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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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11月×日
印刷所から、「抗菌印刷」の案内があった。抗菌印刷とは、なじみのない言葉。岡山ではまだ4社程度しか手がけておらず、印刷面に特殊な抗菌剤入りニスを塗布する加工だそうだ。抗細菌の増殖が抑えられ、印刷面の保護やキズの防止効果もあるという。実際の抗菌効果がどの程度のものか分からないが、何もしていないよりは安心感はある。先日訪問した企業では、応接室にウイルス感染防止ための大きなアクリルボードが置かれていた。社内の社員の机周りにもこのアクリルボードを置いてある事務所もある。コロナ禍下で、感染防止のためのアイデア商品で、売上げを伸ばしている会社もあるようだ。
11月×日
海抜175mの瀬戸大橋の橋脚の塔頂に登り、360度の眺望が楽しめる「瀬戸大橋スカイツアー」。大手旅行代理店が主催するプレスの人たちを招待するツアーに、参加のお誘いがあった。小豆島に泊まる1泊旅行で、オリーブの収穫体験、釣りや地引き網の体験もできるというツアー日程。参加をしようと家人に話すと、万が一のために「遺言を書け」「労災扱いになるように」などの要望があった。塔頂での恐怖を思いつつも、参加の意欲は満々だった。ところが、東京や大阪でのコロナ感染が急激に拡大しており、東京・大阪の記者らと濃厚接触もしかねないため、急きょ参加を断念。海抜175mから瀬戸内海の景色を見るわくわく感もあったが、一方で感染のリスクが消えてホッとする。
11月×日
岡山市出身の役者・悪役商会の八名信夫氏本人が、書籍『消えた映画館を探して』を買い求めに来社された。白い帽子に白いマスク、サングラスで顔が見えなかったが、長身の姿は間違いなくその人だった。八名氏の父は、北区中山下にあった「チトセ映画劇場」の経営者だったそうだ。この本に「チトセ映画劇場」のことが書かれているのを知り、購入しに来られたのだ。この劇場のあった場所は、現在はマンションが建つが、その前はトポス、その前はスーパーのダイエー柳川店だった。ダイエー柳川店までは、私も覚えている。『晴れの国おかやま検定の公式参考書』の「岡山ゆかりの映画人」の欄に「八名信夫」を掲載しているのをお見せすると、この本も購入してくださった。
11月×日
土曜の午後、県立図書館2階のグループ活動室で、県民文化祭の参加プログラムとして自社主催の「自分の本をつくる」講座を開催する。コロナ禍下でイベントの開催は初めてということもあり、机一つに一人の椅子を置き、窓とドアを開けて換気し、受付での消毒、講師のフェイスシールドとマスクなどコロナ感染対策をして、吉備人の全員参加で対応した。講座の内容は文章講座ではなく、出版相談のようなものでもなく、出版社の本づくりをメーンに解説。著者が原稿を出版社に渡した後の作業がどんなものか、関心のあった方が参加してくださったようだ。私たちの仕事に興味を持っていただけたのは、ほんとにありがたい。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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