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夏に刊行した『絵図で歩く津山城下町』の本文で紹介している散策コースを、著者の案内で実際に歩くイベント「絵図で津山城下町を歩く会」が開催された。主催は津山観光ボランティアガイドの会、後援は津山市教育委員会と津山市観光協会、協力が吉備人出版という名義。定員40人だったが、51人で実施した。30歳代の若い方の参加もあった。コースは本書でも解説している「内山下から津山城跡を歩く」。城の周辺を南の城門から北側にも回り、本丸までを尾島津山郷土博物館館長の解説を聞きながら登城した。参加者の皆さんも熱心な方が多く話が長くなり、終了時間をオーバーするほどだった。次回は3月開催の予定。
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ノーベル文学賞受賞のボブ・ディラン。私はディランの熱心なファンではない。聴いていたのは「血の轍」「欲望」「スロー・トレイン …」などの70年代のアルバムまで。それ以降は、あのダミ声が歳をとるにつれてひどくなり、とても聴く気になれない。私が彼に一目置いているのは、『ロイヤル・アルバート・ホール』でのライブ。観客の一人が「ユダ(裏切り者)!」と叫ぶと、ディランは「お前は嘘つきだ!」と言い放ち、バンドメンバーに向かって「大きな音でやろうぜ」と声をかけ、「ライク・ア・ローリング・ストーン」の演奏を始める。その時のディランの態度だ。あの場面に、ディランの音楽に対する姿勢や覚悟がすべて出ている。
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岡山の難読地名。例えば、四御神しのごぜ、宍甘しじかい、草生くそう、美甘みかも、寒河そうご、垪和はがなど。昔、観光バスのガイドが国道53号の建部あたりを通過するとき、「備前市の「日生」は日に生まれると書いて「ひなせ」と読みます。ここの地名は草に生まれると書きます。なんと読むでしょう?」と言っていた。新見市の小阪部(おさかべ)という地名のエリアにあるJR駅は、刑部駅。川の名前は小坂部(おさかべ)川と、「坂」の字を使う。刑部(おさかべ)は上刑部という地名はあるが、「刑部」単体や「下刑部」の地名はない。地名の小阪部は「こさかべ」と地元では言うらしいが、郵便局の資料は「おさかべ」としている。複雑!
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『グローバル化時代の企業経営と人材育成』を刊行。就実大学経営学部の「グローカルフォーラム」シリーズの第4弾。このシリーズおなじみのビル・エモット氏をはじめ、船舶のプロペラで世界市場トップのナカシマプロペラ社長、グローバル化に対応できる人材育成のプログラムを進める早稲田大学教授の講演とシンポジウムの内容を収録する。海外に出る企業にとって、英語が話せる人材が必須。学生時代に海外経験をさせるため、外国留学をさせる大学も多い。海外で自己アピールしていくには、英語だけでなく、自国の文化や歴史を話せることが重要になるという。経済と文化はセットで考えるべきことで、経済だけでは頭でっかち。バランスがよくない。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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