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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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12月×日
山陽新聞の夕刊が、11月末に休刊となった。この夕刊の創刊は明治18年で、地方紙としては初という歴史がある。40年前、私が最初に就職したのは「岡山日日新聞」という夕刊紙の新聞社だった。2年在籍したが、この新聞社も最後は経営者や本社の住所が変わるなどして、9年前に廃刊となった。新聞を購読する家が減り、ネット広告にシェアを奪われた。今年はコロナ禍が追い打ち。どこ新聞社も放送局も今年は厳しいらしい。夕刊紙に掲載していた情報は、同社のデジタル版に移行するようだが、デジタル版は見づらい。夕刊に目を通すのが習慣になっていたのに、それがなくなって少寂しい。
12月×日
設立25周年で募集していた作品の第1回選考会を実施。小説や詩、写真集、評伝、ルポなど、応募数は32作品。最初の選考会は5段階評価で、選考委員らの合計点数で評価していく。それぞれの作品に対する選考員の評価は、概ね近いものもあるし、違うものもある。そのため点数の上位作品を次回の選考会での議論に5作品を回し、評価の違った作品をもう一度見直して、さらに5作品を救済した。第2回選考会の検討作品は10。それぞれをさらに丁寧に読み込んで論議することに。発表は今月末。最優秀作品は1作品なので、厳しい選考会となりそう。
12月×日
「山田方谷すごろく」の制作が佳境に入っている。方谷が生まれてから亡くなるまでの生涯をたどれるようになっており、スタートからゴールまでコマ数は54。サイコロを転がして出た数だけコマを進め、さらにそのマス書かれている指示通りにコマを進めたりもどしたりして、早くゴールした人が勝ち。最近は対面で遊ぶ「ボードゲーム」を楽しむ若い人が増えているという。スマホやパソコンのゲームと違い、人と向き合ってにぎやかに行えるところが魅力。高梁市と新見市の方谷記念館などにも置いてもらい、お土産品としても使ってもらうことを狙っている。
12月×日
日曜の午前に、中学生と妻と3人で映画「鬼滅の刃」を観に行く。日頃、中学生とコミュニケーション不足なので誘ったら応じてきた。映画館に向かう車の中では、中学生が映画の人物構成や過去のエピソードなどをレクチャーしてくれ、基本的な事前に予備知識を得ることができた。会場は新型コロナ対策で間隔をとって座るので閑散と見えたが、実は大ヒット作品。「全集中」して鑑賞。ストーリーは鬼を倒す勧善懲悪で、ラストは涙を誘う。主人公の竈門炭治郎は、桃太郎にしても差し支えない気もした。発売されたばかりのコミックの最終巻23巻は、初版が国内出版史上最高の395万部。『鬼滅の刃』に救われた書店業界だった。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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