11月×日
「すとぷり」が、昨日の全国紙の全ページ広告で載っていた。「すとぷり」とは「Strawberry Prince」というネットアイドルグループのこと。顔を隠し、ネット上が活動の中心という。わが家の中学生は、以前から公式グッズを持ち、いつもスマホで彼らの音楽を聴き、チェックしていた。全国紙の数社にこの広告を掲載しているらしいから、かなり稼いでいるはず。また、半年ほど前に、中学生が手提げ袋にコミック『鬼滅の刃』全巻を借りて持ち帰り、読んでいた。私もぱらぱらと見たが、「なんだ、これは…。どこが面白いの?」というものだった。これが今や映画になり、興行成績は「タイタニック」抜いて歴代2位とか。中高生が流行をキャッチする感性は鋭い、と感心する。私は流行より、不易が好き。
11月×日
『届け!この思い 西日本豪雨から2年』をエフエムくらしきに納品する。本書は西日本豪雨から2年後の夜に、放送時間が7時間46分にも及んだ番組を収録する。リスナーの言葉やリクエスト曲が書かれた、番組へのメール約150通を掲載している。番組の内容から、被災された方やその周辺の方のお便りが多いのと、深夜放送ということもあり、心情を吐露するようなお便りが続き、涙を誘うようなものもある。関係者の方が「後世に語りつなげられるように本にして、一人でも多くの人に読んでもらいたい」と書籍化したもの。コミュニティFMラジオは地域との結びつきが強く、普段の防災情報、災害による停電時の避難情報、安否情報の伝達に見直されている。収録した番組を読みながら、ラジオには被災者の心のケアという重要な役割があると思った。
11月×日
この日、墨や刷毛、たんぽ、和紙など拓本セットを持って、拓本の先生と二人で墓石に向かった。江戸時代以前の墓石が並ぶ墓地に到着すると、新しそうな墓石から取りかかった。初めにブラシで苔を採って表面をきれいにするところから。1面ずつ丁寧に磨いていく。この段階で文字の判読ができるものもある。和紙をかぶせて水をかけ、墓石面に張り付くようにタオルで軽く叩き、半乾きの状態になるとたんぽに墨を付け、紙にポンポンと軽く叩いていく。文字を写し取ったら紙を破らないようにはがす。お寺の過去帳にあった名前と一致する。これで江戸時代に行くことができたわけだ。今回は2基がやっと。続きは次回に。
11月×日
事務所の天井に水漏れがあり、この日は漏水防止の工事。平日は通常業務に支障がでるので、工事は土曜日になっていた。工事予定は2週間前の土曜だったが、前日に雨が降り、工事が延期になっていた。すべての机の上にはビニールがかぶせられ、席に近づけない。全面にビニールをしたのは、パソコンなどの機器があり、水が散ってかからないようにと用心のためのよう。デスクワークをあきらめ、社外の所用を済ませる。帰ってみると工事は終了していた。オーディオやテレビ、本箱など、周辺を以前のように復旧すると、スッキリ。紙と機械には、水が厳禁。
「すとぷり」が、昨日の全国紙の全ページ広告で載っていた。「すとぷり」とは「Strawberry Prince」というネットアイドルグループのこと。顔を隠し、ネット上が活動の中心という。わが家の中学生は、以前から公式グッズを持ち、いつもスマホで彼らの音楽を聴き、チェックしていた。全国紙の数社にこの広告を掲載しているらしいから、かなり稼いでいるはず。また、半年ほど前に、中学生が手提げ袋にコミック『鬼滅の刃』全巻を借りて持ち帰り、読んでいた。私もぱらぱらと見たが、「なんだ、これは…。どこが面白いの?」というものだった。これが今や映画になり、興行成績は「タイタニック」抜いて歴代2位とか。中高生が流行をキャッチする感性は鋭い、と感心する。私は流行より、不易が好き。
11月×日
『届け!この思い 西日本豪雨から2年』をエフエムくらしきに納品する。本書は西日本豪雨から2年後の夜に、放送時間が7時間46分にも及んだ番組を収録する。リスナーの言葉やリクエスト曲が書かれた、番組へのメール約150通を掲載している。番組の内容から、被災された方やその周辺の方のお便りが多いのと、深夜放送ということもあり、心情を吐露するようなお便りが続き、涙を誘うようなものもある。関係者の方が「後世に語りつなげられるように本にして、一人でも多くの人に読んでもらいたい」と書籍化したもの。コミュニティFMラジオは地域との結びつきが強く、普段の防災情報、災害による停電時の避難情報、安否情報の伝達に見直されている。収録した番組を読みながら、ラジオには被災者の心のケアという重要な役割があると思った。
11月×日
この日、墨や刷毛、たんぽ、和紙など拓本セットを持って、拓本の先生と二人で墓石に向かった。江戸時代以前の墓石が並ぶ墓地に到着すると、新しそうな墓石から取りかかった。初めにブラシで苔を採って表面をきれいにするところから。1面ずつ丁寧に磨いていく。この段階で文字の判読ができるものもある。和紙をかぶせて水をかけ、墓石面に張り付くようにタオルで軽く叩き、半乾きの状態になるとたんぽに墨を付け、紙にポンポンと軽く叩いていく。文字を写し取ったら紙を破らないようにはがす。お寺の過去帳にあった名前と一致する。これで江戸時代に行くことができたわけだ。今回は2基がやっと。続きは次回に。
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事務所の天井に水漏れがあり、この日は漏水防止の工事。平日は通常業務に支障がでるので、工事は土曜日になっていた。工事予定は2週間前の土曜だったが、前日に雨が降り、工事が延期になっていた。すべての机の上にはビニールがかぶせられ、席に近づけない。全面にビニールをしたのは、パソコンなどの機器があり、水が散ってかからないようにと用心のためのよう。デスクワークをあきらめ、社外の所用を済ませる。帰ってみると工事は終了していた。オーディオやテレビ、本箱など、周辺を以前のように復旧すると、スッキリ。紙と機械には、水が厳禁。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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