歯止めになるかといえば期待しようもない。マスコミも「ねじれ」が悪いことのようなイメージを持たせ、ねじれ解消を促してきた印象もある。こうなれば野党連合するしかないのか。するなら、ずっと先より今でしょ。
7/×
「経済回復」を望む人が、「脱原発」や「護憲」を希望する人よりはるかに多かったという構図。景気がよくなり給料が上がることが第一。国防軍を支える徴兵制、原発の推進と放射性廃棄物の処理、TTPによる農業の破壊などで、苦しむのは数年後か数十年後。次の世代だ。60代の投票率は85%とかで、若い世代の投票率は低い。高齢者が次世代を大切に思わなくてどうする。今月がなければ3年後はない、とは現実的だが、年長者の発想としはいかがか。
7/×
日曜と海の日の連休を利用して帰省、実家で夏野菜をもらった。この時期はいただく機会も多く、野菜がどっさり。自称ベジタリアンだし、おいしいから遠慮なくいただく。トマトは冷やしておく。朝のジョギングから帰ったら、丸かじりしてからシャワーを浴びる。風呂から出たときも、冷えたトマトで体を冷やす。冷蔵庫にあふれる野菜を消費するために、栗原はるみが料理番組でやっていたコールスローサラダを多めにつくった。家族には不評だったので、ほとんど自分で食べた。野菜をしっかり食べるからお通じもよく、スルスルどっさり。
7/×
毎年10月に岡山城で開催している「戦国の貴公子・宇喜多秀家フェス」の会合。岡山城を築城した宇喜多氏をテーマにした祭りで、今年で5回目。今回の打ち合せはの主題は、「宇喜多秀家・豪姫コンテスト」の応募者をどうやって増やすか。三代目の宇喜多秀家と豪姫は「宇喜多フェス」当日の審査で決める。意欲満々の応募者がたくさんいると、コンテストも盛り上がる。当選すると10万円。1年間、主要都市や県内各地で行うイベントで、岡山の観光をPRする活動をする。私も30年前なら応募するのだが……。
7/×
小学生6年生が学校から持ち帰った「社会」のテスト。元との戦いの後、鎌倉幕府と御家人の関係を「領地」と「不満」という言葉を使って説明せよという記述問題。そのプリントを見てビックリ。しかも答えを書いて○をもらっているからさらに驚く。これは「社会」というより「日本史」。教科書と資料集を見ると、ビジュアル的でかなり詳しく記述されている。今の小学生は勉強しているなあ。私らの小学校では、そんなことまで習っていなかったぞ。子どもたちはもうすぐ夏休みだ。
7/×
玉野市在住の著者宅まで納品。家の敷地が道路から高く、玄関まで階段がある。駐車場からダンボール25箱をご自宅の奥の間に運び入れた。上製本なのでダンボールに入れてある。奥の間の和室で取り出し、空のダンボールは潰して車に積んだ。この作業を一人でやったら、汗が吹き出しシャツがビッショリ。顔から落ちた汗がダンボールの上にポタポタ。ハンカチもビショビショ。夏の肉体労働は汗がかなわない。作業後、クーラーを最強にした部屋で、冷たいものをいただいてなんとか回復。無事に納品ができ、ホっ。
7/×
『地方にこもる若者たち』(朝日新書)。岡山で調査をした結果を元に、地方都市に暮らす若者を論じる内容。著者は30代の社会学者。イオンモール倉敷を利用する若者約42人にアンケートと取材し、その調査について解説する1章は、地元の住人からすると突っ込みどころ満載。例えば、倉敷駅前の商店街の衰退とイオンモール倉敷の盛況の間に、笹沖にサブリーナタウンとジャスコができ、この時点で駅前商店街は打撃を受けていたのだ。倉敷の商圏の変遷を述べるなら、そこに触れないといけないだろっ。
直扱いだった本屋さんが、暑い中、帳合変更のため在庫本を届けてくれた。話をしていると、体力づくりに走っているという。「昨日も鳥取県のスイカマラソン(北栄町「すいか・ながいも健康マラソン」・10km)に出てきたよ」と言うので、突っ込んで訊くと、還暦過ぎと見受けられるその方はフルマラソンもするし、トライアスロン大会にも出場するという。総社の吉備路マラソンでは市長の伴走(フルマラソン)をしているのだそうだ。ドッヒャー! 隠れランナーは多いぞ。
7/×
連日、猛暑日。日差しが一層強烈になった。昨日、梅雨明け。昨年より9日早く、統計開始以来4番目に早いそうだ。こうなると自転車通勤の朝が、さらに辛くなってくる。会社の着くと、汗ビッショリ。例年この時期、早朝出勤で夕方帰宅のサマータイム制を導入しようかと考える。ところが朝早く出勤しても帰宅時間が変わらなかったり、弁当が間に合わないなどの問題があって、例年頓挫する。この日も終日、社内勤務。
7/×
メガネのレンズ交換をした。デスクワークをするとき、手元の文字やPCの画面が見えにくくなったからだ。メガネとの付き合いは学生のときだから、長い。フレームはもちろん、レンズも何回も変えてきた。今回の視力測定でも、近視の進行は止まっているそうだ。既に、「近くが見えにくい」対応レンズにしていたのだが、1段階進行したということらしい。老化は少しずつ進んでいる。
7/×
群馬県で39・5度だったらしい。今年、どこか町で40度を超えるかもしれない。確実の温暖化している。最近は二酸化炭素の排出量についてあまり話題にならなくなった。数年前、ポッポ首相が25%削減を国際公約したはず。あれは撤回したのだっけ。私なりに温室効果ガスを出さないようにしているが、この気温になると自転車通勤は無理。最高気温33度を超えると、自転車には乗りたくなくなる。それでも夜は少し気温が下がるので、つい自転車で帰ってしまい、次の朝に後悔する。
7/×
この日は出版企画の販促。このプレゼンが醍醐味のあり、緊張もするが面白いところ。クライアントさんスタッフと出会い、お互いを知っていく場。クライアントさんのメリットと、その手順を説明する程度で、カマすようなことは一切しない。誠実に話して実行する。昨年から「方谷研究会」の事務局になり、その流れで理事になった。山田方谷の「誠意中心主義」に学び、座右の銘をこれまでの「自由自在」から「「至誠惻怛」にする。
7/×
昨日、午前中は玉野市で午後は倉敷市玉島。移動で車内に4時間ほどいた。帰ると腕が赤くなりヒリヒリする。日中の日差しはジリジリと刺す感じ。暑すぎて「フライパンの上にいるよう」「溶けそう」などという人もいる。県内での猛暑日は6日連続。熱中症で115人が救急搬送されたそうだ。日焼け嫌いの私はドラッグストアに寄って、店員さんに勧められるままの日焼け止めクリームを買った。この夏はこのクリームでお肌のトラブルを回避したい。
山陽新聞が誌面刷新をするという告知。その中の1つに、読書面を一新し、地元出版を紹介する「エリアの本」コーナーを設けるそうだ。地元紙ならでは。これまでなかったのが不思議なくらい。「滴一滴」書き写し学習帳が学校なども広がり話題だが、最近私が評価しているのが「社説」。社会問題をテーマに取り上げたとき、昔はあいまいで無難な結論にしていたが、最後をはっきり言い切るものが多くなった気がする。見た目の誌面改変だけでなく、内容も変えようとしているのか、もう少し注視してみよう。
7/×
地方・小出版流通センターの12年図書目録『あなたはこの本を知っていますか』が届いた。地方の小出版社の取次店である同社に、創業以来お世話になっている。パラパラとめくりながら、気にかけている地方の出版社が、どんな本を何点出しているかをチェック。秋田の無明舎15冊、長野のオフィスエム15冊、滋賀のサンライズ出版38冊、福岡の弦書房15冊と石風社11冊、鹿児島の南方新社28冊、沖縄のボーダーインク23冊等々。出版社名とその年の発刊点数は、存在と元気度を示す通信簿。驚異的なのが一人出版社の岩田書院62冊(東京)。
7/×
林真理子の『野心のすすめ』 (講談社現代新書) が売れているそうだ。30年前にいた生活情報誌の編集部内で、各自がお勧めの本を出して感想を述べる読書会をしていた。ノンフィクションや評論などの本がほとんどの中で、編集部内唯一の若い女性が、林真理子のデビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(エッセイ)を出してきた。編集部内の評価は、「何これ?」的なもの だった。その後、林は小説も書いて直木賞を受賞。今では直木賞などの選考委員もしている超売れっ子作家。若い女性の感覚は鋭い、ことがある。
7/×
参院選がスタートし、ポスター掲示板に候補者が貼り出された。岡山選挙区には4人が立候補。候補者の顔を見ると憂鬱になる。投票したい人がいない。毎度のことながら、究極の選択をしなければならない。ネット選挙が解禁になるというので、facebookから候補者の情報を得るようにしたが、どこの街頭で演説をしたとか、どこの会に挨拶にいったとかばかり。具体的な問題をどう考えているのか、その決意が伝わってこない。ネットを使えるようになっても、若い人の投票率があがるとはとても思えない。
7/×
久しぶりに新刊とプレスリリースを持って、全国紙の支局を回った。どこも、参院選の関係もあるのだろう、忙しそうでだ。岡山県版は1ページ分(広告があるから3分の2)しかないので、選挙になれば選挙記事が大半になる。高校野球のシーズンには野球記事で一色になる(春のM紙と夏のA紙)。書籍の情報は扱いづらく、著者個人が全面に出る「人欄」的な扱いがよいらしい。こちらとしては、扱いはそれぞれの新聞社に任せて、お願いするしかない。今回気になったのは、広島県紙の岡山支局が閉鎖になっていたこと。
7/×
大人の絵本やリトルプレス(ジン)、アート系の書籍を販売する、本のセレクトショップ「451books」(玉野市)に、納品で寄った。ネットで販売し、リアル書店は土・日・祝日しか営業していない。らせん階段のある店内には、洋書や古書、採算が取れているのかと思わせる凝った紙の本など、お勧めの書籍を陳列。店主は大人対象の絵本講座などもされている。この日、子連れのお母さんらが絵本選びに来店していた。店主の趣向をいかした、こうした小規模店が、電子書籍時代になっても残っていくのだろう。http://www.451books.com/
蚊がいるのは、田舎の家では当たり前だった。市街地の集合住宅に住むようになって、少なくはなったが、それでもどこからとなく入り込んでいる。1週間ほど前に、寝ている間に蚊に刺された。しかも鼻の頭を。赤く腫れてなかなか治らない。歳をとると、すり傷や切り傷が治りにくく、痕が残る。2週間以上はかかるだろうか。蚊にさされた痕も、薄くなるのを待つしかない。もう1週間以上はかかりそうだ。いつまで「パッチアダムズ」状態は続くのか…。蚊に刺された場所が悪かった。トホホである。
6/×
「吉備路自転車道サイクルロードマップ」(おかやま自転車ネット)が地元紙で紹介された。同じ日の新聞に、岡山市観光コンベンション推進課(観光課)が、自転車で吉備路観光をするためのマップを制作するという記事が載っていた。32頁の小冊子で、既にコンペで業者も決まっているらしい。自転車を使った観光用パンフということで歓迎するが、その予算の格差に愕然。こちらはの人件費はボランテリアのため0円。DTPと印刷費のみ。制作費は、岡山市のパンフの10分の1以下。なんだか釈然としないが、10倍素晴らしいパンフが出来上がることを期待する。
6/×
某市の役所で、教育委員長を訪ねた。「出版社とは教科書の売り込みがあるから、会わないように言われているんですが…」と、紹介者のコネの強さを知らされた。用件は「市民の文芸」など3本の出版企画を提案すること。「市民の文芸」は昨年、B市にも提案した。この市ではこの春、市長が変わった後の議会で、ある議員が提案された。実施の方向になっても来年度の予算に計上され承認されてから。小中学生の国語教育にもプラスになり、文芸に親しむ機会になることを強調したが、さてどうなるか。
6/×
高齢者の銀行の振り込みに、高いハードルが設けられている。昨年の振り込め詐欺(オレオレ詐欺)の被害額は過去最高で、1件あたりの被害額は400万円を超えていたらしい。被害防止策としてATMの取引限度額を引き下げたほか、職員がストップをかけることがあるらしい。納品にうかがったら、束の現金を用意されていた。こちらとしては振り込みをお願いしていのだが、目の前に出されては致し方ない。受け取って、ビビりながら帰路についた。
6/×
山陽新聞で連日、書籍関連の記事を掲載いただいている。「吉備路の山と詳細図」の著者や「すてきな絵本タイム」の編者プーさん文庫を紹介記事が載った。新聞社としては、書評より、著者や編者のグループにスポットを当てた記事の方が紹介しやすいようだ。書店さんにその記事が載ったことをFAXで知らせ、補充注文をいただくようにしている。版元としてはどんな紹介の仕方でもありがいのだが、地域の出版物の発刊をきちっと掲載する書評コーナーがあるとさらに良いのだが…。
6/×
既刊本『ボクらの日本一周どんぶらこ』が映画化に向け、制作会社も決まって実行委員会が結成され始動している。映画化をPRするポスターも出来ている。倉敷の大型書店での出版相談の日だったので、掲示をお願いした。著者の同級生という店員さんは、快諾して店内に貼ってくれた。版元としてはPRにも協力したいので、書店に行ったら掲示を頼んでみることにする。そして、貼ったポスターは写真を撮ってtwitter/facebookで流すことにしよう。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。