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夕方、岡山理科大の「岡山学」会議に出席。今年のテーマは「データで見る岡山」。12月にある本番の発表予定者がプレゼン。最近、流行の統計学から岡山を分析する。国の家計調査から分析すると、岡山県は全国平均より収入が少ない。家計支出の中で家賃の割合が高く、食費も少ない。米に比べてパンの食費が高く、安い肉しか食べていない。そんな岡山市民の家計が浮き彫りになる。年末までに5、6人が発表予定。さて、今年の「岡山学」ではどんな岡山の姿が浮かび上がってくるのか…。
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朝一で記念誌編集会議。編さんメンバーの「忙しさ」が理由で日程が取れず、久々に開催したものの、それでも欠席者が。世の中の人はみんな忙しい。例えば東京の金融街やIT業界で時間と競争しながら第一線で働く人の忙しさ、9時−5時で働く地方公務員の忙しさ、大学教員の忙しさ、それぞれの業界で忙しさの基準も違う。仕事の優先順位も違う。現役で働いている人はみんな忙しい。この日はやるべき課題を挙げて、遂行をお願いして終わる。遅れ気味のスケジュールをどこかで挽回せねば。
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倉敷の企業エバルスを訪問。横文字の会社だが、前身は林薬品。その前は林源十郎商店。最近、その林源十郎商店の建物を改装して、生活デザインマーケット「林源十郎商店」となり、観光スポットとなっている。「林源十郎商店」の2階には第11代当主・林源十郎や第8代当主・林孚一などを紹介する展示室がある。倉敷の街は大原家がつくったように言われることが多いが、この二人の当主はそれより前の世代。源十郎は若い頃の大原孫一郎や石井十次らを支えている。創業1657年というから今年で357年目の老舗企業だ。
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前日、雨に備えて車で帰宅。駅前に回るため近道をすると、その道は時間制限の一方通行。白バイ男に止められる。隠れて捕獲するやり方に「この場所は街頭指導するところだろう」と抗議。白バイ男は「キップを切ることをもって交通指導としている」と。免許証に書いていない自宅電話と勤務先の質問を拒否し、「用があれば自宅に手紙を出せ」と答えず。「潜んで陥れるやり方は、罠をかけていると同じ。警察に対する不信感を募らせるだけだろ。街頭に立って安全指導こそ優先してすべき」とまくしたてる。「結局、見逃してほしいのか」との白バイ男に言われ、「馬鹿を言うな!」とさらにエキサイト。「罰則で市民を取り締まるのか。警察国家にするつもりか」といきり立つ。最後は「君はバイクが好きで白バイ隊になったのだろうが、やっていることが本当に社会のためになっているか」と説教モード。しかし所詮は犬の遠吠え。罰金が痛い。
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取次店の通信欄に、2013年度の決算報告が記されていた。「厳しい状況での売上がダウン。取次出荷の減少は深刻」。厳しい言葉が続く。「規模の縮小を検討せざるを得ない。機能の移転はともかく、機能の停止はなんとか避けなければ…」。深刻さが伝わってくる。厳しさをこのように表現することはこれまでなかったのでは。少し前には倉敷の中堅書店が閉店し縮小移転のニュースもあり、地中の深いところで地殻変動が起きていなければよいのだが。
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丸善岡山で開催中の「おかやま地産知書フェア」。この日は、雑誌「オセラ」編集顧問の青山融氏による「岡山弁JARO?」と題するトークイベント。ビザビから同名の新刊が発売されたばかり。講演は岡山弁の面白さや文法解説などを、例文を用いて説明。45分間をよどみなく一気に、適当な間隔で笑いをとりながらしゃべる姿は、まるで噺家。落語を聞いているようだった。青山氏は6月で会社を退職されたそうだが、岡山弁はもちろん、古墳の分野でも活躍してほしい。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。