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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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小学校の卒業式に出席。印象的だったのは校長の祝辞。校長も今年度で退職し、教職を卒業するそうだ。校長は、ソチ五輪のフィギュアスケート浅田選手が失敗の後に感動の演技をしたエピソードを話し、あきらめない気持ちや挑戦することの大切さを説いていた。話し方にもに気持ちがこもっていたようだ。卒業式は一区切りつくセレモニーで、無事に卒業できることに感謝。子どもの成長を感じるし、親が励まされてしまう。
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数日前に自転車事故で入院した知人を見舞った。後ろから来た自転車をかわすために停止しようと足をついたが、サドルを3センチほど上げていたために、うまく足をつけず転倒。動けなくなり救急車をよんだ。診断は大腿骨骨折。60歳代半ばの彼は骨が脆くなっていると言われたそうだが、一緒にいただけに責任を感じる。歳をとると、筋力はもちろん、反射神経も弱くなる。体と気持ちを鍛えながら、歳相応の注意が必要ということか。
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版元ドットコムは、中小の出版社(192社)が参加する団体。各社の書誌データをネット上にアップし取次店や書店、図書館などへ共同で提供しようと、十数年前から活動している。小社も10年ほど前から参加し、近刊や新刊、品切れなど書誌データの配信をしてもらっている。同会加盟のメリットは大きい。加盟社の持ち回りで「版元日誌」を書いている。最新は小社の日誌。http://www.hanmoto.com/index.html
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この時期は、役所や学校、企業などの人事異動や退職の話題が多い。官公庁の異動はどういう基準なのだろう。業者との癒着やマンネリを防げ、人心を一新させる。ただ、やる気のある人が担当すれば快調に進むが、そうでない人になれば停滞することになる。部署を経験させるメリットがあるのだろうが、慣れたころに移動させるとデメリットになる場合もある。適材適所といいながら機械的にやっているのでは、と思えることもある。
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散髪の帰り道、近所のTSUTAYAに寄る。書籍の棚の向きが変えられ、リニューアルしていた。特に「デザイン文具」と名付けられた文具のコーナーを設けていたほか、コミックの棚が広がっている。吉備人出版のコーナーが見当たらない。郷土本は雑誌やムック系のものが集められ、平台に置かれていた。硬い内容の書籍は動かないからはずされたのか。最近の傾向はこうなんだと思いつつ、不本意ながらも家路についたのであった。
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津山の出版相談に行く。美作は「美作国分国1300年」の年だった。「建国」ではなく「分国」だとつっこみを入れたいところだったが、盛大にイベントが実施されて、昨日は閉会セレモニーが行われたそうだ。印象に残っているのは、NARUTO列車とミステリー小説の謎解きぐらいか。美作は備前・備中とは文化が少し違うと感じることがある。書籍は行政主導で刊行してきているようだ。出版社の機能を使えば、もっと広がりも出てくると思うのだが。
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地元紙に、新聞社が主催した岡大・松木教授の歴史講演会要旨を掲載していた。古代吉備のシンボルは楯築遺跡と造山古墳で、2つの史跡を中心に解説している。特に楯築遺跡は、古墳のルーツにもなる重要な遺跡。この楯築に関する小社の書籍が品切れになっている。『楯築弥生墳丘簿』(近藤義郎著)と『楯築遺跡と卑弥呼の鬼道』(薬師寺慎一著)。前者は発掘者であり、埴輪や古墳発生を研究した考古学者の著書。後者は電子書籍になるが、前者は難しくなった。吉備にとって重要な遺跡の解説書だけに残念。
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数日前、朝日新聞香川県版に歌集「深海魚」が掲載され、その日に購読申込みがあった方から電話があった。「一気に読み終えることができた。この本は素晴らしいねえ」などと絶讃のお言葉。「本の出来ばえもいい」とデザインや造本についてもほめていただいた。この方は国語教師をされておられ、言葉に敏感な方のようだ。「深海魚」の著者・三谷さんは生後間もなく脳性小児麻痺になり、パソコンのキーボードを棒で1文字ずつ押さえて綴られる。文字が熱を発しているような歌集だ。http://urx.nu/7gmR
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取次店が主催する勉強会に参加。出版の業界紙編集長によるアメリカの書店視察の報告。ニューヨークにある注目の書店を紹介。最近の傾向は、文具などのグッズを販売し、カフェを併設する独立系の書店が増えているということ。複合店と地域のコミュニティに支持される店が売上げを伸ばしているとか。大型書店やネット書店も、これらの店の売れ筋に注目していると言う。店内で販売している電子書籍は、上製本や並製本、文庫本の延長にある、新しい本の形態という認識らしい。
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東日本大震災よって岡山県に避難している人は1000人を超えている。これは沖縄県より大阪府や京都府よりも多く、西日本最多。NPO法人などの市民団体が細やかな支援活動をしていることが、大きく貢献しているようだ。災害が少なく暮らしやすいというイメージが広がっている。これを機に乗じて岡山県知事が県民「8092人」(はれのくに)を募集するらしい。知事が登城する動画だ。http://urx.nu/7dSb この動画の制作費を、移住者支援をしているNPOに渡せば、岡山県はもっとよいPRができるだろう。
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これまで刊行した書籍の著者と連絡をとっている。書類を送って連絡がないので、電話をかけることもある。連絡がつかず、訪問することも。場所を探すために、グーグルの地図サイトで確認し、ついでにストリートビューを見ることもある。場所によっては家を画像で見ることができ、書庫の車も映る。道に沿って歩くように画像を進めることもできる。スゴい技術だが、プライバシーの問題が残ると思うが、問題にする人はいないのだろうか。
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県立博物館を誘致する会が主催する講演会に参加。年1回のイベントをしており今年で15回目。会場は備中国分寺。講師は吉備考古ライブラリィ『備讃瀬戸の土器製塩』著者の一人。塩をつくった土器の変遷と分布から古代の吉備を読み解いていた。主催者の活動主旨になっている、古代吉備の通史を紹介する博物館はあったらよいと思う。想定候補地もあるようだが、予算の関係で大きな箱物の建築は難しいのだろう。最初は小さく建て、建て増しながら大きくしていくしかないのでは。
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昨年11月から販売していた一部の電子書籍のうち、1タイトルが販売できた。売上げは数百円。2010年は電子書籍元年といわれ、この年に小社もアップルから電子書籍1タイトルを発売したところ、さっぱり売れなかった。以来、水面下で販売の準備を徐々に整えてきた。小社の電子書籍元年は今年にしたいと秘かに思っている。アマゾンで紙の書籍を販売した最初の月の売上げは数千円だった。電子書籍も少しずつ育てていきたい。
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就任記者会見で従軍慰安婦問題や特定秘密保護法について問題発言を繰り返した某放送局会長。参考人として質問を受ける様子を見ていると、この人はどうも横暴で、現場に口を出すのではと思えてしまう。公共放送であるなら、政治との距離を十分に置いてほしい。庶民は受信料で反応するしかないのか。また、総理大臣の発言も、隣国を警戒させて同盟国にも呆れられる。戦争のリスクを増大させる政府が決めた消費税にも、抵抗感があるなあ。
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新刊『改訂版 新ルート岡山の山百選』を発刊。午後から取次店に搬入し、大型書店にも直納した。この新刊の案内を取次店にしたとき、「年度末で商材のないときに歓迎」と言われ、まとまった冊数を書店に配本できた。が、問題は旧版の返本。初版『新ルート岡山の山百選』を発刊してから10年。全コースを再踏査した最新情報を盛り込んだ。確認した書店では旧版の在庫は多くはなかったが、店数が多いので気になる。
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4月から消費税が8%。著者からの質問。通常、契約時と納品時の2回に分けて支払いをお願いしている。お尋ねは、「最初に全額支払いをしてもよいか」と。また、本を直納品している店からも質問があった。委託期間が春をまたぐので、3月まではお客さんからもらうのは5%だが、4月からの小社への支払いは8%となるのかと。大手出版社では、消費税の違いがでないように、3月末の発売を数日早めるそうだ。消費税対応こもごも。
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大学の先生と助手の方と打ち合せをした。二人ともメモに使うのはノートとペンではなく、ノートパソコン。いつの頃から、若い世代はノートを執る代わりにパソコンを使いだしたのだろうか。テレビで見る記者会見で、記者たちはノートパソコンを机に置いて打ち込んでいる。キーボードをブラインドタッチで打て、単語登録をたくさんして使いやすくカスタマイズしているのかだろうか。私は汚い字でも紙にメモする。
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午後から産院が主催する「12才の会」に取材で参加。この会は、この産院で産まれ12歳になった子どもと親を一緒に招待する。院長の挨拶の後は、ゲスト講師が「志授業」という演題で講演。単なる夢ではなく「志」を持ってもらい、これからの人生の指針にしてもらうという主旨。ビデオでこの授業を受けた子どもらが自分の志を発表していた。これが立派で小学6年生とは思えないほどだった。この産院のこだわりは、世代を超えて伝わっていく。
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「そうじゃ吉備路マラソン」はハーフに出場して2時間2分。自分の記録としては標準、ノンストップで完走できことに満足。今回の出場者数は過去最高というだけあって会場周辺は大渋滞。主催者が用意した駐車場から会場までの距離が遠い。スタート時刻の30分前にトイレに並んだために、出発時刻にスタートラインにつけず、3分ほど遅れる。しかもトイレからスタートラインまで余計な距離を走ってしまった。ゴール後は恒例の豚汁をいただいて帰路に。車の運転をしていたらアクセルを踏む右足脛の筋がつってきたので、途中で運転を妻に代わってもらい帰宅。
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ある印刷会社が、自社で印刷した行政が発行するパンフレット類を広くネットで読めるようにと、「オカヤマイーブックス」というサイトを立ち上げて公開している。自治体のほか公共施設や病院などにも呼びかけて広く刊行物を公開していくそうだ。よいことだと思うが、これは自治体が統合的にするともっとよくなるはず。業者がすると営業臭がしないでもないが、気になるのはこれを電子書籍と呼ぶのかどうか。これは電子パンフレットでは?
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インターネット上で流通するという仮想の通貨ビットコイン。欧米を中心に日本でも使う人があったそうだが、突然に取引停止になったらしい。なぜか日本語を話す若い外国人が東京で記者会見していた。何が起こったのかさっぱり分からない。ネット書店が事業撤退すると、電子書籍の蔵書が突然読めなくなる。ウインドウズのXPのサポートが間もなく終了とか。私が使うアップルも、2001年以前のアプリケーションからのプリント出力ができなくなった。インターネット上の世界は、砂上の楼閣と思ってつきあうべきもの。
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棚卸しの1日目。午後から瀬戸内市(旧長船町)にある製本所へ。旧長船町はベネッセコーポレーション関連の印刷所や製本所、物流センターなどのインフラ工場が集結している。向かった製本所には、印刷所からの印刷物を製本してもらい、そのまま預かってもらっている。広い工場内の隅にある棚に納めているので比較的に数えやすい。が、やっかいなのが、ホコリと騒音。数年に渡って置いているものにはホコリがたまっているし、工場の機械の騒音で1時間もいると耳がキーンとしてくる。カウント後、せっかく来たので必要な本を持って帰る。
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棚卸し2日目は、隣のビルに。事務所の部屋を折半し、半分のスペースに書籍を置いている。事務所の入居人も留守で、先日のような騒音もなく静かに作業。この部屋は北向きになので、夏は涼しくてよいが、冬は寒い。事務所の人がいないので、暖房(ストーブ)がない。おまけに午後は眠くなる。眠くなると作業効率が悪くなり、時間がかかる。それにしても昨年のカウント時から書籍を入れたダンボールの移動がないのは、動いていないということで問題だ。
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棚卸しが終わって今日から3月。吉備人出版の会計年度は新年度になる。昨年度は書籍の点数は出たが、売上はもうひとつだった。反省点も多い。20年目だし、気持ちを切り替えてマンネリを見直して新しいやり方、新しいことへのチャレンジが必要。さて、この「ほぼ1週刊分のほぼ140字日記」は、途切れることなく1年間続いた。パンパカパ〜ン!!!(昭和のファンファーレ) タイトルの140字というのはもはや無理で、200字〜250字が適当な文字数。タイトルはこのままにして継続することにする。
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会計年度が3月〜2月なので、今月は決算モード。棚卸しをして、発刊した書籍の数を把握する。直接、本を預けて販売してもらっている店の在庫も調べる。電話でも確認するし、数の多い店には出かけて行って調べる。1店舗が1時間から1時間半。店の人と情報交換もする。ずっと棚の前に立ちっぱなしで本とにらめっこだから、根気が必要で足も疲れてグッタリ。何が売れていて売れていないかも直接分かるので、よい機会とも言える。売れていないのは、書店にとっても厳しいが、出版社も厳しい。
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オリンピックの男子フュギュアで優勝の羽生選手。羽生ファンのわが家の子どもが「この曲を持っていない?」と尋ねてきた。こういう時に全CDをデジタル化しておくと、探すのに便利。羽生選手が使っている曲は、ロックギタリストのゲイリームーアのバラード。スタジオ録音のアルバムには歌が入っているのだが、歌っていないライブ盤の曲を使っているようだ。このギタリストはハードロック畑の人で、2年前に亡くなっている。90年代にブルースに回帰した2枚のアルバムが私の好み。クラシック曲が主流のフュギュア界だが、ロックにもふさわしい曲はある。
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宮脇書店総社店が改装した。コミックを2階に移動し、文具や雑貨、食品を販売するスペースを入り口前に設けた。このコーナーを「ヒロシゲマエ」と名付けている。同店の社名は「有限会社ヒロシゲ文庫」。「ヒロシゲ」は2人の息子さんの名前(「ヒロ○○」「シゲ○○」)から取ったそうで、親の愛情を感じる。岡山市北区の書店「ゆうりん館」は、祖父母の名前(「ゆう○○」「りん○○」)から名付けたそうだ。この日寄った岡山市中区の「福島かねつき堂」は、名字の福島さんに、店の向かいにあるお寺のかねつき堂を付けている。
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書店以外でも書籍を販売してもらっている。例えば美術館や観光センター、食堂、アウトドアショップ、衣料品店、旅館、土産物店など。本の内容に応じて、想定できる読者から、それにふさわしい場所にお願いして売ってもらう。塵も積もれば山となる。チャンネルを増やして数を売るのは正しい考え方だが、チャンネルが増えていくほど在庫数の確認作業がたいへん。毎年この時期、読者とのダイレクトな関係を深めて、会員制のような組織で直接販売する方法も探りたいと考えてしまう。
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吉備人出版は20周年記念で「ほんとまち」大賞の作品を募集する。この日、書店や図書館などに、告知の協力をお願いするDMを出した。同封したのはポスター、チラシ、フライヤー。これらのデザインは守屋豪人氏に依頼した。マークもブランディングしてくれている。このマークの絵柄は、本棚に20冊の本を並べた背表紙のイメージ。訪問した書店に見せたところ、評判もいい。募集期間は5月から7月。ジャンルは問わす。たくさんの作品が集まりますように。
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倉敷市の喜久屋書店で出版相談。来客者はなし。帰りに総社市へ回り、明日の「そうじゃ吉備路マラソン」の前日受付を済ませ、ゼッケンを受け取る。今年の参加者は約18000人。駐車場とスタート位置が遠いうえに、当日の受付は大行列に並ばなければならず、スタート時間に間に合わなくなるおそれがある。混雑を避けて、当日の朝スムーズにスタートラインに立てるようにするためだ。例年通りに走りきることができるのか。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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