忍者ブログ
吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
<< 12  2025/01  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    02 >>
[85]  [86]  [87]  [88]  [89]  [90]  [91]  [92]  [93]  [94]  [95
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5/×

出雲大社に行かれた方から、お土産の「遷宮紅白餅」をいただく。今年は出雲大社も伊勢神宮も遷宮の年にあたり、神社界にとってはビッグイヤー。神事なので一般の人は見ることができないが、テレビであらましを紹介していた。60年前の前回の遷宮の時代は、一般家庭にテレビはなかった。「そうしてみると60年のスパンは長いよね」と思いつつ、八百万の神々が集まる神社の遷宮菓子を食べながら、ご利益がありますようにと願うのであった。

5/×

岡山駅前の商店街で「火曜日ジャズナイト」(16時~21時)があると知って、仕事帰りに寄ってみる。新聞の折り込みチラシにも、「仕事帰りにジャズと美味しい物をを味わいにきませんか」と。こういうときにスッと行けるのが自転車通勤の強み。駅前商店街に行くと、デュオとトリオのグループが距離をとって演奏をしていた。ワゴンを並べてセールをするより魅力的で、商店街への親しみもわいてくる。

5/×

マスコミで取り上げられている、旧日本軍従軍慰安婦についての政治家の発言。最近の憲法改正論議や閣僚の靖国参拝などを見ていると、一部の人たちはどうも戦争の準備をしたがっているようだ。悲惨な戦争を経て、戦争を放棄した国の憲法を誇りに思ってきたのだが。再度、先の戦争を考えてみる時期だ。戦争関連で『アジア・太平洋戦争下水島軍事機密史料集-航空機工場と航空基地建設の実態-』を編集中。

5/×

この日の地元新聞掲載の「古墳スイーツで岡山PR」の見出し。埴輪をモチーフにしたドーナツということだ。市内の女子高生が、「授業で歴史を学ぶうちに、意外と知られていない「古墳王国・岡山」をスイーツでアピールしようと思い立った」というのがいい。これまで総社市内の店では、「古墳まんじゅう」「古墳ぜんざい」などが考案されていた。また、別組織で「特殊器台再現プロジェクト」も進行している。古墳研究の周辺に、こうした古墳文化が育つことはたいへん望ましいことだ。

5/×

国際宇宙ステーションに滞在しているカナダ人宇宙飛行士がミュージックビデオを作成して公開したとかで、TVでも流していた。デビットボウイの「スペースオデッセイ」(69年)という曲を、この飛行士が船内で歌っている。中学生のころ、地上管制官が宇宙船内にいる飛行士トムへ通信で呼びかける、ボウイの歌詞に魅せられた。その後、ボウイはアルバム「ジギースターダスト」を制作し、私の愛聴盤にもなった。この宇宙飛行士は私と同世代。今回のビデオも素晴らしい。
http://www.aoi-kokusaiblog.com/?p=15822

5/×

昼食に遠方のうどん屋へ自転車で行く。題して「自転車さんぽ」ミニ。岡山市街地にある神宮寺山古墳(前方後円墳)から(吉備土手下麦酒醸造所)、唐人塚古墳、賞田廃寺跡を巡って、うどんの「およべ」祇園店に。市街地にもどり、石山公園付近の「マルゴデリ石関町店」で野菜ジュースを飲んで解散。道中を行き当たりばったりで案内したが、距離も内容もなかなかのコース。薫風が気持ちよく、リフレッシュできた土曜の昼。

PR

5/×

天気の良かった4連休は終わり。この日も晴天。雲一つない青空が広がった。岡山らしい晴れの日。これから梅雨までが一番いい季節だ。暑くもなく寒くもなく、戸外の空気はさわやか。帰りに、2週間ほど前には愚痴の多かった人と会うが、今日は意欲的な話をする。つられてこちらまで前向きになる。元気になるには、元気な人と接するのが一番。

5/×

『卑弥呼は近江か出雲か吉備か』(テレビせとうち)が発刊される。昨年末に開催の「邪馬台国サミット」をまとめた内容。この「邪馬台国説」は大和と九州が有力だが、四国や関東、北陸など各地にご当地説がある。吉備説もいくつかあるようだが、どうも10年以上前の故・近藤義郎説のアレンジに思えてならい。私はというと「吉備投馬国」説だ。いずれにせよ、古代史論争が盛んになるのは良いことだ。

5/×

新聞に、山田方谷像が全頁広告として載る。朝日新聞、読売新聞、日経新聞、山陽新聞、新潟日報と、全国紙3紙と地方紙2紙に掲載されたとか。スポンサーは「医療環境のトータルプロディース・シップヘルスケア」という企業。「至誠惻怛」を企業理念にしてるという。高梁市出身の社会事業家を紹介した『留岡幸助と備中高梁』(倉田和四生著)の帯にこの文字を使ったが、これでこの言葉もグッと広まった。それ以上に、この会社はイメージを上げたのでは。「便乗」といわれても。

5/×

午後、岡山市シティミュージアム5階常設展示室で開催中の写真展「岡山後楽園の四季」に、写真集『岡山後楽園の春夏秋冬』(難波由城雄氏)の追加納品をするために行く。この写真展は、昨年オランダのファンボメルファンダム美術館で開催された写真展の凱旋展示。圧巻なのは縦約2m、横5mを超えるアルミ製の巨大パネルの写真。最近の技術は金属にも印刷でき、引き延ばしても画像は荒れない。この展示は7月7日まで。今後、再び海外で展示の計画があるとか。「写真力」が牽引する。

5/×

知人に勧められて『夢を売る男』(百田尚樹著)を読む。内容は、東京大手の自費出版会社のやり手編集長を主人公にした小説。著者が放送作家出身というだけあって、テンポがいい。プロットづくりに、東京での自費出版業界でかなり情報収集をしているようだ。大手の有名出版社も自費出版事業に乗り出す時代。うまい言葉に要注意。本づくりは著者と誠実に向き合っていくことしかない。

5/×

この日、方谷研究会の理事会を開催。規約や役員を若干変更。会誌の進行状況などを報告し。今年の研究会の発表者の話などで約2時間。専門的な話で盛り上がる。方谷の全ページ広告の件は話題にものぼらなかった。地域の歴史や文化を調べたり、地元出身の人物を顕彰する会は、どこも高齢化しているという。今年10月の研究会は、若い世代も発表することになり、頼もしいかぎり。

4/×

上の子は発表会。下の子と「なばたとしたか絵本原画展」に行く。一見、気持ちの悪いキャラクターだが、子ども達に絶大な人気。「かくれももじり」などコビトのキャラクターを創作し、今や「こびとずかん」関連書籍(長崎出版)は累計で200万部を超えるという。作者は当初、600部を作成し自分で手売りをしていたそうだ。彼の絵をここまで育てた出版社と編集者に感心する。

4/×

自分で課したこの日記の文字数、約140字規定をどうも超え気味。つい書き過ぎる。軌道修正が必要。方谷研究会の事務局をしているので、5月に理事会開催するため、会員に案内状の発送作業をする。富士山が世界遺産になるというが、山田方谷をNHK大河ドラマにするのは閑谷学校を世界遺産にする難しさがある気がする。まずは史実に基づく地道な基礎研究の積み重ねから。

5/×

官公庁のコンペ参加の案内があり、その説明会に参加。内容はある施設リーフレットの作成。小社以外は印刷所が参加していた。以前に小学生向けのパンフレットを作成していたことから、小社にも声がかかったのだろう。印刷所と価格競争になると圧倒的に不利。そこをアイデアでカバーできるかがミソ。頭をひねって考えてみよう。

5/×

朝日新聞の人欄に、小社の登山詳細図を高尾山で販売する守屋二郎氏が紹介される。全国版だからすごい。ロードメジャーで計測したこの地図は、その名の通り「詳細」。新聞の写真でも、この地図の象徴といえるロードメジャー片手に微笑む守屋さんを撮っている。関東の「高尾山」「奥多摩」「東丹沢」の3種がベストセラーと書かれている。さらに弾みがつくように。

5/×

倉敷美観地区の林源十郎商店に寄る。倉敷の新しい人気スポットになってると聞いてはいたが、訪問するのは今回初めて。カフェや雑貨、ジーンズ衣料などのテナントが入って、若い人たちでにぎわっていた。古い商店を改装して雰囲気もいい。屋上からは倉敷美観地区周辺の甍の波を眺めることができる。『絵図で歩く倉敷のまち』などの販売を依頼したが、置くものに相当のこだわりがあるようで、返事は後日に。

5/×

4連休の初日。カミさんは先週の子どもの発表会スタッフで奮闘しすぎ、過労のため医者から安静を指示される。子ども達を連れて県北の公園に。久々に来たこの公園は4、5年前に来た頃よりも地味になり、子どもの評価は下がっていた。帰りに子どものリクエストで岡山市内の公園にも寄り、公園のはしご。1日に公園2カ所でぐったり。

4/×

早朝軽くジョギング。不肖による落ち込み気分の転換を図る。午前中は下の子と留守番。子どもが紙と絵の具を用意して「一緒に描こう!」といって来たので、二人で絵を描く。水彩画なんて学生のとき以来か。二人で家や花、女の子、車、自転車を描いて完成。大人と子どもが描いた絵なのだが、出来上がったものはどこから見ても全体が子どもの絵。大人が手伝った違和感はない。子どもの絵として壁に飾った。この日、今年初めてツバメを見た。

4/×

県庁を訪ねる。官公庁職員の配置換えは年度を更新する4月。専門職の方は別として、数年で他部署へ移動になる。まったく違う分野の職場になると、移動させられたご本人も状況の把握ができるまでに、1カ月ぐらいはかかるという。本格始動は連休明けぐらいからか。移動のメリットとデメリットはあるだろうが、デメリットは1カ月のタイムロス。働き方をめぐる論議は民間でも盛ん。昔からのやり方を踏襲するだけでなく、公務員の新しい人事システムも必要では。

4/×

帰りに郊外型書店に寄る。村上春樹の新作小説は売り切れていた。発売1週間で100万部突破というだけあって、店に入荷しないそうだ。10冊程度だけ入って、すぐ売り切れになるということが続いているとか。それにしてもスゴい。印税もスゴい。1700円×1,000,000×0.1=170,000,000円。17億??。7日間で。これからもロングで売れるし翻訳されて海外で売れるし、野球やサッカーのプロ選手の年俸よりスゴいのはないか。

4/×

鳥取市の会計事務所へ代表と二人で赴く。前年度の決算の成績発表を拝聴するために、毎年この時期に出かける。今回の成績はほんの少し良かった。とはいえ振り返ってみると反省点も多い。戦略的ではなく、成り行き的だったことなどもそう。苦手なことだが、緻密な計画性がほしい。マーケットが縮小する業界でのやり方は工夫がいる。はっきりとした計画と信念を持って前に進もう。来年は20年になる。人間でいえば二十歳、大人になろう。

4/×

企業活動を数十年続けていくうちには、必ず浮き沈みがある。創業50年という企業に代表と二人でうかがった。半世紀のうちには、世の中が変わり社会のニーズが変わる。同じことをしていたのでは、社会の流れについていけなくなる。壁にぶつかった時、軌道を修正するのがイノベーション。横波を受けないように船の向きを変えて荒波を正面から乗り越える。キラリと輝く技術を持って飛躍している中小企業は、岡山にも多いぞ。

4/×

『野菜食堂こやま』4刷が出来た。「玄米と菜食料理を基本ご飯にすれば体が元気になる」「食べ物が人生を変える」ことを伝えたくて3年前に出版。ファンの多い著者であるし、料理教室でも広めていただいた。版を重ねるのはありがたい。なにより、たくさんの人に本の内容を伝えられることが一番良いことだ。著者からも「これまでとは違う販路も考えていくわ」と力強い言葉。「菜食主義」を広めていきたい。野菜をおいしく食べるコツがこの本に。

4/×

月一定例の出版相談日で喜久屋書店倉敷店へ。相談者はなかった。店内を点検しつつ、店長に「絵図で歩く倉敷のまち」の注文をとる。岡山版に比べて動きが悪く、店頭への平積みをしてもらって反応をみることにした。さらに徘徊し、この日の朝日新聞「be」に紹介されていた若手評論家・宇野常寛氏の雑誌「PLANETS」を見つける。このごろ若い世代の評論家が元気がいい。新書『古代史を科学する』と一緒に買う。

最近、岡山県内の書店リストを久しぶりに整理した。営業スタッフの退職により、7、8年ほど前に使用していたリストを見直したところ、廃業店の多さに改めて驚いた。
 

閉店した書店をランダムに挙げてみれば…。最近の弘栄堂書店をはじめ、ブックポイント10、宮脇書店京山店、林語堂書店、くまざわ書店岡山店、宮脇書店飛行船北方店、セルバ岡山駅地下街店、泰山堂表町店、さいとう書店、ミネルバ高屋店、宮脇書店高屋店、TSUTAYA清輝橋店、TSUTAYA庭瀬店、ブックランドあきば益野店、松島書房、宮脇書店ピタゴラス、ミライア鴨方店、宮脇書店ルブラン店、高見書店TOPS店、宮脇書店金光店、メディア21井原店、津山ブックセンター院庄店など。このほかにもある。

店内の様子を思い出してしまうが、懐かしがっている場合ではない。
 

今さら言うまでもないが、書店の数が減少しているのは全国的な傾向だ。1994年に26000店余(経産省調べ)あった国内の書店は現在(2013年2月)14000店余という。ほぼ半減している。「シャッター通り」に代表される中心部の空洞化など、大型郊外店が進出して中小の小売店が減少する傾向は、書店だけではない。それにしても…。来年、岡山駅南にイオンモールが出店する。大型書店でも入れば影響を受けるお店は少なくないはず。
 

整理した書店リストの新規オープンした書店は、福屋書店アリオ倉敷、ジュンク堂岡山本店、ブックフォーラム喜久屋津山、本の森セルバ西口店、宮脇書店Pモール藤田店、TSUTAYA十日市店など…。
 

廃業店の数は新規開業店より圧倒的に多い。わが町の書店は大幅に減少している。

プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/15)
(04/01)
(04/08)
(04/15)
(04/24)

Copyright (c)ほぼ週刊 編集日和 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]