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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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吉備人出版の既刊本のうち、214タイトルが電子書籍になった。その中で、品切れ本・残部僅少本となっていた49タイトルも電子書籍に。紙の本は無いが、電子書籍で読むことができる。165タイトルは、紙の本も電子書籍も両方ある状態になった。約30社の販売ストアで購入することができる。このほか、10月にリリースした電子書籍「好いとぅ」がある。これは、電子書籍のみで紙の本は無い。これはアマゾンとアップルストアなどでも購入できる。電子書籍を制作したいという要望にも応えることができる。
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 『岡山あるある』(TOブックス)と『岡山の法則』(泰文堂)が、夏前にほぼ同時期に出た。判型も同じでよく似た内容。発刊が重なったのは偶然か。最近、同じ新書判で『意外と知らない岡山県の歴史を読み解く! 岡山「地理・地名・地図」の謎』(実業之日本社)が出た。どれも東京の出版社で、県を変えて何冊も発刊している。制作手法が同じなので、どこの県でも効率的に生産できるわけだ。この3冊を批評するのは角が立つので避けるが、実業之日本社のものは監修者がいる分、内容がしっかりしている。
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衆議院が解散に。経済政策の見通しがたたなくなち、支持率も低下し始めたからか。この首相はなんでも、自分の判断でやりやいように決める。消費税、特定秘密保護法、原発再稼働、集団的自衛権……。独断でやる自分に酔っているようだ。選挙で体制が変わるとも思えないし、民意が反映されない選挙制度も問題だと思う。それにしても、年末に選挙カーでガンガンやるのはかなわない。岡山市街地では、イオン岡山のオープン後の渋滞に拍車をかけられる。
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古代史本の内容に、訂正を求めて来社された。発掘報告書が出ていない古墳から出土したとされる三角縁神獣鏡を持っているという方だった。先代が見つけた物だそうで、京都の椿井大塚山古墳と同範鏡ということらしい。この古墳は、今は破壊されて消滅している。本の中で出所について曖昧な書き方をしていることがよくなく、はっきりこの古墳から出土したものとしてほしかったようだ。数点の質問あったので、文書で回答することにしている。出土したという三角縁神獣鏡を見てみたいものだ。
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毎年この時期は「岡山学」の本をつくっている。シリーズ12作目。今年は、考古ファンにもお勧め。瀬戸内海の笠岡市沖に浮かぶに大飛島と、岡山港向かいにある高島の祭祀遺跡について紹介してある。古墳時代から奈良・平安時代のものなので、白村江の戦いとか、遣隋使や遣唐使のころの時代にあたる。渡海するにあたって安全祈願をしていた祭祀の遺跡だ。今まであまり注目されてこなかった。古代史の盲点、海上の遺跡の話。詳しくは12月中旬発売の本書で。
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書籍の発刊後は、新聞社や業界紙などにプレスリリースをつけて献本する。著者や取次店に納品した後に続く、一連の業務だ。本の内容によっては、読者プレゼント用の本を提供したら記事を書くという媒体にも出すこともある。そういえば、電子書籍のプレスリリースを媒体に出したら、電子書籍は初めてなので扱いを検討するという。確かに内容を読んで書くためには、記者は自分のデイバイスにダウンロードしなくてはならない。電子書籍は、紙の媒体にとって扱いにくいようだ。
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11月になって連休が終わり数日過ごしたら、もう10日。季節が急激に変わり、毎日が飛ぶように過ぎて行く。書店には来年のカレンダー、手帳や日記などのダイヤリーが、百貨店にはお歳暮コーナー、花屋さんはポインセチアやシクラメンなどと、世間はとっくに年末モード。年内にやらねばならないことがたまり、TODOリストは増えるばかり。年内にやるべき作業が全体的に遅れている。頑張ろう!
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『スソアキコのひとり古墳部 』(イースト・プレス)の献本がなぜか、私宛てに届く。全編マンガ。女子が一人で東京近郊や群馬、奈良、愛媛の古墳巡りをする内容。タイトルがいい。「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載していたものらしい。「考古学」や「古墳」が近年急速にキャラクター化し、ポップな「コウコガク」「コフン」になった感じで、嬉しい限り。残念なのは、吉備の古墳がないこと。スソさんに岡山に来てほしい。続編に期待します。
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夕方、方谷研究会の会合。10月に実施した研究発表会の会計報告や、次回の機関誌「山田方谷ゼミナール3」の編集、そして、方谷に関する資料調査の方針などを話し合った。それにしても、「備中聖人」とも言われる方谷だが、次第に知って行くと、意外と方谷が動いた痕跡やエピソードが県内各地に残っている。明治10年に亡くなっているから140年ほど前。祖父のその父親ぐらいの世代に生きていた。年配の方は言い伝えで、方谷に関することを聞いている。
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日販会へ。T取次店を担当している私だが、今年はY代表が講演するということで、拝聴に出席した。出版社の書籍を書店に流通させる大手取次店の総会を兼ねているので、県内の書店経営者と出版社が招かれる。Y代表は20年間の吉備人を振り返る話を中心に約1時間。普段は忘れているエピソードに「そんなこともあったなあ」と思い出しながら、吉備人の「原点」を振り返ることができた。過去から未来を考えたい。
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「絵図で歩く津山…」(仮題)と、UターンやIターンで県北に帰って働く人たちの話を収録するインタビュー集の打ち合せで県北に。最初の打ち合せ場所は昭和8年に建てられた旧津山市庁舎(国の登録文化財)。次にインタビュアー氏と打ち合せしたのは古民家。自分たちで改装した事務所だった。帰りに某市町村史の件で寄ったのは、以前は銀行だった建物。2階を改装して編さん室にしていた。それぞれの建物に趣がある。
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最近、外国人にお目にかかる機会が多い。ESD会議に出席のため各国から来岡しているためのようだ。ESD会議とは、持続可能な開発のための教育に関して話し合うユネスコの世界会議とか。化石燃料の使用を減らして自然エネルギーに切り替えていくことを、経済活動を維持しながら進めるという。関係者の会議だからとはいえ、ESDの考え方を地元の市民にも広めてほしかった。ESDとはなんなのか、分からないわからないまま終わってしまう。
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文化の日。朝のジョギングが気持ちいい季節。ホームグラウンドとする県営グラウンドの紅葉がきれい。タイワンフウ(モミジバフウ)やアメリカフウ、メタセコイヤをはじめ、クスノキやカエデなどが色付き、紅葉を愛でながらのんびり走る。かなりの落葉もあるが、業者の方らが集めてきれいにしている。公園内にこの落葉を集めて発酵させている場所がある。その前を走ると芳しい香りが漂う。体も気分もリフレッシュ。
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自転車の変速機のワイヤーが切れる。ギアの変速はできないが、走ることはできるので、乗って自転車屋さんに。急に行ったにもかかわらず、新車を組み立てていた作業を中断し、すぐに修理にかかってくれた。支払いをするときにお金が足らなかったが、「いいよ、明日は休みだから明後日でいいよ」と。こんな関係になれるのが、街の自転車屋のいいところ。こういう八百屋さん、電気屋さん、そして本屋さんも残したい。
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「晴れの国おかやま検定」の公式テキストの受験申込みの締め切り前に、『「岡山検定」公式テキスト』『最新岡山検定公式参考書コンパクト版』が品切れになっていた。書店在庫も少なくなっていたようだから、受験者には迷惑をかけたかもしれない。売れる書籍はいずれ品切れの運命。品切れ即、増刷とはいかない。状況を見極める必要がある。最近も著者から増刷の要望をいただいたが、すぐに承諾できないのが近年の出版事情。
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お客さんが編者の書籍。購読予約を受け付けていて、その発売日の前日の夜に少部数をやっと納品。予約されている方が受け取りに来られるというので、製本所で出来上がるのを待って、高速道路を使って届けることができた。お客様に迷惑はかけられないので、できる限りのことをやる。1歩間違えると1日遅れるかもしれなかったので、綱渡りのような感覚。余裕を持ってといきたいところだ。普段から「早め早めに」で行こう。
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朝、事務所に着くと、雑誌「BRUTUS」からファックスが届いていた。映画特集をするにあたり、小社の映画紹介の本を取り上げてくれるという。この冊子特集では、映画好きの人たちが登場するようようだが、新しい視点で違った作品に出会える書籍も紹介したいそうだ。著者も喜んでくれるはず。朝からうれしくなるではないか。本を書いて出版することは、情報発信をすること。内容によってはメジャーな雑誌の編集部に渡ることもあるのだ。
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「おかやま自転車ネット」が市街地の自転車レーンを試走するイベントを実施。市街地にあるすべての自転車レーンを総チェックした。青いレーンの描き方に問題のある個所も見つかる。県道だった道は政令市の岡山市が、国道は国交省が管理し、これに警察がからむ。警察省と国交省のガイドラインは出来ているのだが、地方都市によって差がある。地方の現場では徹底されていない。たかが自転車のことだが、いろんなことが見えてくる。
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赤瀬川原平が亡くなった。『超芸術トマソン』『路上観察学入門』『東京路上探険記』などを出したころからリアルタイムで追っかけてきた。だから30年以上のファンだ。ユーモアのあるエッセイストとして崇めてきた。中古カメラや宮武外骨の本をはじめ、『千利休』『新解さんの謎』『老人力』など次々と視点を変えた話題作を出し、次は何を出してくるのかと新刊が楽しみだった。私にとっての名作『東京路上探険記』をもう一度読みたいと思ったが、どこにやったかな。実家のダンボールの中か。
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読書週間。文化庁の2013年度の「国語に関する世論調査」では、1カ月に本を1冊も「読まない」は47.5%にもなった。それは年々増しているそうだ。理由は、携帯電話やパソコンなどで時間が取られるからだそうだ。また、全国大学生協連が昨年に大学生を対象にした調査では、読書に充てる時間を「ゼロ」と答えた学生が40.5%。先月、取次店の社長が「若い人の活字離れが言われが、決してそんなことはない。書いたり読んだりする時間は増えている。心配することはない」と言っていた。その考えが心配だ。
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新聞に「出版不況」というタイトルで、大手の出版社、講談社やKADOKAWA、新潮社、岩波書店などの社長のインタビュー記事が載った。出版不況ではあるが、不況を克服する対策を持っている社はないことが分かった。本が無くなることはないと自分たちに言い聞かせながら、再販制維持や書店との連携、イベントなどをしながら、模索を続けているというのだ。その中で、どの社も共通しているのは、電子書籍に対してそれなりに期待して準備していることだ。
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最高裁が、岡山県議会の政務活動費について、1万円以下の領収書提出を命じる判断をした。1万円以下の領収書を提出していないのは、岡山県議会だけだそうだ。先週、自民党の反対で、領収書の提出する条例改正案が否決されたばかり。判決が出たらすぐ、自民党議員はこの条例を通すことにしたらしい。この人たちは、岡山県人として恥ずかしい。岡山県人の悪い部分が出たという印象だ。県内では大きな顔をするが、外からの指摘や評価に弱い。体裁に敏感。情けない!
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文化財の取材があり、印象的な話を一つ。平安時代の甲冑に「なでしこ」の花が描かれててる。「なでしこ」といえば、今では日本女子サッカーリーグのこと。可憐な花というイメージで、日本女性を表す花の名前ということは一般的。この花は、江戸時代は女性の貞節のシンボルだったそうだ。「大和なでしこ」は1本の茎に1つの花しか咲かない。西洋なでしこや唐なでしこは、たくさんの花が咲く。古くは武士が使ったもので、一人の主君へ仕えるという忠誠心の象徴だったのだ。へ〜。
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雨天。事務所に籠って仕事。と思いきや、途中、池田家文庫「岡山藩と明治維新」展に出かける。幕末から明治期にかけての絵図があるというので、本物を見ておくため。初日だが、会場の人はまばら。確かに地味な企画展だが、古い地図に関心のある私には興味津々。特に幕末の地図に高梁川の湛井(たたい)から東へ川が描かれていたのは発見だった。妹尾太郎兼康が自分の領地へ用水を引くために湛井井堰として整備した用水と関係あるのだろう。吉備線の駅は、当初はこの湛井が終点だった。「湛井」が面白い。
1週刊分のほぼ140字日記・10月の4
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岡山城事務所に納品へ。天守閣内では、特別展「黒田官兵衛の奇策―備中高松城水攻め」を開催していた。水攻めを描いた錦絵やジオラマなどを展示していたが、側に置いてあった吉備路観光ツアー実行委員会の「高松城水攻めパンフレット」が一番素晴らしい。それは弊社が製作したものだから。鷹巣城跡からの展望写真を載せているものなんで、他にはありません。さて、芝生広場前面には大きなステージのような構造物が。クロスカンパニー「石川コレクション」の現代アートを展示するらしい。期待できるかも。
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女性閣僚2人が同時辞任。大臣になったばっかりにバレて失脚。政治不信は募るばかりだ。国の行く末より、選挙対策の資金で頭がいっぱい。県議だって同じだ。不自然な支出で政務活動費のずさんな使い方が大きな問題になった号泣の兵庫県議。徳島県議は、実際には開いていない会合の領収書を偽造して政務活動費から127万円を不正支出。岡山県議会では、1万円以下の領収書の提出を義務付ける条例改正案を、自民の反対多数で否決している。自民党議員は、どうしても「議員報酬」にしたいらしい。
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電子書籍『好いとう』を発売。著者は津山市出身の濠多きすい氏。内容は、福岡に進学した大学生が主人公の青春小説。この小説と比較したいのが、映画化などで今話題の『でーれーガールズ』(原田マハ著)。この小説の舞台は岡山。主人公は女子高校生。会話は岡山弁。『好いとう』の舞台は福岡。男子大学生。博多弁。と、違いはあるものの、どちらも胸キュン。『でーれーガールズ』の最後は不覚にも泣いた。売れっ子小説家の構成力だ。『好いとう』の最後の落ちでも……。読んでみて。
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何気なく新聞をめくっていると「家事ハラスメント-夫へのダメだし?」の見出し。共働き夫婦などで、家事を手伝う夫への妻のダメだしを「家事ハラスメント」と呼ぶと。そういえば、思い当たる節が。夕食の食器洗いをした後に、妻から「ニドデマ!」と言われ、「ガ〜ン」ときたことがある。あれは「家事ハラスメント」だったのだ。しかし、この記事をよく読むと、「家事ハラ」本来の意味は家事を軽視することを問題にした言葉だとか。分かりにくい記事なこと。
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『日本の塩田王 野崎武左衛門』というタイトルのマンガ本を、玉島市の工場本社と倉敷市児島の資料館に納品。今年は野崎武左衛門が亡くなって150 年。これを記念して制作した非売品の薄い本だが、普通車の後部座席シートを倒して6000冊を積み込んだ。車体は本の重量で沈み、シャコタン状態。玉野市で一部を降ろし、海岸沿いの道を児島まで。シーサイドのドライブコースだが、カーブが多いので荷崩れを起こさないように低速でヨタヨタ運転。児島で新設の収蔵庫に降ろし終えると、腰がミシミシ、ズキリ。
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県総合グラウンド内の津島やよい広場で開催中の「津島やよいまつり」に小学生と参加。岡山県古代吉備文化財センターが主催するこの催しは、竪穴式住居や水田を設け弥生時代の村を再現している広場で、勾玉作りや古代米などの収穫や籾すり、火起こしなどを体験させてくれる。小学生は土器の破片をパズルのように組み立てる土器復元を体験。蝋石を砥石で形を整え、サンドペーパーで磨き上げる勾玉作りにも挑戦。1時間後にはなんとか形に。火起こしもして、親子で弥生時代を満喫。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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