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年度末。退職やら転勤、部署異動などのあいさつメールをいただく。定年退職の方には「お疲れ様でした」と慰労の返信をする。部署異動の方は「心機一転、頑張ります」と本人の元気がいい。中途退職するという若い方の中には、退職理由も次の仕事のことも書かれていない人がいて、気になる。最近は3 年以内に離職する新規学卒就職者の割合は、高校卒で 5 割、大学卒で 3 割にもなるという。離職の要因は主に「低賃金」「長時間労働」「ストレス」などだそうだ。若い人、がんばれ!
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最近、鹿児島と東京との出版社から便りが届く。鹿児島は南方新社から。封筒には、図書目録と「気が付けば火の車」と台所事情が書かれているあいさつ状。県議選とその後の原発再稼働問題で、超多忙だったことは容易に想像できる。東京からは第三書館の封筒。フランスでテロのあった新聞社の風刺画を集めて出版した冊子が入っていた。イラストにはモザイクも施しているが、どこが襲撃する動機になるか不明。イスラム教の当事者でないと分からない。「ことの成り行きにご理解を」と書かれていた。
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20年前、吉備人出版を屋号にした。当時、私はその1年程前から編集プロダクションの活動をしており、3人の船出だった。一人は離れてしまったが、一献傾けたいところ。最初に担当した第1号の出版物『楯築遺跡と卑弥呼の鬼道』は思い出深い1冊だ。これまで約530冊を刊行。事務所は10年前、1度移転した。20年間のうちには社内外スタッフ、印刷所や製本所に助けられ、著者との出会いがあり、ここまでたどり着くことができた。感謝の言葉しかない。吉備人出版は今年20周年。
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県議・市議の選挙がスタートしている。ポスターを貼る看板には候補者の顔が並んでいるが、ほとんど知らない。キャッチフレーズを見てみると‒。「未来へ、つなぐ想い」「笑顔があふれる人が輝く岡山を!」「思いやりの岡山市へ」輝く市政に果敢に挑戦!」「人に寄り添い、地域と歩む!」「地域の声を市政に」「あなたの想いを市政へ」「愛と情熱の県政を」「安全な環境で快適に暮らせる岡山市を」「人にやさしい県政を」「夢・元気の岡山づくり」。区別がつかない。やはり普段の活動が大事ですよ。
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地方選挙の続き。キャッチフレーズだけでは所属政党すら分からない。何をしようとしているのか分からない。政治的な信念があると思えない。ポスターを見ても宣伝カーの声を聞いても判断できない。お金の問題で政治不信になり、兵庫県議のカラ出張などの不祥事で、地方議員の質の不信にもなる。候補者の「就活」の手伝いをする気にはなれない。全国的にも過去最高の無投票当選率となっているそうだ。遂には議員を目指す若者もいなくなるのか。とは言っても、投票に行くしかない。
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写真家・杉浦慶侘氏の個展に行く。3、4年前、事務所近くにある小さなギャラリーで開催していた個展に寄ったことがある。暗闇に小さな灯りを撮っている写真ばかりで、驚いたことがある。「黒」を追究しているアーティストなんだと、勝手に納得していた。今回は一転、どの写真も桜を撮ってピンク一色で、アバンギャルドな画像。「決定的瞬間を撮るのはもう古い。日常を撮る」という本人の言葉が印象的。今後は、山の緑、紅葉の黄色など、どんな色に変化するのか、気になるところ。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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