忍者ブログ
吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
<< 12  2025/01  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    02 >>
[262]  [261]  [260]  [259]  [258]  [257]  [256]  [255]  [254]  [253]  [252
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

6/×
県立記録資料館のアーカイブスウイークが1日からスタート。初日の記念講演・太田健一氏の「山田方谷のメッセージ」に参加。氏はこれまで備中松山藩領の村役人の家に残る古文書から貧農層の一揆の記事を見つけるなど、史料から方谷の政策に目を向ける。講演は借財と蓄財や10万両の評価問題を超えて、方谷の影響を考える内容。藩財政の状況を公開してコンプライアンス(法令遵守)を重視したことが、商家の家訓や日本資本主義の父・渋沢栄一までにも影響を与えたとの指摘はさすが。
6/×
先週、古代祭祀研究会の方に届けていただいたの会誌「まがねふく」13号。薬師寺氏の追悼号になっている。読みながら、亡くなった薬師寺氏のことを思い起こす。書かれている「師匠」とのエピソードは、薬師寺氏のしゃべり方や顔の表情までが容易に想像できる。ところで、この追悼号を持参された方の一人は、私がジョギングで時々立ち寄るお宮の宮司。境内でいつも立ち話をしていたのだが、古代祭祀研究会の方だったことを知ったのは亡くなってから。薬師寺氏にまつわる不思議なご縁。
6/×
某文化団体で、会報誌を送付するDMに、書籍のチラシを入れてもらっている。これまでチラシの封入をダメと言われた本はない。ところが、『吉備邪馬台国東遷説』は不可。卑弥呼が吉備にいたなどという推測させる内容は、お好きでないようだ。先日、NHKの歴史番組「歴史秘話ヒストリア」では、卑弥呼は北九州の伊都国(平原遺跡)に生まれ、大和に遷都したなどという内容を放映。NHKでさえ歴史エンターテイメントとして卑弥呼を扱う時代。地元の歴史を新しい角度で楽しんでもよいのでは。
6/×
2年ぶりに児島に行く。ジーンズメーカーの一つ、ベテースミスにも寄った。工場の建物の姿が変わり、ジーンズの歴史的な資材などを展示するジーンズ館がオープンしていた。ここにはジーンズミュージアムや、オリジナルジーンズがつくれる体験施設があるほか、縫製工場の見学もできるうえ、ショップもある。年間4万人が訪れ、滞在時間が増えていることが最近の傾向という。帰りの道路沿いにあったビッグジョンの建物に看板がなくなり、同じ児島の被服会社の看板が掛かっていた。児島の繊維業界も厳しそう。
6/×
朝一で、玉野の病院へ向かい、院長の息子でもある医師を取材。働く父の姿を見て育ち、中学生のころから医師を目指すようになったという。院長を取材したとき、自分が医師を目指したのはシュバイツアーやマザーテレサの名前を挙げていたので、「医師になるうえで影響を受けた人物がいますか」の質問をすると、「父のその人物に相当するのが、僕にとって父なんです」とあっさり。院長はスタッフ以上に子どもからも尊敬されている。理想的な親子関係を見た。
6/×
県立博物館で開催中の特別展「山田方谷」に行く。展示は方谷の教育者としての側面を強調されていた。方谷から直接影響受けた三島中洲や川田甕江、河井継之助や周辺の人との書簡や遺物を中心に展示してあった。方谷が三島を指導した朱入の帳面は、方谷の師匠丸川松陰が方谷の帳面に朱で添削しているものとそっくり。先生の細やかな指導を、弟子のそのまま丁寧に教えている様子がうかがえた。三島中洲と川田甕江は大正天皇の教育係となっているそうだ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/15)
(04/01)
(04/08)
(04/15)
(04/24)

Copyright (c)ほぼ週刊 編集日和 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]