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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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9月×日
社内の誕生会として、近くの店で昼食の食事会。食事会といってもテーブルの上に「黙食」の文字が置かれているので、言葉数は少なめ。誕生会の当事者の年齢を思い浮かべていると、連想したのが井上陽水の「人生が二度あれば」の歌い出し。この曲の歌詞の冒頭で、父親の年齢を言う。(歌詞を書くと著作権違反になりジャスラックに懲らしめられるので書かない)。それが65歳。2番の歌詞は母親の年齢を言う。それが64歳。ヨボヨボの老夫婦がこたつでお茶を飲んでいる姿をうたっている。若者から見ると、60歳半ばはそのようなイメージなのだろうが、今思うのは、この老人の姿は父親90歳、母親89歳の姿だろう。
9月×日
児島湖の干拓地の農業が現在、どのようになっているか、その地域の先進農家を取材した。その農家は、AI技術や情報通信技術(ICT)を活用して、スマート農業を取り入れていた。GPSを搭載したトラクターやコンバインを操作して田植えや稲刈り、農薬散布などでドローンが活躍している。機械化以前は、10アールを収穫するのに1人が1日かかっていたものが、今はオペレーターがコンバインを10分動かせばできるという。さらに驚いたのは、藤田地区の各田圃には、バブルをひねれば灌漑できるようにパイプラインがひかれていたこと。弥生人でなくとも、藤田伝三郎の時代の人が見たらひっくりかえるね。
9月×日
取次店を通さずに直接、書籍の取り引きをしていた書店が閉店をするというので、訪問した。店主は70歳代の女性。話をしていると地元に関係する本は残して、金曜と土曜ぐらいの週2日のみを営業しようと考えているという。店舗は自宅を兼ねているから、それもよいのではとも思う。それでも少しの本だけでは空間が余るので、半分はアート作品の展示スペースにするという。店主のもう一つの顔はアーティスト。自分と仲間の作品を壁面に展示するという。ご主人の姿が見えなかったのでたずねると、デイサービスに行っているという。これも高齢店主の、新しい書店の形。
9月×日
「レディオモモ」のスタジオに、『晴れの国おかやま検定公式参考書〔2022─2023〕』の紹介のためにスタジオへ行く。この「晴れの国おかやま検定」は次回の実施で8回目となる。過去問題集は過去7回分の700問を収録している。しかし、この「おかやま検定」は平成17年から実施している。16年前は「岡山文化観光検定」という名称で始まり、「知を楽しむOKAYAMA検定」という名称になった時期もあった。平成17年ごろは全国的にご当地検定がブームだった。その当時に検定を始めた都市で、今も続いているところは多くはない。ブームに乗ってやってきたのではなく、うったてに、岡山の歴史や文化を広く知ってもらい、現地を観光しながら巡ってもらおうという思いがあったことが、長く続いている理由では。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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