『高梁川を科学するPart1』(シリーズ『岡山学』8)
編者 岡山理科大学『岡山学』研究会
全国的に特異な地域
岡山理科大学『岡山学』研究会の「岡山学」シリーズ8作目。岡山県三大河川の一つ、高梁川の上流域が今回のテーマです。分野の違う専門家6人が研究成果を持ち寄り、多方面から紹介しています。
例えば、自称「コケ屋」という苔類研究者が多様な苔植物の繁殖地である「羅生門」周辺の自然を、地球物理学者は井倉洞や満奇洞などの鍾乳洞のあるカルスト地形の成り立ちを、植物学者は極めて珍しい植生を持つ「鯉ヶ窪湿原」の不思議について解説。上中流域の石灰岩質の地質が独特の植生や景観を醸し出し、全国的にも特異な場所であることを教えてくれます。
そのほか、歴史家による高瀬舟運航の歴史、約50年前に新見市草間地区をアメリカ人が調査した報告内容を分析する文化人類学者の研究成果も掲載。現地に行ってみたいと思わせる1冊です。
A5判、114頁、並製本、定価1470円(本体価格1400円+税)
(上記の記事は、岡山日日新聞の書籍紹介コーナーに掲載されたものです)
編者 岡山理科大学『岡山学』研究会
全国的に特異な地域
岡山理科大学『岡山学』研究会の「岡山学」シリーズ8作目。岡山県三大河川の一つ、高梁川の上流域が今回のテーマです。分野の違う専門家6人が研究成果を持ち寄り、多方面から紹介しています。
例えば、自称「コケ屋」という苔類研究者が多様な苔植物の繁殖地である「羅生門」周辺の自然を、地球物理学者は井倉洞や満奇洞などの鍾乳洞のあるカルスト地形の成り立ちを、植物学者は極めて珍しい植生を持つ「鯉ヶ窪湿原」の不思議について解説。上中流域の石灰岩質の地質が独特の植生や景観を醸し出し、全国的にも特異な場所であることを教えてくれます。
そのほか、歴史家による高瀬舟運航の歴史、約50年前に新見市草間地区をアメリカ人が調査した報告内容を分析する文化人類学者の研究成果も掲載。現地に行ってみたいと思わせる1冊です。
A5判、114頁、並製本、定価1470円(本体価格1400円+税)
(上記の記事は、岡山日日新聞の書籍紹介コーナーに掲載されたものです)
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新記事
(01/07)
(01/05)
(01/05)
(12/13)
(12/04)
最新トラックバック
ブログ内検索