12月×日
「おかやま検定」の公式参考書を発売し、受験の申し込みも始まってから、時々問い合わせが入る。ちょっと前には、この参考書の中に古武道竹内流のことを載せてほしいという要望もあった。竹内流は、500年前から続く、日本柔道の源流になる古武道で、岡山県民が誇るべき古武道であるため、岡山県民に広く知ってもらいたいということだった。また、過去の受験問題の間違いを指摘する電話もあった。受験モードの方で、過去問題を解くだけではなく、問題の背景も調べているようだった。「おかやま検定」を契機に岡山のことを知ったり考えたりする人が増えるのは大歓迎。
12月×日
毎年12月、倉敷市文化振興財団から「文芸くらしき」の制作見積もりの依頼が来る。コンペだが、通常の積算で作成した見積書を提出した。コンペに負けた業者には、勝った業者の金額が知らされるので、昨年負けている小社は相手の金額を知っている。勝とうと思えば、前年の相手業者より安い金額で出せば勝てる。すると価格競争の果ての消耗戦に突入する。しかし、勝ち負けをするたびに出版社が変わり、同じタイトルの定期刊行物が年度によって違う出版社から刊行される。それは問題と、発注者に気付いてほしいもの。行政の公正と取次店と書店、読者の利便性と、どちらを優先すべき?
12月×日
今年の3冊。1冊目は『戦争の日本古代史——好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで——』(倉本一宏)。鬼ノ城築城の背景となる東アジアの状況を、広い視野で解説している。2冊目は『暗い時代の人々』森まゆみ。時代に迎合せず自分を貫いた人の生きざまを紹介している8人のうち、岡山ゆかりの九津見房子、竹久夢二、山川菊栄の3人を取り上げている。3冊目は『アベノミクスによろしく』(明石順平)。『商店街はなぜ滅びるのか——社会・政治・経済史から探る再生の道——』(新 雅史)と連続して読み、経済も視点を変えれば面白い。というか、『アベノミクスによろしく』の内容は怖い。
12月×日
昭和に撮影した写真で、写真集を作る話が持ち込まれて、写真の順番や大きさを考えた全体構成を提案していた。子供などを撮った写真は作品性が高く、よい写真は大きくして大小の変化をつけていた。著者は、「写真の大きさは変えずに時系列に並べたい」という。それでは写真集というより、単なるアルバムになる。この日の話し合いで分かったのは、著者は写っている人がどこの誰か分かるので、特定の人だけの写真を特別に大きくできないし、同じ人の成長が分かるように時系列にしたいということ。著者の意向に沿うが、どの写真も均一に扱うのは「もったいないなあ」と今も思っている。
12月×日
天皇誕生日の祝日は毎年、「山陽女子ロードレース大会」が開催され、道路が通行制限になる。今年は市街地を早朝から抜け出して、新見市千屋の「いぶきの里スキー場」へ。小学生が「スキーを習いたい」というので、5、6年ぶりにスキー場に立った。とはいえ前回は雪遊びでスキー板を履いていないので、スキーを履いて滑るのは数十年ぶりか。天気は晴れて気温は高め、スキー場内部までノーマルタイヤで走れてスキー場内には雪があり、客は少ない。初心者にとっては練習日和。3時間ほど子供に教えて、何とかゆるい傾斜を滑ることができるようになった。教える方もリフレッシュできた。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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