「岡山日日新聞」が今月の10日に廃刊になった。発行部数が少ない中で広告収入が減少し、いわゆる経営の悪化のためとのこと。この新聞の書籍紹介のコーナーに、時々書評の原稿を書いていたこともあり、廃刊は残念だ。廃刊2前の8日に掲載された『「備中神楽」衣装の色彩』が最後の原稿だった。担当窓口の編集者も寝耳に水だったらしい。また紙の領域が、デジタルに攻められたような気がする。
創刊65周年ということだが、30年ほど前、この新聞社に2年間ほど在籍していた。当時は岡山駅前に会社があり、一等地に輪転機を持つ新聞社だった。廃刊時に公称2万部というから、当時はもう少し多かったと思う。昼に本紙である夕刊紙を刷ると、夕方から深夜にかけて請負いの印刷物を刷り、プロ野球の興行もしていた。活気のあるころだったのだろう。行政などに不正があれば批判的な記事も書いていた。この点は市民オンブズマンなども評価していた。
岡山日日新聞の廃刊で、岡山県内の地方紙は津山市の「津山朝日新聞」と新見市の「備北民放」、岡山市の「山陽新聞」となった。山陽新聞の発行部数は公称40万部を超え、朝毎読の全国紙の部数と比べても県内では圧倒的な部数を誇っている。しかもケーブルテレビやFMラジオ、業界紙などをグループ会社にして、いわば県内の「メディア王」である。岡日新聞の廃刊とは直接関係ないかもしれないが、政界や経済界の強い結びつきもあるようで問題点を指摘する人もある。寡占の弊害がでないように謙虚な媒体であってほしいし、無料紙や雑誌、ITの媒体にも頑張ってほしい。
創刊65周年ということだが、30年ほど前、この新聞社に2年間ほど在籍していた。当時は岡山駅前に会社があり、一等地に輪転機を持つ新聞社だった。廃刊時に公称2万部というから、当時はもう少し多かったと思う。昼に本紙である夕刊紙を刷ると、夕方から深夜にかけて請負いの印刷物を刷り、プロ野球の興行もしていた。活気のあるころだったのだろう。行政などに不正があれば批判的な記事も書いていた。この点は市民オンブズマンなども評価していた。
岡山日日新聞の廃刊で、岡山県内の地方紙は津山市の「津山朝日新聞」と新見市の「備北民放」、岡山市の「山陽新聞」となった。山陽新聞の発行部数は公称40万部を超え、朝毎読の全国紙の部数と比べても県内では圧倒的な部数を誇っている。しかもケーブルテレビやFMラジオ、業界紙などをグループ会社にして、いわば県内の「メディア王」である。岡日新聞の廃刊とは直接関係ないかもしれないが、政界や経済界の強い結びつきもあるようで問題点を指摘する人もある。寡占の弊害がでないように謙虚な媒体であってほしいし、無料紙や雑誌、ITの媒体にも頑張ってほしい。
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HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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