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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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6月×日
毎日新聞の書評欄に、新刊『荘直温伝』が紹介された。小社の書籍を全国紙に、大手出版社の著名な著者の書籍と一緒に載ったのにビックリ。しかも評者は芥川賞作家の池澤夏樹氏だったのでさらに驚いた。本書の舞台は高梁市で、900年続いている庄屋・荘家の話。著者は東大名誉教授。巻末の「注」や年表、索引からも著者の緻密な仕事ぶりが伝わる370頁の大著。私が気になったのは、山田方谷の位置づけ。地域が苦境になると優秀な指導者が現れて改革を実行してきたという中に、方谷はその典型としている。どんな事象も、長い歴史の流れの中での位置づけを考えてみる必要がある。
6月×日
先週から今週にかけて、小社の書籍が新聞で紹介される機会が多い。毎日新聞の書評欄に載った『荘直温伝』(荘芳枝・松原隆一郎 著)をはじめ、6月になって山陽新聞に写真集『オレが覗いて来た介護最前線』(野田明宏・写真)が、同じ日の日曜日の山陽新聞に、『慈愛と福祉 岡山の先駆者たち2』(山陽放送学術文化財団 編)と『荘直温伝』が取り上げられた。これに掲載予定だった山陽新聞1面に全三段の広告が載った。「ぎょうさん出しとるなあ」とよく言われる。自社ホームページで新刊・近刊の表紙15冊を掲載しているが、この前につくった3月刊行の表紙がもう入れ替わって消えている。確かに最近はぎょうさん出しとる。
6月×日
近所に弁当屋ができて、ポストにチラシが投げ込まれていた。価格も安く、みんなで頼んでみようということになり、前日に予約して取りに行ったら、「注文を受けていない」と言われて弁当が購入できず。この弁当屋の印象は最悪。仕方はないので、近くの食堂に出かけて「豪華な定食」をいただいた。午後、この弁当屋の店員が、「受けていた注文のメモが出てきた」「明日の弁当つくらせてほしい」と来社したが、お断りした。人にミスは付きものだが、この出来事を教訓とすることは多い。我が娘にもアルバイトをするときの注意点として話しておいた。
6月×日
紀伊國屋岡山店が、クレドビル5階から2階に移転した。20年前、市内中心部の高層ビル・NTTクレドビルにオープンし、一時はDVD・CDも含めた2フロアの店舗だった。それが1フロアになり、今回2階に移動。近年はクレドビルに空き店舗が多く、上階は貸し会議室と化していた。岡山駅南にイオン岡山店ができて以来、表町周辺への人の流れが減っている。2階に移ったとはいえ、周辺の状況に大きな変化はない。地元本のコーナーをのぞいてみると、以前より縮小されたうえ、文芸社の書籍と混在して厳しい状況。現在、行政が人の流れを変えようと県庁通りの1車線化に取り組んでいるが、この影響がどう出るのか…。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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