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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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2月×日
書店に経由で、新刊『総社観光大学』の件で総社市役所の支所を訪ねた。用件を済ませて帰りがけに、制作の窓口になっていた担当者から、「新本なんですよね」と字名で出身を聞かれた。そして、その窓口担当者も新本の出身という。「そしたら、神社の前の3軒ある、市議をしていた○○さんの隣ですね」と、狭いエリアの話になった。この新刊は古代吉備や雪舟など、総社の魅力を発信してきたシリーズの講演会「総社観光大学」を書籍化したもの。もちろん、日本で3カ所となった赤米栽培地の一つである新本の赤米のことも取り上げている。この赤米のコラムの執筆者も、新本の人(新本地区有山林管理会長)。この狭いエリアの人間関係の濃さは、地域出版ならでは。
2月×日
おかやまマラソンを、11月14日に開くことを決めたという。このニュースにトキメかなくなった。昨年は新型コロナウイルスの影響で初の中止。一昨年は抽選に外れて走っていない。もうフルマラソンは無理。フルマラソンを完走しようという気持ちは、この2年の間に失せてしまった。毎年走っていれば続けることができたかもしれないが、1度切れたモチベーションを復活させるのは難しい。フルマラソンを走る前提でトレーニングをしてこなかったし、もはや体力維持ができる程度のジョギングをしていればよいと思っている。従来からやっているウォーキング&ジョギングで十分。それにプラスして、コロナ禍で始めたYouTubeの体操が筋力アップになっている。
2月×日
職務を遂行する上で、知りえた秘密の情報を外部に漏らさないのが秘守義務。通常の出版契約では秘守義務の記述は設けていないし、要請されることはない。むしろ出版は内容を知ってもらうためだからその必要もないし、刊行後は積極的に広くPRする。企業や団体、個人でも書店での流通を前提としない書籍をつくることがある。この項目がある契約書の仕事をするとき、緊張レベルがアップする。近年では名簿を取り扱うとき、個人情報のため気を遣ってきた。使用後の紙類は再利用してもらえる業者に取りに来てもらっているが、この中に機密書類や名簿の紙が混じらないようにしなければならない。最近、溶解処理専用のボックスが用意されるなど、機密保持や個人情報保護が強化した。
2月×日
総社平野を流れていた古代河川・宮瀬川の河道を調べている。現地の地形や資料を集める中で、次第に分かってきた。すると、中世に高梁川の湛井から取水して十二箇郷用水が設ける必要があったのか、その理由も見えてきた。この日、総社平野北部の北公園陸上競技場周辺を巡って推測できたのは、すりばち池古墳群やヒイゴ池近くに前方後円墳の被葬者は総社平野の水源を統括していた首長らの姿。そう考えると、福井から山を掘削して流している水路は古代の土木事業ではと思えてくる。ちょとした好奇心で始めたこのテーマ、奥が深く、興味が尽きない。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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