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93歳の著者宅に自分史の冊子を納品。これまで4作品の制作をお手伝いして、最後の2作品は自分の若い頃からの思い出を綴られた。制作途中に、若い頃ことを思い出しながら、何度もエピソードを追加してきた。思い出すことを書き留めずにはおられないようだった。戦争体験や、留学して厳しい先生の指導を受けた話など、何度も聞かせてもらった。帰り際、玄関の外まで出て、私の車が見えなくなるまで見送ってくれていた。一期一会の言葉をかみしめた。
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国連の気候変動に関する部会が新たな報告書をまとめ、このままだと食料が確保できなくなって紛争の危険性が高まることを指摘した。そんな記事が新聞に載っていた。このままだと地球は悪い方向に行くことが分かっていても、経済成長のために規制を遅らせる。癌になると知りつつタバコを吸う。カロリー制限をしなければならないと分かっていながら食べてしまう。沸騰してくると分かっていながら、今が心地よいぬるま湯に浸かっている。地球の環境はこのままで大丈夫か。
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岡山県エッセイシストクラブの作品集「ポジション」12 号に、自分の文章が掲載された。エッセイの修行をしようと会に加盟したところ、随筆の提出依頼がきたので送っていた。80人ほどのエッセイが載っており、さすがに皆さんお上手。この「ほぼ1週間…」で書く原稿は1日200字前後。このくらいの分量は書き慣れてきたが、長い文章を書くことから遠ざかっている。時々少し長いものを入れてみようかと思うのであった。
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「文芸くらしき」「岡山の文学」とも、配本直後に品切れになった。印刷部数は毎年おなじだが、例年は在庫が少し残るものだから、今回は少し多めに配本した。すると途端に補充注文が入り、品切れの対応をしなければならなくなった。例年通りでもよかったかなと思いつつ、返本できる店を検討するがそんないあるわけではない。刷り部数の決定と配本数を決めるのは難しい。配本後4、5年で品切れ、後は電子書籍でということにしたいものだ。
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吉備津神社前のお土産店に納品。ここにもフランス人の団体がいた。この春は、ほんとに白人の観光客をよく見かける。みんなちょっと太り気味の中高年で、半袖のラフな格好。リュックサックを背負って、半ズボンの人もいる。一人は日本のことが詳しいようで、皆にダルマの説明していた。欧米人には神社仏閣も日本庭園もジャパンクールなのだろう。土産物店のおばちゃんは、フランス人にサンキューの英単語を連発して対応していた。
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ネット見つけた書店451ブックスのオリジナルトートバッグ。側面に、「NO BOOK, NO LIFE. NO NUKES. NO WASTE.」の文字。これはいいね。アートディレクター箭内道彦氏がタワーレコードで使った「NO MUSIC, NO LIFE.」のもじりだが、「NO NUKES. NO WASTE.」まで入れているのがいい。「NO MUSIC, NO LIFE.」は私も含め音楽好きの共感を呼んだが、「NO BOOK, NO LIFE. NO NUKES. NO WASTE.」も本好きでスローライフ志向の人が反応するように思う。
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4/×
後楽園近くにある土産物店の残夢軒へ『岡山後楽園の春夏秋冬』を納品。この写真集の著者は残夢軒の難波由城雄氏。氏が撮影した後楽園の写真は欧州で写真展を開催して好評を博し、日本庭園の魅力を海外に伝えた。その後楽園の写真が、岡大病院の手術室の壁面へ幅約5mに大きく引き延ばされ飾られている。心臓血管外科の佐野教授が気に入って導入したそうだ。手術室の現場を和ませ、外科医の心を癒すのだろう。最近、東京の昭和大学病院の手術室壁面にも飾られることになったそうだ。
4/×
シーガルズが準優勝になった。ファジアーノや湯郷ベル、吉備国大シャルムのサッカーに比べて、私にとってバレーボールはなじみが薄く、プレミアリーグのことがよく分かっていない。シーガルズの本拠地が赤磐市にあったのか…。4月で試合が終わっていいのか…の疑問も。桃太郎アリーナでの試合の日の朝、入場で列をつくる人たちを見かけていたことぐらいだった。好きなスポーツ、応援するチーム、人それぞれだが、地元チームということで静かに応援したい。卓球リーグがあればもっと熱が入るのだが。
4/×
前日に返品了解のファックスが1枚届いた。了解の印を押して返信すると、さらに返品了解のファックスが3枚届いた。4枚の合計冊数は棚がなくなるのではないかと思えるほど。どうかしたのかと、この日、南区の郊外型の書店を訪ねる。店長は「店舗が半分になったので…」と言うように、隣にはカジュアル衣料の店舗が入居予定で工事中になっていた。昔ながらの書店を駆逐してきたロードサイドの郊外型書店も、岐路に来ているのかとも思える。半分でも、なくなるよりはいいとはいえ、複雑な心境。
4/×
既刊本を、中学生の副読本用にリニューアルしようと、参考のために数冊の副読本を集めてみると、すべて横書き。私にとって横書き本は苦手。書くのはワープロ時代から横書きをしているが、読む日本語は縦書きのでしょう。どうやら若い世代から、次第にそうではなくなっているようだ。大学の先生の論文も横書きが多く、句読点がコンマとピリオドになっている。英語の論文の影響か。小学校でも子どもに渡される通信のプリントはほとんど横書きだ。文章を読む素材も形式も読み方も変わっている。
4/×
誕生日の昼食会。56と言えば、同じ年齢で亡くなった人にスティーブ・ジョブズがいる。この人の言葉に「stay hungry、stay foolish(ハングリーであれ、愚かであれ)」。十分に、ハングリーで愚かなんだが、やってきたことが違いすぎる。この年齢で日本地図測量の旅に出たのは伊能忠敬。家業を退き隠居していたところ一念発起、17年間全国を測量して歩き終えたのは70歳過ぎていた。歩いた歩数は地球1周の距離だったそうで、歯はほとんど無くなっていたとか。今日から伊能忠敬を目標にしたい。
4/×
同じ本を買うのに、Aストアから買うと消費税がかかるが、Bストアで買うとかからない。電子書籍の購入を巡って不公平さが問題になっている。アマゾンで電子書籍を買うと無税になるとは知らなかった。アマゾンは国内電子書籍市場で30〜40%のシェアと言われ、アップルを入れると50%を超えるのか。国内ストアは三十数社。紀伊国屋は「電子書籍事業は赤字。消費税で差がつけば勝てるわけがない」とのコメント。気持ちで完全にやられている。いつまでも国内のまとまりが悪いのが気になる。
後楽園近くにある土産物店の残夢軒へ『岡山後楽園の春夏秋冬』を納品。この写真集の著者は残夢軒の難波由城雄氏。氏が撮影した後楽園の写真は欧州で写真展を開催して好評を博し、日本庭園の魅力を海外に伝えた。その後楽園の写真が、岡大病院の手術室の壁面へ幅約5mに大きく引き延ばされ飾られている。心臓血管外科の佐野教授が気に入って導入したそうだ。手術室の現場を和ませ、外科医の心を癒すのだろう。最近、東京の昭和大学病院の手術室壁面にも飾られることになったそうだ。
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シーガルズが準優勝になった。ファジアーノや湯郷ベル、吉備国大シャルムのサッカーに比べて、私にとってバレーボールはなじみが薄く、プレミアリーグのことがよく分かっていない。シーガルズの本拠地が赤磐市にあったのか…。4月で試合が終わっていいのか…の疑問も。桃太郎アリーナでの試合の日の朝、入場で列をつくる人たちを見かけていたことぐらいだった。好きなスポーツ、応援するチーム、人それぞれだが、地元チームということで静かに応援したい。卓球リーグがあればもっと熱が入るのだが。
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前日に返品了解のファックスが1枚届いた。了解の印を押して返信すると、さらに返品了解のファックスが3枚届いた。4枚の合計冊数は棚がなくなるのではないかと思えるほど。どうかしたのかと、この日、南区の郊外型の書店を訪ねる。店長は「店舗が半分になったので…」と言うように、隣にはカジュアル衣料の店舗が入居予定で工事中になっていた。昔ながらの書店を駆逐してきたロードサイドの郊外型書店も、岐路に来ているのかとも思える。半分でも、なくなるよりはいいとはいえ、複雑な心境。
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既刊本を、中学生の副読本用にリニューアルしようと、参考のために数冊の副読本を集めてみると、すべて横書き。私にとって横書き本は苦手。書くのはワープロ時代から横書きをしているが、読む日本語は縦書きのでしょう。どうやら若い世代から、次第にそうではなくなっているようだ。大学の先生の論文も横書きが多く、句読点がコンマとピリオドになっている。英語の論文の影響か。小学校でも子どもに渡される通信のプリントはほとんど横書きだ。文章を読む素材も形式も読み方も変わっている。
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誕生日の昼食会。56と言えば、同じ年齢で亡くなった人にスティーブ・ジョブズがいる。この人の言葉に「stay hungry、stay foolish(ハングリーであれ、愚かであれ)」。十分に、ハングリーで愚かなんだが、やってきたことが違いすぎる。この年齢で日本地図測量の旅に出たのは伊能忠敬。家業を退き隠居していたところ一念発起、17年間全国を測量して歩き終えたのは70歳過ぎていた。歩いた歩数は地球1周の距離だったそうで、歯はほとんど無くなっていたとか。今日から伊能忠敬を目標にしたい。
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同じ本を買うのに、Aストアから買うと消費税がかかるが、Bストアで買うとかからない。電子書籍の購入を巡って不公平さが問題になっている。アマゾンで電子書籍を買うと無税になるとは知らなかった。アマゾンは国内電子書籍市場で30〜40%のシェアと言われ、アップルを入れると50%を超えるのか。国内ストアは三十数社。紀伊国屋は「電子書籍事業は赤字。消費税で差がつけば勝てるわけがない」とのコメント。気持ちで完全にやられている。いつまでも国内のまとまりが悪いのが気になる。
4/×
記念誌の仕事で市内の大学へ。キャンパスには新入生があふれていた。初めての場所にまだ馴染めないようで、たどたどしく見える彼ら。そこへ先輩面の在学生が、威勢よく部員勧誘のアピールをしていた。この時期ならではの風景。35年ほど前のこの時期、自分も同じように彷徨っていたのかもしれない。軽音楽部にでも入ろうかと思っていた記憶があるが、入部したのは出版研究部だった。勧誘を受けたわけでもなく、なぜか自分からドアを叩いたのだと記憶している。
4/×
「本屋大賞」の受賞作に和田竜氏の『村上海賊の娘』が決まった。3月末にしまなみ海道を通って大島にある村上水軍博物館を訪れたとき、館内に開館10周年記念で開催する和田竜氏の講演会ポスターが貼ってあった。4月26日の講演会は、本屋大賞発表直後にチケットは即売したようだ。村上水軍は南北朝から戦国時代にかけて瀬戸内海で活躍した一族。それ以前の時代の海洋族に興味はあるのだが、これも何かの縁。今年は受賞作を読んでみよう。
4/×
地味な古墳学会に、今年なって異変が。1月に別冊太陽『楽しい古墳案内』が発刊され、大和や河内の有名古墳に混じって、軽いタッチで吉備の造山、作山、こうもり塚、楯築遺跡まで紹介される。雑誌「オセラ」初春号と情報誌「タウン情報」3月号で古墳巡りが紹介されたのに続き、新聞社系で4月の「さん太タイムズ」(山陽新聞社の子ども新聞)で子ども向けに古墳特集。「おかやまリビング新聞」と「くらしきリビング新聞」でも1面と中面で古墳巡りを大きく紹介。吉備の古代史の大衆化現象が起きている。
4/×
理化学研究所が論文に不正があったとする「STAP細胞」問題。筆頭著者・小保方氏の記者会見では、細胞の再現に200回以上も成功し、再現には実験上のコツがあるのだと主張。そうなら、理研は小保方氏を加えて、全面的に援助してSTAP細胞の再現に務めるべきでは。STAP細胞が確認されると理研にも大きなメリットがあるはず。患者の役に立つSTAP細胞を発見するという目的がどこかに消え、政治的な思惑と科学者のプライドが絡み合って問題を複雑にしているように見えるのだが…。
4/×
運転免許証の更新で、北区御津の県運転免許センターへ。違反歴があったので2時間講習を受ける。講師の話は「おっしゃる通り」と100%納得、異議なしである。安全運転を心がけ、無事故・無違反であろうと思う。それにしても受け取った免許証と、3年前の免許証の顔写真。たった3年でも変化があるなぁ。前々回の免許証はどこへいったか不明だが、過去の免許証はとっておくべきだ。並べて貼って保管しておけば、顔写真の自分史になる。
4/×
話題の「ネイロ堂」古墳カフェに寄る。実際の出土物や古墳をモチーフにしたお皿や箸置き、鍋つかみ、石けんなどの「古墳グッズ」が展示販売されていた。古墳カレーや古墳クッキーは大人気。仕掛け人は長年、リトルプレス「街歩きノート」を発行する福田さん。知り合いの陶芸や手芸などの作家さんに声をかけ、作品を持ち寄ったそうだ。女性の手にかかると、こうなるということだ。考古学者や行政の文化財担当者は、こんな発想にはならない。吉備の古代を身近にする注目すべきアプローチ。
記念誌の仕事で市内の大学へ。キャンパスには新入生があふれていた。初めての場所にまだ馴染めないようで、たどたどしく見える彼ら。そこへ先輩面の在学生が、威勢よく部員勧誘のアピールをしていた。この時期ならではの風景。35年ほど前のこの時期、自分も同じように彷徨っていたのかもしれない。軽音楽部にでも入ろうかと思っていた記憶があるが、入部したのは出版研究部だった。勧誘を受けたわけでもなく、なぜか自分からドアを叩いたのだと記憶している。
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「本屋大賞」の受賞作に和田竜氏の『村上海賊の娘』が決まった。3月末にしまなみ海道を通って大島にある村上水軍博物館を訪れたとき、館内に開館10周年記念で開催する和田竜氏の講演会ポスターが貼ってあった。4月26日の講演会は、本屋大賞発表直後にチケットは即売したようだ。村上水軍は南北朝から戦国時代にかけて瀬戸内海で活躍した一族。それ以前の時代の海洋族に興味はあるのだが、これも何かの縁。今年は受賞作を読んでみよう。
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地味な古墳学会に、今年なって異変が。1月に別冊太陽『楽しい古墳案内』が発刊され、大和や河内の有名古墳に混じって、軽いタッチで吉備の造山、作山、こうもり塚、楯築遺跡まで紹介される。雑誌「オセラ」初春号と情報誌「タウン情報」3月号で古墳巡りが紹介されたのに続き、新聞社系で4月の「さん太タイムズ」(山陽新聞社の子ども新聞)で子ども向けに古墳特集。「おかやまリビング新聞」と「くらしきリビング新聞」でも1面と中面で古墳巡りを大きく紹介。吉備の古代史の大衆化現象が起きている。
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理化学研究所が論文に不正があったとする「STAP細胞」問題。筆頭著者・小保方氏の記者会見では、細胞の再現に200回以上も成功し、再現には実験上のコツがあるのだと主張。そうなら、理研は小保方氏を加えて、全面的に援助してSTAP細胞の再現に務めるべきでは。STAP細胞が確認されると理研にも大きなメリットがあるはず。患者の役に立つSTAP細胞を発見するという目的がどこかに消え、政治的な思惑と科学者のプライドが絡み合って問題を複雑にしているように見えるのだが…。
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運転免許証の更新で、北区御津の県運転免許センターへ。違反歴があったので2時間講習を受ける。講師の話は「おっしゃる通り」と100%納得、異議なしである。安全運転を心がけ、無事故・無違反であろうと思う。それにしても受け取った免許証と、3年前の免許証の顔写真。たった3年でも変化があるなぁ。前々回の免許証はどこへいったか不明だが、過去の免許証はとっておくべきだ。並べて貼って保管しておけば、顔写真の自分史になる。
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話題の「ネイロ堂」古墳カフェに寄る。実際の出土物や古墳をモチーフにしたお皿や箸置き、鍋つかみ、石けんなどの「古墳グッズ」が展示販売されていた。古墳カレーや古墳クッキーは大人気。仕掛け人は長年、リトルプレス「街歩きノート」を発行する福田さん。知り合いの陶芸や手芸などの作家さんに声をかけ、作品を持ち寄ったそうだ。女性の手にかかると、こうなるということだ。考古学者や行政の文化財担当者は、こんな発想にはならない。吉備の古代を身近にする注目すべきアプローチ。
4/×
倉敷美観地区の近くにある観龍寺に出向く。この寺は、幕末に倉敷代官所を襲撃した奇兵隊が陣を張ったところ。門の鴨居の木には槍の傷跡が残る。倉敷市立公民館で開催されている「備中倉敷学」の会長が、この寺の住職。同学会から出版相談を受ける。各地で地域の歴史や文化に関心を持ち、互いに学び合う地域学が盛んだ。自分たちの住む地域に愛着があり、もっと知りたいし学んだことは残したい。そのお手伝いは望むところだ。
4/×
年度末の数日、取次店が棚卸しのため、納品が停止になった。3月のうちに著者納品した5冊分を、この日に取次店へ一挙搬入。年度末は行政関係の納品が重なり、印刷業会は1年で最も忙しい。印刷の最終工程にあたる製本屋さんはたいへんだったようだ。出入りの皆さんも忙しそうだ。今年は消費税率のアップがさらに輪をかけた。あのアマゾンでさえ、6日間も新刊の登録を停止してシステムの税率を切り替える。
4/×
温かい日が数日続き、岡山市の桜は満開。自転車通勤なので、この日は桜を愛でながら事務所まで。県営グラウンドの桜、西川の川沿いの桜、途中の寺や神社の境内にある桜、遠回りして後楽園周辺の並木桜…。とても気持ちのよい朝だった。今年は花粉が多いようだが、私は比較的軽く、鼻がむずむずして時々くしゃみが出る程度。三寒四温でまだ寒い日もありそうだが、移りゆく季節を満喫した朝の一時。
4/×
事務所の1階に降りたら、偶然、目の前の道をベロタクシーが通って行った。岡山にベロタクシーが運行すると新聞に乗っていたので知ってはいたが、実物を見るのは初めて。ベロタクシーは人力で走る。屋根のある三輪自転車だ。客2人を乗せられる。新聞には、観光客の利用を見込んで後楽園や岡山城、岡山神社周辺を走るように書いていた。全国的にはNPOなどが、街中に暮らすお年寄りの買い物や通院の足に使うなど、福祉に活用しているとも聞く。岡山のベロタクシーの健闘を祈る。
4/×
岡山市が政令市になって5年だそうだ。都道府県並みの権限を持つようになったそうだが、市民にその実感はない。住所に区がつき区役所ができたことぐらいか。都市計画はあったが、市長が代わりやっと実行に移されるようだ。前市長は具体的な施策を実行してこなかったとも言える。前知事、前々知事の政策はどうだったのか。特にN知事の県政を批評を聞いたことがない。首長の失策を問わないのは、日本の体質のようだ。最近、昭和史が面白い。
4/×
週の後半から寒い。午前中は方谷研究会の会合へ。文化助成金をいただけることになり、会にも安堵感が。助成金は、明らかに活動の推進力になっている。方谷に関する新しい史料発掘に乗り出すことに。機関誌「山田方谷ゼミナールvol.2」の編集のについての細目と、今年10月の研究発表の講演者と演題も決まる。午後は著者の来社があり、校正紙を受け取る。夕方から小雨。桜の花びらが気にかかる。
倉敷美観地区の近くにある観龍寺に出向く。この寺は、幕末に倉敷代官所を襲撃した奇兵隊が陣を張ったところ。門の鴨居の木には槍の傷跡が残る。倉敷市立公民館で開催されている「備中倉敷学」の会長が、この寺の住職。同学会から出版相談を受ける。各地で地域の歴史や文化に関心を持ち、互いに学び合う地域学が盛んだ。自分たちの住む地域に愛着があり、もっと知りたいし学んだことは残したい。そのお手伝いは望むところだ。
4/×
年度末の数日、取次店が棚卸しのため、納品が停止になった。3月のうちに著者納品した5冊分を、この日に取次店へ一挙搬入。年度末は行政関係の納品が重なり、印刷業会は1年で最も忙しい。印刷の最終工程にあたる製本屋さんはたいへんだったようだ。出入りの皆さんも忙しそうだ。今年は消費税率のアップがさらに輪をかけた。あのアマゾンでさえ、6日間も新刊の登録を停止してシステムの税率を切り替える。
4/×
温かい日が数日続き、岡山市の桜は満開。自転車通勤なので、この日は桜を愛でながら事務所まで。県営グラウンドの桜、西川の川沿いの桜、途中の寺や神社の境内にある桜、遠回りして後楽園周辺の並木桜…。とても気持ちのよい朝だった。今年は花粉が多いようだが、私は比較的軽く、鼻がむずむずして時々くしゃみが出る程度。三寒四温でまだ寒い日もありそうだが、移りゆく季節を満喫した朝の一時。
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事務所の1階に降りたら、偶然、目の前の道をベロタクシーが通って行った。岡山にベロタクシーが運行すると新聞に乗っていたので知ってはいたが、実物を見るのは初めて。ベロタクシーは人力で走る。屋根のある三輪自転車だ。客2人を乗せられる。新聞には、観光客の利用を見込んで後楽園や岡山城、岡山神社周辺を走るように書いていた。全国的にはNPOなどが、街中に暮らすお年寄りの買い物や通院の足に使うなど、福祉に活用しているとも聞く。岡山のベロタクシーの健闘を祈る。
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岡山市が政令市になって5年だそうだ。都道府県並みの権限を持つようになったそうだが、市民にその実感はない。住所に区がつき区役所ができたことぐらいか。都市計画はあったが、市長が代わりやっと実行に移されるようだ。前市長は具体的な施策を実行してこなかったとも言える。前知事、前々知事の政策はどうだったのか。特にN知事の県政を批評を聞いたことがない。首長の失策を問わないのは、日本の体質のようだ。最近、昭和史が面白い。
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週の後半から寒い。午前中は方谷研究会の会合へ。文化助成金をいただけることになり、会にも安堵感が。助成金は、明らかに活動の推進力になっている。方谷に関する新しい史料発掘に乗り出すことに。機関誌「山田方谷ゼミナールvol.2」の編集のについての細目と、今年10月の研究発表の講演者と演題も決まる。午後は著者の来社があり、校正紙を受け取る。夕方から小雨。桜の花びらが気にかかる。
3/×
文房具に凝ることはないが、最近、フリクションのボールペンをよく使う。消すことのできるボールペン。これは画期的だ。売れるのが分かる。特に私は0.8の太めが使いよい。ゲラの朱入れにもメモ書きにも使う。ボールペンはすべてフリクションしたいぐらい。従来のボールペンが隅にやられている。熱で消せる特殊なインクの開発が、ヒットにつながった。このインク、冬には強いが、夏には要注意らしい。夏に戸外の車の中にメモを置いていたりすると、メモが消えることがあるという。このボールペンにも弱点があるのだ。
3/×
新刊を納めに岡山市郊外の著者宅へ。今回の書籍は著者にとって2冊目。前作より薄い本になったが、途中、追加の原稿があって制作期間は長くなった。あとがきも1作目は迷わず書けたそうだが、今回は何度も書き直したそうだ。前作よりたいへんだった分、喜んでいただいた。著者は地元の内容なので地元の出版社で、と小社を選んでくださった。私が著者だとしても、一度も編集担当者と顔を合わさないでつくるのは不安だと思う。宅急便やeメールも使うが、最初に顔を合わせて作業を進めることは大事なこと。
3/×
雑誌『男の隠れ家』5月号は「本に出会う空間、本と過ごす時間。」がテーマ。同じく中高年男性をターゲットとする『サライ』が通販に傾倒する中で、『男の隠れ家』は姿勢を変えず好感が持てる。5月号は本をテーマにする本書の第2特集は、「関東・関西のブックカフェ 珈琲と本が奏でる空間」。そして、特に第3特集「会社は小さくても、大きなこだわり 今、地方出版が面白い!」にチューモク! 北海道の寿郎社、九州の弦書房などと吉備人出版が紹介されている! この号は「買い」。買わなくても立ち読みを。
3/×木
この3月末で退職という人がちらほら。60歳で退職後、給料が下がっても65歳まで嘱託で勤めるという人も。60歳での隠居は、まだ早いと思う。親父は国鉄に勤め、55歳で退職している。退職金が多くあれば、自由な時間とお金を使ってやりたいことをするのも悪くないだろう。が、子育て世代の私の場合は、生涯現役を続行するしかない。もっとも、大企業や高級官僚でなければ、退職後の老後の不安は大きく、楽観できる心境にならないという。
3/×
消費税8%を前に、駆け込み買いが続いて家電や百貨店、スーパーなどが盛況らしい。4月になれば、消費税アップを基にあらゆる商品が値上がりし、物価は上昇必至。ガソリン代もここで値上がりするらしい。リッター150円台。数年前、マスコミがガソリンスタンドを取材して大騒ぎしていた価格だが、今回はなぜか冷静だ。今回の物価上昇を上回る給与を出す企業が、大手企業のほかはどれほどあるのか。特に斜陽産業の業界は厳しく、格差は開くばかりだ。
3/×土
しまなみ街道を車で初めて渡った。自転車乗りの間でも話題の多い路線だ。今回、だいたいの島の位置関係をつかめた。寄ったのは生口島の耕三寺、大島の村上水軍博物館。愛媛県では松山城や正岡子規博物館に。特に松山城は、思っていたよりずっとよい城だった。標高130mほどの山にあってリフトで登城でき、天守からの見晴らしはバツグン。天守閣の建物は国宝、城内の桜は満開で見応え十分だった。とべ動物園をコースに入れたのもわが家らしい。伊丹十三記念館は時間切れで寄れず次回に。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
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岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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