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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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4月×日
この週末まで在宅ワークを続けようと考えていたが、校正を紙のゲラですることになっていた書籍の作業が早く進み、お客さんに校正紙を渡すことになった。午前中に本文データを会社のDropBoxに入れて事務所でのプリントを依頼し、玄関前の郵便ポストに入れてもらうことにした。午後にポストから、そのペーパーゲラを受け取り、お客さんに渡す前には手を消毒液でぬぐって届けた。できるだけ非接触を心がけた。新型コロナは、ウイルスを持っていても健康な人なら症状が出ずに感染を広げるなど、巧妙な生存戦略と拡大戦略を持っている。正体の見えない不気味なコロナには、気を遣う。
4月×日
会社に寄らずに在宅ワークを続けていると、持ち帰った予定の仕事をやり、続きは会社に寄らないとできなくなる。予定していなかった電子書籍の印税計算に取りかかる。これまで電子書籍の販売は不振だった。しかし、コロナ後の世界はデジタル化がさらに進展していくかもしれない。規制が緩和されてオンライン診療が当たり前になり、在宅ワークやオンデマンド授業も普及することが予測される。デフレ経済となって不景気になり、安い電子書籍の売り上げが見込めるかもしれない。電子書籍など、希望を持ってできることは何でもしておきたいもの。
4月×日
最近よく聞く言葉はソーシャルディスタンス。人と人の距離を2メートルにしようということらしい。距離を保って密接を避け、人の集まる密集をせず、部屋は密閉せずに換気をしておけば、ウイルスの感染は避けることができるらしい。家族と一緒にいる時間は増えたが、社会的な人と人の繋がりは疎遠になっていくような気分になる。コロナウイルスは人の命を奪うだけでなく、人と人をも遠ざけ、国家と国家を分断してしまうところが恐ろしい。それらを乗り越える手立てはあるはずだ。
4月×日
感染防止のための緊急事態宣言が発令され、書店の休業が広がっている。大手取次店2社によると、取引先書店のうち全国で800店以上が休業し、書籍の発行延期や雑誌の合併号などによる発売中止も増えているようだ。岡山でも大型の商業施設にテナントで入っている大型書店は休業している。地元の新聞も、イベントがなくなり休業する商店が増えたり広告出稿が減少したりで、ページ数が減って苦戦しているようだ。若者向けのお出かけ情報を掲載するタウン誌も、自宅で読める誌面企画をと、「晴れに国おかやま検定」の問題を掲載できないかと相談もあった。小社も人事ではなく、経済対策が必要。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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