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天気の良かった4連休は終わり。この日も晴天。雲一つない青空が広がった。岡山らしい晴れの日。これから梅雨までが一番いい季節だ。暑くもなく寒くもなく、戸外の空気はさわやか。帰りに、2週間ほど前には愚痴の多かった人と会うが、今日は意欲的な話をする。つられてこちらまで前向きになる。元気になるには、元気な人と接するのが一番。
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『卑弥呼は近江か出雲か吉備か』(テレビせとうち)が発刊される。昨年末に開催の「邪馬台国サミット」をまとめた内容。この「邪馬台国説」は大和と九州が有力だが、四国や関東、北陸など各地にご当地説がある。吉備説もいくつかあるようだが、どうも10年以上前の故・近藤義郎説のアレンジに思えてならい。私はというと「吉備投馬国」説だ。いずれにせよ、古代史論争が盛んになるのは良いことだ。
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新聞に、山田方谷像が全頁広告として載る。朝日新聞、読売新聞、日経新聞、山陽新聞、新潟日報と、全国紙3紙と地方紙2紙に掲載されたとか。スポンサーは「医療環境のトータルプロディース・シップヘルスケア」という企業。「至誠惻怛」を企業理念にしてるという。高梁市出身の社会事業家を紹介した『留岡幸助と備中高梁』(倉田和四生著)の帯にこの文字を使ったが、これでこの言葉もグッと広まった。それ以上に、この会社はイメージを上げたのでは。「便乗」といわれても。
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午後、岡山市シティミュージアム5階常設展示室で開催中の写真展「岡山後楽園の四季」に、写真集『岡山後楽園の春夏秋冬』(難波由城雄氏)の追加納品をするために行く。この写真展は、昨年オランダのファンボメルファンダム美術館で開催された写真展の凱旋展示。圧巻なのは縦約2m、横5mを超えるアルミ製の巨大パネルの写真。最近の技術は金属にも印刷でき、引き延ばしても画像は荒れない。この展示は7月7日まで。今後、再び海外で展示の計画があるとか。「写真力」が牽引する。
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知人に勧められて『夢を売る男』(百田尚樹著)を読む。内容は、東京大手の自費出版会社のやり手編集長を主人公にした小説。著者が放送作家出身というだけあって、テンポがいい。プロットづくりに、東京での自費出版業界でかなり情報収集をしているようだ。大手の有名出版社も自費出版事業に乗り出す時代。うまい言葉に要注意。本づくりは著者と誠実に向き合っていくことしかない。
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この日、方谷研究会の理事会を開催。規約や役員を若干変更。会誌の進行状況などを報告し。今年の研究会の発表者の話などで約2時間。専門的な話で盛り上がる。方谷の全ページ広告の件は話題にものぼらなかった。地域の歴史や文化を調べたり、地元出身の人物を顕彰する会は、どこも高齢化しているという。今年10月の研究会は、若い世代も発表することになり、頼もしいかぎり。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。