お正月が済んで早くも1月半ば。正月用のお飾りも片付けるころ。最近は正月のお飾りを付けている車を見なくなった。1台も見ていないと思う。昭和時代の正月には、車にも小さなみかんの付いたお飾りをフロントに付けていた。新年の神様に、無事故の祈りを込めて飾っていたのだろう。
門松を立てる家も無くなった。昔も多くはなかったが、見かけていたような記憶がある。これも、ほとんど消滅してしまった。それでも玄関ドアのお飾りはまだ健在だ。お正月の演出効果はあるが、これもクリスマスのリースと変わりない。ムードをつくるアイテムだ。子どもの頃のお正月は、厳かで神聖だったように思うが、今では普段の連休とあまり変わりない。
お節料理はだけは残っている。食べ物は根強い。作らなくても、買って食べる。お節料理には縁起を担いだものがいっぱい詰まっている。数の子や黒豆、昆布やくわい、蓮根など。作る人が祈りを込めて料理し、食べる人も新年の幸せを祈りながらいただく……そんなことも次第になくなってきた。お節は正月の気分にもなれるし腹もふくらむから、残っていくか、やがて絶滅の運命か。
古い風習がなくなってモダンになることは良いこともあるが、行事やしきたりに込めてきた祈りの習慣も風化していくのは寂しい気もする。
門松を立てる家も無くなった。昔も多くはなかったが、見かけていたような記憶がある。これも、ほとんど消滅してしまった。それでも玄関ドアのお飾りはまだ健在だ。お正月の演出効果はあるが、これもクリスマスのリースと変わりない。ムードをつくるアイテムだ。子どもの頃のお正月は、厳かで神聖だったように思うが、今では普段の連休とあまり変わりない。
お節料理はだけは残っている。食べ物は根強い。作らなくても、買って食べる。お節料理には縁起を担いだものがいっぱい詰まっている。数の子や黒豆、昆布やくわい、蓮根など。作る人が祈りを込めて料理し、食べる人も新年の幸せを祈りながらいただく……そんなことも次第になくなってきた。お節は正月の気分にもなれるし腹もふくらむから、残っていくか、やがて絶滅の運命か。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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