6/×
諸般の事業で5月下旬まで止まっていた制作物が動き始めた。医院の機関誌や書籍も徐々に校了しはじめている。6月の刊行予定は−。妹尾太郎兼康を「平家物語」諸本から読み比べる』 (妹尾次男氏)、『SCIENTIA (サイエンティア)』 (岡山理科大学)、絵本『ごんごの思い出』 (こぐまじゅんこ氏・やまもとあきこ氏)、詩集『たちあおい』(国里房子氏)、『地方に「かえ~る人」−自分スタイルではたらく、暮らす−』 (丸尾宜史氏)、『おかやまの文化財』(臼井洋輔氏)等。
6/×
2010年に発刊し、品切れが続いていた『岡山戦国物語』を増刷。2刷にあたり、カバーに漫画家タケバヤシ氏の絵を採用して一新。最近は、小説でもコミック風なカバーが流行り。『劇画 戦国武将宇喜多四代』内の一コマを使ってカバーの絵柄を変えた。功を奏したのか、書店からの注文が多いような気がしないでもない。だが、マンガの絵柄にすることには消極的だった。著者が亡くなっているが、生きておられたら、表紙を見て何というか気になっていた。まっ、読者が増えることは喜んでくれるはずだが。
6/×
梅雨の花といえばアジサイ。これからは梅雨と言えば、タチアオイがあると言うだろう。5月、刊行予定の詩集の表紙にタチアオイの花の写真を使うことになり、ネットで写真を探していた。ピッタリの写真が無い。有料の写真では予算の関係でダメ。思案していたところ、梅雨になるとタチアオイを咲きはじめ、そのうちに頻繁に見かけるようになった。去年まではどんな花かも知らなかった。幼い頃から60歳半ばの現在まで、車いすで生活してきた国里房子氏の詩集『たちあおい』。梅雨のうちに刊行予定しよう。
6/×
岡山理科大学はこの日、外部からの車がシャットアウトされていた。数日前から看板は見ており、何かのイベントがあるものと思っていた。秋篠宮の訪問だった。マスコミのニュースでは「真水を使った好適環境水」を用いたウナギ養殖施設を視察。日本動物園水族館協会の総裁でもあるという。イルカの追い込み漁での捕獲問題で、世界動物園水族館協会から会員の資格停止の通知を受けていたが、心労だったのでは。全日本愛瓢会の名誉総裁もされているのも初めて知った。どのくらいの数の名誉職をしているのだろう。
6/×
「ごんご」は津山の方言で「かっぱ」のこと。泳いでいる子どもの足を引っ張るという、津山に伝わる河童伝説にちなんでいる。かっぱの「ゆるキャラ」もつくっている。市内を走る循環バスは「ごんご」バス。津山駅前から津山城跡に向かう道筋は「ごんご通り」。沿道にはごんごの置物を設置。毎年の夏祭りは、「納涼ごんごまつり」。市内の吉井川河川敷で、カッパの衣装を着て練り踊る「ごんご踊り大会」を実施する。この「ごんご」にちなんだ創作絵本「ごんごの思い出」を、月末に発刊予定。
6/×
楯築遺跡に埋葬されている被葬者は男性か女性か。女性なら、卑弥呼のような呪術的な女性首長がいた可能性も出てくる。この遺跡の発掘を指揮した故近藤義郎氏が、出土した歯から「女性かも…」と非公式に漏らしたと、故薬師寺慎一氏から聞かされていた。この春、岡山大大学に赴任の清家章氏は、講演会で「男性だろう」と論じたという。女性首長墓の棺内には副葬品の武器が全く見つかっておらず、楯築では短剣が見つかっていることを理由とする。どちらにせ、氏の著書『卑弥呼と女性首長』は興味深い。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新記事
(01/07)
(01/05)
(01/05)
(12/13)
(12/04)
最新トラックバック
ブログ内検索