4月×日
1週間前に岡山駅で送り出した娘が夕方に帰省。入学式や授業開始の日程が延期になり、関東の感染者の増加傾向と医療面での政府の施策に不安を覚え、帰省を促していた。それに伴い、在宅ワークをすることにした。会社としてもコロナ感染の予防対策のために、出勤のシフトを決めたり、それぞれのパソコンにチームコミュニケーションツールのSlackを使えるようにしたりした。帰宅時にデスクのパソコンを自宅に持ち帰り、リビングの机の端にセットした。パソコンがあり、通信などのネット環境が整備されていれば、ある程度はどこにいても仕事ができるのだろうが、こんなことは初めてのことだ。
4月×日
岡山市内の小中高の学校は始業式。総社市は連休明けに延期したという。大学では、対面授業を控えるためインターネットによるオンライン授業を実施するという。娘の関東の大学も、地元岡山の大学でもネットを使った「通信教育」になるそうだ。特に感染が拡大する都市部は、企業も社員はテレワークに移行。小社と関係する電子書籍の会社は、東京で勤務する全役職員と従業員(派遣社員、業務委託、パートナー企業等を含む)が完全に在宅勤務にした。オンライン授業やテレワークで短期的にはしのげるかもしれないが、長期になると学校も企業や商店など社会全体に支障が出てくるのは明らか。全世帯にマスク2枚の配布などの施策をみていると、政府の中枢は正常に機能しているのかと思えてしまう。
4月×日
在宅での勤務は比較的に順調に進む。外部スタッフともメールや電話でやりとりでき、ファイルのやりとりもDropBoxやオンラインストレージを使ってスムースに受け渡しができる。これは会社でしていることと同じだが、スキャニングとプリンターが使えず、次の工程に進めないことが分かる。写真を取り込んで加工することができないし、プリントしてゲラを著者に渡すことができない。週に何回か出勤して作業することは必要だが、今週はそれがかなわない。
政府から7都府県に緊急事態宣言が発出された。感染者は増え続けており、患者数がベッド数を上回る医療崩壊が叫ばれている。医療用の防護服やマスクも足りていないそうだ。欧州や米国では医療が崩壊して世界の感染者は170万人を超え、イタリアやスペイン、フランスの感染による死者は1万人を、アメリカは2万を超えた。
4月×日
在宅勤務を続けていると、仕事とプライベートの明確な線引きが曖昧になる。何をするかを明確にしておく必要があるし、業務上のコミュニケーション不足が生じるので、週に何回かは会話をした方がよい。感染拡大で学校も職場も「ステイホーム」となり、家族全員が何日も一緒にいると軋轢も生じやすい。思春期の子どもの言動が癇に障ることもあるし、父親の存在が周囲でストレスになっているかもしれない。とはいえ、コロナウイルスの問題は命に関わる問題。非常事態の中で生じるであるから、大所高所から寛大にとらえたいと思うのであった。現在のところ、家族に発熱や咳、倦怠感を感じている者はいない。
1週間前に岡山駅で送り出した娘が夕方に帰省。入学式や授業開始の日程が延期になり、関東の感染者の増加傾向と医療面での政府の施策に不安を覚え、帰省を促していた。それに伴い、在宅ワークをすることにした。会社としてもコロナ感染の予防対策のために、出勤のシフトを決めたり、それぞれのパソコンにチームコミュニケーションツールのSlackを使えるようにしたりした。帰宅時にデスクのパソコンを自宅に持ち帰り、リビングの机の端にセットした。パソコンがあり、通信などのネット環境が整備されていれば、ある程度はどこにいても仕事ができるのだろうが、こんなことは初めてのことだ。
4月×日
岡山市内の小中高の学校は始業式。総社市は連休明けに延期したという。大学では、対面授業を控えるためインターネットによるオンライン授業を実施するという。娘の関東の大学も、地元岡山の大学でもネットを使った「通信教育」になるそうだ。特に感染が拡大する都市部は、企業も社員はテレワークに移行。小社と関係する電子書籍の会社は、東京で勤務する全役職員と従業員(派遣社員、業務委託、パートナー企業等を含む)が完全に在宅勤務にした。オンライン授業やテレワークで短期的にはしのげるかもしれないが、長期になると学校も企業や商店など社会全体に支障が出てくるのは明らか。全世帯にマスク2枚の配布などの施策をみていると、政府の中枢は正常に機能しているのかと思えてしまう。
4月×日
在宅での勤務は比較的に順調に進む。外部スタッフともメールや電話でやりとりでき、ファイルのやりとりもDropBoxやオンラインストレージを使ってスムースに受け渡しができる。これは会社でしていることと同じだが、スキャニングとプリンターが使えず、次の工程に進めないことが分かる。写真を取り込んで加工することができないし、プリントしてゲラを著者に渡すことができない。週に何回か出勤して作業することは必要だが、今週はそれがかなわない。
政府から7都府県に緊急事態宣言が発出された。感染者は増え続けており、患者数がベッド数を上回る医療崩壊が叫ばれている。医療用の防護服やマスクも足りていないそうだ。欧州や米国では医療が崩壊して世界の感染者は170万人を超え、イタリアやスペイン、フランスの感染による死者は1万人を、アメリカは2万を超えた。
4月×日
在宅勤務を続けていると、仕事とプライベートの明確な線引きが曖昧になる。何をするかを明確にしておく必要があるし、業務上のコミュニケーション不足が生じるので、週に何回かは会話をした方がよい。感染拡大で学校も職場も「ステイホーム」となり、家族全員が何日も一緒にいると軋轢も生じやすい。思春期の子どもの言動が癇に障ることもあるし、父親の存在が周囲でストレスになっているかもしれない。とはいえ、コロナウイルスの問題は命に関わる問題。非常事態の中で生じるであるから、大所高所から寛大にとらえたいと思うのであった。現在のところ、家族に発熱や咳、倦怠感を感じている者はいない。
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3月×日
年度末最終日に2つを納品する。1つは岡山県難聴者協会の50周年記念誌。補助金を受けての制作だったので、年度内の納品が必須だった。もう一つは、子ども向けの後楽園を解説する冊子。これも行政が関係するものだったので、31日までに納品しなければならなかった。これで令和元年度の納品はすべて終了し、一段落。ホッとする。そして明日から新年度だ。新年度はコロナウイルスの脅威で、視界は不透明。ウイルス感染は拡大の一途で、どんな年度になるのか不安ばかりだ。
4月×日
コロナウイルスの感染は急速に広がり、1週間で倍増して世界感染100万人となり、死者は5万人を超えたそうだ。WHOが緊急事態宣言をして3カ月。部品供給の問題や世界需要が激減して、倉敷市水島にある三菱自動車の生産が止まり、トヨタも国内5工場を停止するという。ニュースでは、パンデミックにはじまり、クラスターやオーバーシュート、ロックダウンなど、馴染みのない言葉が飛びかう。小社の書籍の著者が、「これは過度の環境破壊をしてきた人類に対する自然の警告ですよ」と言っていた。確かに、豪雨などの自然災害や猛暑、ウイルス感染などは、自然がもたらす一連のものかもしれない。
4月×日
岡山でも新型コロナウイルスの感染者が確認されはじめた。市立中央図書館に勤める職員が感染したために、図書館が休館した。当面、臨時休業とするという。天満屋岡山店でもアルバイトが感染したことが分かり、臨時休業にして館内を消毒したという。このまま感染が広がっていけば、官公庁や学校、会社や商店から感染者が出た場合、閉庁や休校、休業や閉店となり、社会活動や経済活動が停滞していくのだろうか。不安は増すばかり。
4月×日
小社のホームページに、感染拡大防止のための取り組みを公表している。1)外出先からの帰社した場合に入室前に必ず手洗いを行う、2)訪問先及び面会相手の記録を残して万が一の場合に速やかに連絡できるようにする、3)可能な場合は在宅での勤務とする、4)出社勤務時間を時間差にするなどの対応を考えるなど。窓を開けて換気も始めた。日頃から出来ることをこまめにしていくしかない。感染が身近に迫ってきている感じがする。
※オーバーシュート(感染爆発)、ロックダウン(都市封鎖)、クラスター(集団感染)、パンデミック(大規模感染)
年度末最終日に2つを納品する。1つは岡山県難聴者協会の50周年記念誌。補助金を受けての制作だったので、年度内の納品が必須だった。もう一つは、子ども向けの後楽園を解説する冊子。これも行政が関係するものだったので、31日までに納品しなければならなかった。これで令和元年度の納品はすべて終了し、一段落。ホッとする。そして明日から新年度だ。新年度はコロナウイルスの脅威で、視界は不透明。ウイルス感染は拡大の一途で、どんな年度になるのか不安ばかりだ。
4月×日
コロナウイルスの感染は急速に広がり、1週間で倍増して世界感染100万人となり、死者は5万人を超えたそうだ。WHOが緊急事態宣言をして3カ月。部品供給の問題や世界需要が激減して、倉敷市水島にある三菱自動車の生産が止まり、トヨタも国内5工場を停止するという。ニュースでは、パンデミックにはじまり、クラスターやオーバーシュート、ロックダウンなど、馴染みのない言葉が飛びかう。小社の書籍の著者が、「これは過度の環境破壊をしてきた人類に対する自然の警告ですよ」と言っていた。確かに、豪雨などの自然災害や猛暑、ウイルス感染などは、自然がもたらす一連のものかもしれない。
4月×日
岡山でも新型コロナウイルスの感染者が確認されはじめた。市立中央図書館に勤める職員が感染したために、図書館が休館した。当面、臨時休業とするという。天満屋岡山店でもアルバイトが感染したことが分かり、臨時休業にして館内を消毒したという。このまま感染が広がっていけば、官公庁や学校、会社や商店から感染者が出た場合、閉庁や休校、休業や閉店となり、社会活動や経済活動が停滞していくのだろうか。不安は増すばかり。
4月×日
小社のホームページに、感染拡大防止のための取り組みを公表している。1)外出先からの帰社した場合に入室前に必ず手洗いを行う、2)訪問先及び面会相手の記録を残して万が一の場合に速やかに連絡できるようにする、3)可能な場合は在宅での勤務とする、4)出社勤務時間を時間差にするなどの対応を考えるなど。窓を開けて換気も始めた。日頃から出来ることをこまめにしていくしかない。感染が身近に迫ってきている感じがする。
※オーバーシュート(感染爆発)、ロックダウン(都市封鎖)、クラスター(集団感染)、パンデミック(大規模感染)
3月×日
総社市にある「サントピア岡山総社」で、総社の歴史や文化についての書籍の打ち合わせ。監修者の先生が来岡するというので参加する。監修者の指示で、総社の古代を紹介する項目に、高梁川以西にもスポットを当てることなった。新本川流域の製鉄遺跡なども特異のうえ、特に秦地域の古代史は奥深い。渡来人とされる秦氏と地名の関係は、未解明のことも多い。地元の郷土史家から新しい見解が出れば面白いのだが…。ロビーでの打ち合わせは我々以外にはおらず、来館する人もなかった。コロナウイルスの影響で人の動きが止まっている。
3月×日
「吉備の中山」にある古墳時代後期の古墳の名前とその読みが、統一されていないことが分かる。岡山県の遺跡地図には石舟塚古墳とあり、小社の『吉備の古墳 上』にも石舟塚古墳とある。執筆者は県の文化財行政にいた方で、読みは「いわふねづかこふん」。岡山市は石舟古墳として指定文化財にして、来年度には看板を建てる。読みは「いわふねこふん」。地元の方は石舟古墳(いしふねこふん)と呼んでいる。小社の『吉備の古代史事典』(薬師寺慎一編)では石舟古墳(いしふね)としている。誰かが調整して統一の名前にすべきでは。
3月×日
朝日新聞の天声人語に『そらまめかぞくのピクニック』が紹介される。書名だけで発行社名も電話番号を書いていたわけでもないが、新聞社に問い合わせて小社に電話をしてくれ、朝から吉備人の電話が鳴りっぱなし。個人の方は「感動して読みたくなって」「孫に贈ろうと思って」とも話してくれた。書店に問いあわせた方もいたようで、書店からも問い合わせが続いた。新聞の購読者が減ってきているとはいえ、全国紙の影響はまだまだ大きい。
3月×日
出版相談で津山へ。鶴山公園を会場にする「津山さくらまつり」の開幕日にもかかわらず、コロナウイルスの感染拡大によって露店は出ておらず、人はまばら。夜間ライトアップ以外のイベントはすべて中止になっていた。「出版相談」では、美作の歴史や文化を緻密に調べ上げ、後世に残せるものにしたいとの相談があった。後の世代が調べようと思ったときのために、今調べられることを調べて残しておくという考えに大いに共感。家族の記録のため、同じ境遇の人のため、地域の人のためになる書籍を残したい。
総社市にある「サントピア岡山総社」で、総社の歴史や文化についての書籍の打ち合わせ。監修者の先生が来岡するというので参加する。監修者の指示で、総社の古代を紹介する項目に、高梁川以西にもスポットを当てることなった。新本川流域の製鉄遺跡なども特異のうえ、特に秦地域の古代史は奥深い。渡来人とされる秦氏と地名の関係は、未解明のことも多い。地元の郷土史家から新しい見解が出れば面白いのだが…。ロビーでの打ち合わせは我々以外にはおらず、来館する人もなかった。コロナウイルスの影響で人の動きが止まっている。
3月×日
「吉備の中山」にある古墳時代後期の古墳の名前とその読みが、統一されていないことが分かる。岡山県の遺跡地図には石舟塚古墳とあり、小社の『吉備の古墳 上』にも石舟塚古墳とある。執筆者は県の文化財行政にいた方で、読みは「いわふねづかこふん」。岡山市は石舟古墳として指定文化財にして、来年度には看板を建てる。読みは「いわふねこふん」。地元の方は石舟古墳(いしふねこふん)と呼んでいる。小社の『吉備の古代史事典』(薬師寺慎一編)では石舟古墳(いしふね)としている。誰かが調整して統一の名前にすべきでは。
3月×日
朝日新聞の天声人語に『そらまめかぞくのピクニック』が紹介される。書名だけで発行社名も電話番号を書いていたわけでもないが、新聞社に問い合わせて小社に電話をしてくれ、朝から吉備人の電話が鳴りっぱなし。個人の方は「感動して読みたくなって」「孫に贈ろうと思って」とも話してくれた。書店に問いあわせた方もいたようで、書店からも問い合わせが続いた。新聞の購読者が減ってきているとはいえ、全国紙の影響はまだまだ大きい。
3月×日
出版相談で津山へ。鶴山公園を会場にする「津山さくらまつり」の開幕日にもかかわらず、コロナウイルスの感染拡大によって露店は出ておらず、人はまばら。夜間ライトアップ以外のイベントはすべて中止になっていた。「出版相談」では、美作の歴史や文化を緻密に調べ上げ、後世に残せるものにしたいとの相談があった。後の世代が調べようと思ったときのために、今調べられることを調べて残しておくという考えに大いに共感。家族の記録のため、同じ境遇の人のため、地域の人のためになる書籍を残したい。
3月×日
岡山市へ本部を置くNGO・国際医療ボランティア組織のAMDAに、書籍の打ち合わせで訪問。受付でアルコール消毒とマスクの着用を求められる。来客用のマスクは、受付カウンターに常備してあった。自然災害や戦争などで苦しんでいる人たちへの医療救援など緊急人道支援活動をしているAMDAは、コロナウイルス感染が拡大する中でも医療支援に奔走している。こうした国内外で人道支援を続けている団体が岡山にあることを、誇りに思う。後方支援をする事務系の人たちに感染しては活動に支障が出る。マスクをせずに訪問したことを反省し、必要事項を打ち合わせして速やかに引き上げた。
3月×日
造山古墳の駐車場に、日本遺産「桃太郎伝説」に認定されたことで、造山古墳についての解説物を展示したビジターセンターが建つ。もう建物は出来ているようで、その中の展示パネルや看板の制作を下請け業務として手伝っている。造山古墳は墳丘に立ち入ることができる古墳としては最も大きく、近隣の小学生は学校行事として見学に行っている。展示パネルの小さなコーナーで、「桃太郎伝説」と絡めて、桃太郎は誰かとの設問と短い答えが採用されている。子どもたちにぜひ読んでほしい部分だ。センターのオープンは4月。
3月×日
森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題で、自殺した財務省職員の遺族が、国と元理財局長を提訴した。全文公開された遺書は衝撃的だった。亡くなった財務局職員は、岡山県出身という。遺書の文面から、公文書の改ざんを上司から強要されて苦しんだ、真面目な人柄がうかがえる。桜を見る会問題でも、招待客名簿がシュレッダーにかけられ廃棄されている。公文書の改ざんや名簿の破棄や桜問題は、誰が現場に指示したのか、誰が誰を忖度してやったのか、多くの国民には透けて見えている。自らの命を絶った財務局職員の遺族の訴えに誠実に対応しようとしない姿勢は、真実を隠し通して政権に居座ろうとしているとしか見えない。為政者は、方谷のいう「至誠」を尽くす人であってほしい。
3月×日
仕事を終えると、その日の夜出発の高速バスで関東へ。二十数年ぶりの夜行バス。コロナウイルスの影響なのか、乗客はまばらで10人もおらず、誰かが咳をすると警戒してしまう。早朝に到着して街歩きをして、進学の準備で一足早く到着していた娘らと合流。途中、開店前のドラッグストアには、マスクを求めての長い行列ができていた。訪れた家電屋や家具店なども、混雑とはいえないまでも賑わっていた。マスクをする、トイレに行くと石鹸で手洗いする、を原則にして過ごす。どこへ行ってもできる範囲で、コロナウイルスの触手にふれない対策が必要。
岡山市へ本部を置くNGO・国際医療ボランティア組織のAMDAに、書籍の打ち合わせで訪問。受付でアルコール消毒とマスクの着用を求められる。来客用のマスクは、受付カウンターに常備してあった。自然災害や戦争などで苦しんでいる人たちへの医療救援など緊急人道支援活動をしているAMDAは、コロナウイルス感染が拡大する中でも医療支援に奔走している。こうした国内外で人道支援を続けている団体が岡山にあることを、誇りに思う。後方支援をする事務系の人たちに感染しては活動に支障が出る。マスクをせずに訪問したことを反省し、必要事項を打ち合わせして速やかに引き上げた。
3月×日
造山古墳の駐車場に、日本遺産「桃太郎伝説」に認定されたことで、造山古墳についての解説物を展示したビジターセンターが建つ。もう建物は出来ているようで、その中の展示パネルや看板の制作を下請け業務として手伝っている。造山古墳は墳丘に立ち入ることができる古墳としては最も大きく、近隣の小学生は学校行事として見学に行っている。展示パネルの小さなコーナーで、「桃太郎伝説」と絡めて、桃太郎は誰かとの設問と短い答えが採用されている。子どもたちにぜひ読んでほしい部分だ。センターのオープンは4月。
3月×日
森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題で、自殺した財務省職員の遺族が、国と元理財局長を提訴した。全文公開された遺書は衝撃的だった。亡くなった財務局職員は、岡山県出身という。遺書の文面から、公文書の改ざんを上司から強要されて苦しんだ、真面目な人柄がうかがえる。桜を見る会問題でも、招待客名簿がシュレッダーにかけられ廃棄されている。公文書の改ざんや名簿の破棄や桜問題は、誰が現場に指示したのか、誰が誰を忖度してやったのか、多くの国民には透けて見えている。自らの命を絶った財務局職員の遺族の訴えに誠実に対応しようとしない姿勢は、真実を隠し通して政権に居座ろうとしているとしか見えない。為政者は、方谷のいう「至誠」を尽くす人であってほしい。
3月×日
仕事を終えると、その日の夜出発の高速バスで関東へ。二十数年ぶりの夜行バス。コロナウイルスの影響なのか、乗客はまばらで10人もおらず、誰かが咳をすると警戒してしまう。早朝に到着して街歩きをして、進学の準備で一足早く到着していた娘らと合流。途中、開店前のドラッグストアには、マスクを求めての長い行列ができていた。訪れた家電屋や家具店なども、混雑とはいえないまでも賑わっていた。マスクをする、トイレに行くと石鹸で手洗いする、を原則にして過ごす。どこへ行ってもできる範囲で、コロナウイルスの触手にふれない対策が必要。
3月×日
文藝春秋の書籍に掲載している図版の転載許可をもらうため、著作権のライツ管理室に連絡をとっていた。数日後に電話すると、担当者が不在。テレワークになったという。コロナウイルスの感染対策の影響で、在宅勤務になっていた。eメールでやりとりをして、著作権使用の了承手続きは終了した。東京などで大手の社員はテレワークに切り替えている会社が多いと、ニュースで言っていた。在宅ワークや時差出勤で対応できるなら、社員にテレワーク業務を取り入れる会社が、今後は増えてきそうだ。
3月×日
書店販売の書籍の校了は2月でピークを越えたが、3月になって非売品の冊子や看板・展示パネルなどの制作締切りに追われる。官公庁関係のクライアントも年度末納品は分かっているのだが、なぜか間際までの校正作業になってしまう。納品が3月31日のギリギリになるもののも数本。締切り日が過ぎれば、以降は楽になれると思いきや、締め切りを延ばすというものもある。せわしない日々が続くが、間違いがなく校了して、一段落したいものだ。
3月×日
市内の大型店書店から、東京経由で届いたダンボール返品6箱の整理作業。この店の開店時は大型店のために、選書した大量の書籍を納めた。ここにきて棚の移転・縮小のために大量返品ということだが、再販制度の原則ではしかたがない。こちらとしては「そりゃ〜ないだろう」の気分。取次店や書店、出版社が再販制度の上に安住していたところに、アマゾンなが登場して、書店の減少や取次店の業務縮小につながっているともいえる。紀伊國屋書店クレド岡山店は、6月に5階から2階に移転リニューアルするらしい。まだまだ書店さんに頑張ってほしい。
3月×日
新聞広告に載っていた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)。広告紙面の片隅にQRコード。本文の一部が読めるというので、スマホで読み取ると、本文の2章分の本文が表示された。立ち読みをスマホで実現でき、スマホでは多くを読めないから興味があれば買って読みたくなる。QRコードを使っての誘導は、やり方によっては購買につなげるかも知れない。自社のホームページに誘導するなど、PRに使えそうな手法。
文藝春秋の書籍に掲載している図版の転載許可をもらうため、著作権のライツ管理室に連絡をとっていた。数日後に電話すると、担当者が不在。テレワークになったという。コロナウイルスの感染対策の影響で、在宅勤務になっていた。eメールでやりとりをして、著作権使用の了承手続きは終了した。東京などで大手の社員はテレワークに切り替えている会社が多いと、ニュースで言っていた。在宅ワークや時差出勤で対応できるなら、社員にテレワーク業務を取り入れる会社が、今後は増えてきそうだ。
3月×日
書店販売の書籍の校了は2月でピークを越えたが、3月になって非売品の冊子や看板・展示パネルなどの制作締切りに追われる。官公庁関係のクライアントも年度末納品は分かっているのだが、なぜか間際までの校正作業になってしまう。納品が3月31日のギリギリになるもののも数本。締切り日が過ぎれば、以降は楽になれると思いきや、締め切りを延ばすというものもある。せわしない日々が続くが、間違いがなく校了して、一段落したいものだ。
3月×日
市内の大型店書店から、東京経由で届いたダンボール返品6箱の整理作業。この店の開店時は大型店のために、選書した大量の書籍を納めた。ここにきて棚の移転・縮小のために大量返品ということだが、再販制度の原則ではしかたがない。こちらとしては「そりゃ〜ないだろう」の気分。取次店や書店、出版社が再販制度の上に安住していたところに、アマゾンなが登場して、書店の減少や取次店の業務縮小につながっているともいえる。紀伊國屋書店クレド岡山店は、6月に5階から2階に移転リニューアルするらしい。まだまだ書店さんに頑張ってほしい。
3月×日
新聞広告に載っていた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)。広告紙面の片隅にQRコード。本文の一部が読めるというので、スマホで読み取ると、本文の2章分の本文が表示された。立ち読みをスマホで実現でき、スマホでは多くを読めないから興味があれば買って読みたくなる。QRコードを使っての誘導は、やり方によっては購買につなげるかも知れない。自社のホームページに誘導するなど、PRに使えそうな手法。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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