12/×火
抜刷(ぬきづり)の依頼を受ける。抜刷とは、共著の書籍や論文などから一人分のページのみを抜き出し、表紙をつけて印刷したもの。何人もの著者がいる書籍の場合は、著者の専門分野の方々に配るものとして制作する。著者がどういった研究をしているか、最新の成果をアピールすることができる。したがって依頼者はほとんどの場合、大学の先生。ちなみに理系の先生はこれを抜刷とは呼ばず、「別刷」(べつずり)というらしい。文系文化と理系文化は微妙に異なる。
12/×
写真借用の申請をするために林原美術館に行く。現在の展示は、開館50周年を記念した特別展「林原美術館オールスターズ」。後半のPART2「刀剣・甲冑・調度」を開催中だった。場内に入ると多くの刀が目に付く。国宝など重要文化財指定のものがほとんど。制作年代は平安・鎌倉のものばかり。戦国や江戸時代のものよりも、この時代のものが最も品質がよいらしい。展示のタイトルやポスターデザインは今年の「武士のダンディズム」あたりから、あか抜けてきたと思う。
12/×
2つの低気圧が発達しながら東進しているという。全国的に風が強く荒れた天気になり、東北や北海道では台風並みの猛烈な風が吹くという。本格的な寒波の来襲は例年より早い。天気予報に脅されて、今年は早くもズボン下(パッチ、ステテコ)を着用。この時期、通勤で自転車に乗るときには、手袋やネックウオーマー、マスクなどと共に必需品。毎年、氷点下になると自転車には乗りたくなくなるのだ。この時期、運動不足と風邪に要注意。
12/×
談合―。公共事業などの競争入札の際、複数の入札参加者が前もって相談し、入札価格や落札者などを協定しておくもの。企業間の自由な競争を阻害するカルテルの一種として扱われ、独占禁止法違反に該当するらしい。ある市の文芸作品を書籍にする競争入札があった。これにわずが2万円ほどで競り負ける。数年ごとに勝ったり負けたりだが、毎年価格がどんどん下がって行く。談合をやりたがる気持ちがわかる〜。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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