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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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3月×日
総社市にある「サントピア岡山総社」で、総社の歴史や文化についての書籍の打ち合わせ。監修者の先生が来岡するというので参加する。監修者の指示で、総社の古代を紹介する項目に、高梁川以西にもスポットを当てることなった。新本川流域の製鉄遺跡なども特異のうえ、特に秦地域の古代史は奥深い。渡来人とされる秦氏と地名の関係は、未解明のことも多い。地元の郷土史家から新しい見解が出れば面白いのだが…。ロビーでの打ち合わせは我々以外にはおらず、来館する人もなかった。コロナウイルスの影響で人の動きが止まっている。
3月×日
「吉備の中山」にある古墳時代後期の古墳の名前とその読みが、統一されていないことが分かる。岡山県の遺跡地図には石舟塚古墳とあり、小社の『吉備の古墳 上』にも石舟塚古墳とある。執筆者は県の文化財行政にいた方で、読みは「いわふねづかこふん」。岡山市は石舟古墳として指定文化財にして、来年度には看板を建てる。読みは「いわふねこふん」。地元の方は石舟古墳(いしふねこふん)と呼んでいる。小社の『吉備の古代史事典』(薬師寺慎一編)では石舟古墳(いしふね)としている。誰かが調整して統一の名前にすべきでは。
3月×日
朝日新聞の天声人語に『そらまめかぞくのピクニック』が紹介される。書名だけで発行社名も電話番号を書いていたわけでもないが、新聞社に問い合わせて小社に電話をしてくれ、朝から吉備人の電話が鳴りっぱなし。個人の方は「感動して読みたくなって」「孫に贈ろうと思って」とも話してくれた。書店に問いあわせた方もいたようで、書店からも問い合わせが続いた。新聞の購読者が減ってきているとはいえ、全国紙の影響はまだまだ大きい。
3月×日
出版相談で津山へ。鶴山公園を会場にする「津山さくらまつり」の開幕日にもかかわらず、コロナウイルスの感染拡大によって露店は出ておらず、人はまばら。夜間ライトアップ以外のイベントはすべて中止になっていた。「出版相談」では、美作の歴史や文化を緻密に調べ上げ、後世に残せるものにしたいとの相談があった。後の世代が調べようと思ったときのために、今調べられることを調べて残しておくという考えに大いに共感。家族の記録のため、同じ境遇の人のため、地域の人のためになる書籍を残したい。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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