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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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3月×日
関東にいる娘が東北経由で帰省。社内規定で在宅勤務になる。昨年の春に続いて2回目。パソコンを持ち帰っての自宅での仕事は、進む仕事もあるが停滞する仕事もある。直前にDropBoxの容量を増やしたので、通常のデータの移動に問題はない。それまでは印刷データなど大きなデータを入れると、容量の限界がきていた。グレードアップしてデータのやり取りはスムーズになったが、社内のハードディスクにあるものにはアクセスできない。紙のプリントもできないなどの不自由は残り、自宅作業は限定的となる。事務所で半個室というのが理想かもしれない。
3月×日
新聞報道によると、大手出版社の電子書籍売上げが紙の本の売上げを初めて上回り、その売上げはコミックの占める割合が高く、マンガのラインナップが豊富な大手に偏っているという。電子書籍の売上げは、ここ10年で10倍になったとされる。小社にも電子書籍を販売しているが、その実感はまったくない。毎月、数千円程度の売上げが続いている。ここにして潮目が変わってきたのだろうか。売れる可能性があるなら、それを追求していくしかない。アマゾンで書籍販売も始めたときにも月の売上げは数千円だった。電子書籍の販売も伸ばしていく努力も必要。
3月×日
10年前の東日本大震災の2年後に、東北復興の支援として政府が主導して始まった「緊急デジタル化事業」。版元ドットコム会員の小社にも声がかかり、紙の書籍の多くを電子書籍化した。そのおかげで、アマゾンなどでも小社の電子書籍は購入できることになっている。ここにきて、版元ドットコムが取り組んでた電子図書館へのパッケージ販売で、2018年11月からの配当分を支払うとの連絡があった。思いのほか高額で、貸出回数の多さに驚いた。貸出回数は、版元ドットコム加盟の出版社の中で2位。タイトル名など詳細は不明だが、コロナ禍で電子書籍の需要があったのだろうか。
3月×日
『第30回少年少女の詩』(吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員 編)の納品日。2日後に開催される表彰式を前に、早めに納めておく。イベントが決まっている中での納品は、遅れることができないので、制作の進行に気を遣う。スケジュール通りに進み、予定の納品日に納めることができた。天気も晴天の納品日日和。現地で製本所が依頼した運送会社の到着を、印刷所と小社のスタッフ5人で待つ。いつもは時間に余裕を持って集合時間の数十分前に到着するので、それを見越して早めに現地に行っておいたが、この日は数分前に到着。到着するとすぐに1000部を館内に搬入。表彰式&書籍披露の日に間に合わすことができ、ひとまずホッと。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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