4/×(日)
穏やか春の日。総社市で既刊「自転車古墳さんぽ」にちなんだイベント。自転車に乗って古墳巡り。参加者のうち3人は昨年発刊した「自転車古墳さんぽ」を買って持参してくれていた。マイナーな鳶尾塚古墳などは山の中にあって、本を見ても分かりにくかったという。こうしたイベントならガイドが案内するので安心。古代史も本を読むだけではダメ。足を運び、古墳の大きさや、石室の広さや石の大きさ、古墳と古墳の距離などを体感することが大事。
4/×
玉野市へ原稿の受け取りに。帰りに、春の瀬戸内芸術祭の会場になっている宇野港に通ってみた。平日にもかかわらず、島に渡ろうとする、瀬戸内海芸術祭目当ての若い人が目立つ。カラフルな魚や大きな錨の造形物が野外に展示され、その周辺で記念撮影をする人も。仮設の案内所にもおそろいのTシャツを着たスタッフが配置され、港には「セトゲー」ムードが漂っている。
4/×
『ボクらの日本一周どんぶらこ』映画化PRのポスターが届き、社に貼る。この本の発刊は2年前だった。若い著者は、仕事の動きや仲間との交流を、スマホを使ってソーシャルメデアで発信する。リアルなミニイベントも時々開催している。このネットとリアルの使い方には感心する。映画関係社との出会いはミニイベントでとか。どうやら「映画化は決定した」そうだ。今度はこの映画制作の情報に引き連られていくことになりそうだ。
4/×
機関誌の制作をさせてもらっている産院の編集会議へ。院長から「IT時代の子育て」をテーマにという提案から会議は始まったが、子育て中のお母さんがネット情報にどのくらい頼っているか、ママ友との情報交換にネットをどの程度使っているのかなど、現状が把握しきれていないことが分かる。急きょ、別テーマが設定されて、このテーマは次回に持ち越し。子育て世代のスマホの使い方、気になるところである。
4/×
今週は春らしい穏やかな天気。自転車通勤が快適。ふだんは市街地を最短距離で走ることが多いが、時間に余裕を持って遠回りをすることも。この日は旭川へ向かい、土手沿いの道を南下。ゆっくり流れる川面を眺めながらペダルをこぐのは気持ちがいい。街中に近づくと、このコースに学生や会社員の自転車の列ができる。みんな走りやすくて気持ちいいコースはよく知っていているのだ。
4/×
誕生日のお祝いということで茶話会行事をやっている。少し前まではホールケーキを分ける、なんてこともやっていた。それはそれでいいのだが、身体検査で血液成分の数値に問題が出て、食べるものにも気を使うようになった。今回はケーキから和菓子、飲み物は珈琲。見た目は低カロリーだが、実際はそうでもないかも。数年後には渋茶に煎餅をリクエストするか。
4/×
社内にはかなりの数の書籍を置いている。社内在庫が不足すると、製本所に置いてもらっているものを持て来てもらうか、取りに行く。この日は引き上げに工場へ寄った。工場内は機械を動かすモーターの騒音がかん高く、長時間入るとストレスになる。ここでは外国人労働者もかなり働かれている。今の日本社会は、知らないうちにいろんな場所で海外の人に下支えをしてもらっているようだ。
4/×(日)
午後、数時間を「吉備路自転車道マップ」の修正作業。道に迷いやすい場所や危険個所にマッピングする作業などは終えているので、その現場に張り付ける写真を整理した。スマートフォンで現場の写真を撮り、アップすれば即、ネット上で見えるようになるアプリがあるという。とはいえ、紙の地図にはアナログ的作業が欠かせないし、嫌いではない。
4/×
NHKの番組制作会社から、山田方谷についての著書がある先生に「連絡をとりたい」と電話があった。いよいよ大河ドラマ「山田方谷」の下調べに入ったかと思ったが、そうではなかった。倉敷市児島の野崎家旧宅から出てきた岩倉具視の書簡について調べており、研究者であるその先生の連絡先を教えてほしいとのことだった。山田方谷が大河ドラマになる道は、まだまだ険しいぞ。
4/×
新型 iMacにしたのは昨年秋。前に使っていたMacのOSが古くなり、最近のブラウザやソフトに対応しなくなっていた。前のOSで動いていたDTPソフトは動かないので、しかたなくそれに代わる別のソフトを使うことに。一からソフトの習得をしなければならないはめになってしまった。Windows のXPも、あと1年でサポート期限が終了という。ITはサスティナブルと言いがたい。
4/×
午前中『吉備考古論考集』の件で総社の印刷所へ。著者の追悼集として、吉備の考古学についての論文や講演ををまとめたもの。著者は県古代吉備文化財センター長や県立博物館長を歴任された方。本書の内容は弥生の集落遺跡や古墳、鬼ノ城や廃寺など吉備の古代史を概説する内容となっている。そういえば、大学進学時には考古学を目指していたという。人柄も、故近藤義郎氏も一目置かれるほどの方だったなぁ。
4/×
子どもの入学式。桜はほぼ散ったが、寒気が戻って体育館はまだ寒い。この小学校は新入生が増加しているという。上の子の頃より1クラス増えている。少子化時代にあってよいころだが、どこかの中間山地からの人口移動か、県外からの流入などによるのか…、手放しには喜べない。それにしてもお父さんの出席率が高い。イクメンが増えているのだろう。私もイクメンか?
4/×
午後から営業担当の引退に伴う引き継ぎのため、3人で大手の取次店に。普段はドアを開けてもされも見向きもしないような、愛想のない会社だが、この日は気持ちよく接してもらえた。どんな相手にも、会社やお店などどんな場所でも、「おもてなしの心」が大切だ。観光客を迎えるからと、にわか仕込みで「おもてなしの心」で接してもダメ。よその会社をみて、自分の会社も気をつけよう。ふだんから「おもてなしの心」。
4/×
地震の揺れで起きる。昨日の新聞にも、南海トラフによる津波の記事が載っていたばかり。どこかの街が大きな災害に遭っていないか、原発は大丈夫か、ヒヤッとする感覚に襲われる。中国に鳥インフルエンザ、北朝鮮の核弾道ミサイル発射の危機など、どれも大惨事に発展しかねない危機を抱えている。何かあったときの対、危機管理がはできていない。昼前から赤磐市で著者と打ち合せ。
3/×(日)
自宅に子ども部屋を確保しようと、壁面にあった本棚を完全撤去。今年の初めから徐々に移動をして、この日に一挙にやり終える。段ボールに詰めて実家に運んだり、雑誌は廃棄するなどしてきた。箱に入れてしまったら開いて読み直すこともないのだろうが、捨てるには忍びない。すべてを「自炊」して電子書籍にしてしまえば、1つのタブレットに納まるだろう。が、タブレットなどないし、それもできもない。ああ…。
4/×
新年度の始まりの日。入社式や入学式、転勤や配置転換などがあって 、世間も慌ただしい。経営者会議で新方針の元に新経営戦略を打ち出して行きたいところだが、営業スタッフの入れ替え新体制について話し合う。夕方、デザイナー事務所に。本題に入る前に、社会貢献とボランティア的労働奉仕、そして生業の収益確保について、一方的に話を聞かされる。解決すべき社会問題について論議のネタは多い。
4/×
夕方、Dropboxが話題に。PCとPCをつなぐパイプラインのようなネット上のサービス。ファイルをやりとりするのに格段便利なので、仕事先とも数カ所をつないでいる。evernoteもスクラップブック代わりに使用。これにtwiitreやfacebookなどソーシャルメデア。そして、googleのカレンダーなど。これらはいずれもクラウドで無料。PCとスマートフォンを同期して利用できる。でもいつのまにか、web上のネットワークの世界にどっぷり。
4/×
午前中、著者宅へ。のっけから「文化財がひどいことになっていってる」といわれる。江戸時代に津田永忠が造った土木遺産が壊されていたことを例に、市レベルの文化財が今後さらにひどい扱いになっていくだろうと嘆く。「予算が削られる中で、文化財が放っておかれたり、効率を理由に平気で壊している。その重要さを知らないとは恐ろしい」と。文化財の受難は、市町村合併の弊害によるものという。
4/×
教育行政の方と会う。教育的な手札を短期にたくさんの子ども達に届ける方法について情報交換。担当者も民間企業のスキルと流通などの機能を使えば、短期に成果を上げることができるのはご存知。しかし、現状の制度では難しく前例も少ない。昨年秋、教育再生と産業振興を県政の柱に掲げる若い知事に交代した。効率的な施策を実行するには現行の行政制度は問題があり、制度の更新時期にきている。
4/×
午後から岡山市内で書籍監修者に指示を受け、その足で倉敷市にある大学の先生と打ち合わせ。その後、進行中の著者にカバーとゲラを渡して状況報告。美観地区へ移動し、絵本「すいんきょ」を数件のお店に卸す。そのうちの一つ、古い民家を改装したゲストハウス&シェアハウスの店内で、バイオリンとピアノの二人がチックコリアの「スペイン」を練習していた。長期滞在の客らしい。若い旅人が訪れる街は楽しそうだ。
4/×
爆弾低気圧の来襲と予報されていたが、岡山は少しの雨と少し強い風が吹いたくらい。朝、県立美術館で開催中の「野崎家コレクション」の寄る。塩田王だった児島・旧野崎家住宅には絵画や骨董のほか、トルストイの聖書、最近では岩倉具視宛ての書簡や江戸時代の備前国を描いた巨大な絵図が発見されるなど桁違いのお宝が眠る。昼は「およべ」でうどん。午後からひたすらデスクワーク。
3/×(日)
早朝、グラウンドを軽くジョギング。大会のエントリーをしていないと、走ることに身が入らずどうもいけない。この日は、遅れてお彼岸の墓参り。妻の私の実家は岡山市の近隣の市なので、2カ所を一連で移動する。途中昼食で寄った店がパンの食べ放題。食べてはいけないと思いつつ、思いっきり食べてしまった。運動量が減り、食べる量が増える…。いけない、いけない。
3/×
求人を出して3日目。土日を挟んでいるせいなのか、夕方になってもノーレスポンス。企業活動は人である。仕事にやりがいを持ってもらい、人を活かさなければならない。小さな組織だからこそ人が大事。人と人が会う会わないもあるし、仕事そのものも合う合わないもある。そこが難しいところ。日が暮れ、丸善書店まで往復ジョギング。ジョギングというか、ビジネスマンの小走り。
3/×
「文芸くらしき」を納品。その足で笠岡まで行く予定が、途中、縁石に乗り上げ抜け出せなくなり、レッカー車のお世話になる。約1時間遅れで笠岡市へ。終戦までの2年間、学徒動員で水島航空機製作所で働いていた方から、当時の資料を見せていただく。現在、84歳だが、当時の記憶は鮮明。現在、水島航空機製作所などの建設など、軍の機密文書の復刻本を制作中。
3/×
数年前に廃刊になった「倉敷新聞」。この新聞に、編集長が執筆していたコラム「青史」があった。ボロボロになっていく新聞を見て、本にして残すことに。これまで「青史1」「青史2」を刊行。今日、「青史3」の原稿を受け取った。書籍は活字と図版を体裁よく整えて固定化し未来に託す媒体となる。著者の想いもパッケージ。今日、求人していた最初の面接をする。
3/×
午後、久しぶりに「吉備の中山」にある「古代吉備文化財センター」に寄る。所用を済ませて、1階の展示室をのぞく。展示のデーマは「総社平野の弥生ムラ」。古代吉備の様子を俯瞰できる展示内容だ。このセンターが平地にあれば、もっと多くに人が見ることができるのに。夕方、後楽園のお土産物屋さんに納品。旭川沿いの桜が満開寸前。
3/×
夕方、異業種交流会に参加。この日の講師は小社の著者でもある日笠俊男氏。テーマは「岡山空襲のホントとウソ」。米国軍には記録係がいて膨大な史料を残していたが、日本軍にはいなかった。誰かから聞いた噂話を記録していては間違いのもと。原点にあたる、現場に足を運び自分の目で確かめるー 確かに重要なことだ。
3/×
午後から倉敷市で出版相談会。店内で、昨年末に制作した私家本と同じタイトルの本を見つけた。確認すると著者はやはり同じ方。版元は東京の自費出版専門会社。私家本を希望されていたのに、ほんとは市販本にしかったのかと、帰社して電話。東京の出版社に1年以上前に依頼していたが、そのまま放ったらかされていたので、地元で私家本で出したと。もったいない話…。
日曜日の早朝、「吉備路自転車道」の調査のため、自転車で総社駅まで往復する。約2時間。運動にもなり、気持ちいい。この日の走行は、作成している試作版「吉備路自転車道」マップ(おかやま自転車ネット)の補足写真を撮影をするため。35年も前に設置されたこの自転車道は、放ったらかし。岡山と総社を結ぶ約23kmの自転車道を、岡山駅と総社駅を結ぶように延長し、約25kmの「サイクルロードマップ」にする。
3/×
午後「天神山文化プラザ」へ打ち合せで出向く。この建物は、以前は岡山県総合文化センターで、県立図書館があった。戦前には岡山県庁があり、南に下る坂は「県庁坂」と呼ばれていた。江戸時代には岡山藩の支藩である鴨方藩の藩邸があり、天神山の周り3方は中堀に囲まれていた。山頂の大きな岩は古代からのイワクラだ。しばしタイムトリップ。
3/×
昼前に、後楽園の中にある売店に本の納品。この時期の園内は芝生も黒いまま。黄色い帽子の園児が集団で歩いていたぐらい。重機が入って工事中のため殺風景な感じ。ここ数年は入園者の減少傾向とか。入場者数のピーク時に比べて、今は4分の1。入園者増を図るには、岡山城と関連させ方策を練るのが順当だろうが、私なら園内のベストビューポイントである延養亭を改装する「延養亭カフェ」を提案する。
3/×
春分の日。昼と夜の時間が同じ日と、我が家の保育園児が教えてくれた。朝、家の片付けをして、事務所に出て昼まで1時間ほど仕事。休日は家事の手伝いや子どもの相手のスキマ時間で仕事場に出ることも。フルに出て片付けたい仕事もあるが、子育て世帯はそうもいかない。ノモド環境を整えて休日は家にいたいものだが…。朝は自転車で出かけたが、昼から雨。車で帰宅。
3/×
今年の「岡山検定」の取り組みを確認するため、夕方、主催者の岡山商工会議所へ。第1回「岡山文化観光検定試験」は8年前。「公式参考書」を急きょ作成し、それ以降改訂版の参考書や問題集も各種発刊してきた。一昨年から運営形態が変わり、名称も「知を楽しむOKAYAMA検定」に。勢いよくスタートしたが、年々受験者数は減少。岡山のことを知りたいという人がいる限り、元気に続けてほしいものだ。今年も例年通り12月に開催。
3/×
午前中、娘の卒園式。泣いた。入園したときを思うと、成長してくれた。目の前の子どもの過去の姿を思い出しながら、先生のあいさつなどを聞いていると、自然と涙がこみ上げてくる。こうした成長の節目を、しっかり心に刻んでおきたい。やっと保育園が終わった。次は小学校。これからが問題だ。午後から、販売スタッフ募集の求人票を出すためにハローワークへ。
3/×
昼前に著者の家で打ち合せ。午後から瀬戸内市の製本所で在庫数の確認。在庫数が合わないので、再度の数え直し。社内在庫のほか製本所にも置いてもらってる。数字に変化がないものは確認しやすいが、それは1年間売れなかったもの。3月は製本所は1年で最も忙しい時期。学校や官公庁に納めるものが集中する。土曜日もフル操業だ。私は片隅で自社ものをカウント。数字齟齬の原因は把握。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。