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最新「出版ニュース」に日本出版統計による2014年の出版界の記事。書籍・雑誌とも売上げ減少。雑誌の方が減少幅は大きい。1996年の売上げピーク時と比べて3分の2。減少に歯止めかからないまま、返品率は上昇している。昨年売れた書籍は、1位『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』、2位『村上海賊の娘』、3位『マスカレード・イブ』。出版点数は減少した。出版点数の上位は、1位のKADOKAWA。傘下に9社が加わり一昨年の4倍になってダントツ1位に。2位が講談社。3位が自費出版会社の文芸社。
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近刊『妹尾太郎兼康を「平家物語」諸本から読み比べる』。著者の妹尾氏は学生時代の専攻は文学。裁判所に勤めておられ、4年前に退職。退職前の数年間を単身赴任し、それを機会に「平家物語」異本の蒐集を開始。郷土の歴史人物で名字も同じ「妹尾兼康」がどのように描かれているかを探りながらメモをとり、少しずつ読み進めていったそうだ。退職してから本格的に執筆に取りかかり、今年の1月に小社に入稿。出版を目標に定めてから6年。地道に調べ書きためた労作だ。
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「東京国際ブックフェア」視察のため出張。会場に入ると、農文協のブースに秋篠宮夫妻。周囲には目つきの鋭い人が。開会式に出席し、視察中のようだった。会場内のeブックセミナーに参加。講師は、インプレスホールディングスの北川氏とコルクの佐渡島氏。世界の電子出版事情に精通するという北川氏は電子出版市場は成長軌道にのったとし、作家エージェントの開拓者の佐渡島氏はファンづくりというひと昔前の手法が有効という。電子取次や電子図書館、制作会社などのブースを回り、夜は版元ドットコムの関係者等と情報交換。
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東京出張2日目。5時半起床。宿をゆりかもめ線の出発駅のある新橋にとったため、皇居の周辺をジョギング。日比谷公園を超えると、すぐに皇居。さすが江戸城の堀はスケールが桁違いに大きい。緑も多く、気分がいい。次々と走る人が加わる。外国人も多い。車道には自転車のグループが走り抜ける。国会議事堂や国立国会図書館、首相官邸前等をゆっくり走り抜け、約2時間でに宿へ。その後は「鳥取・岡山」アンテナショップなど、予定の数カ所を視察。夕方に学生時代の友人に会って帰岡。
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昨年のミリオンセラーはッ実用書『長生きしたけりゃふくらはぎを…』の1冊のみだったとか。業界の中で〝出版不況〟が当たり前になっている、アベノミクス3本目の矢はどこへ行ったのか。売れそうにない商品は早く返す、仕入部数を減して返品率を下げさせる、印刷部数を最小限にしてちょうど売り切れる部数に……、出版社も取次店、書店も、なんとなく不況感が漂う。それぞれ不況をはね返す気合いと努力が足りないのか。夕方、在庫確認のため直書店へ。この店の店長さんはだんだん元気になっている。それが大事。
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ネット上の文章の最後に、(笑)を付けているのを見ることがある。私は1度も(笑)を使ったことがない。絵文字も使ったことがない。気軽に使えばいいし、どうでもいいことかもしれないが、私には抵抗があって使えない。(笑)は、ここで笑ってください、という意味のようだが、そんなに笑うほどのことでもないように思えてしまう。(苦笑)(爆笑)(微笑)もあるのか。若者はすぐに新しい言葉を開発する。使わないとか意固地になっているのは、おじさんだからか。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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