5月×日
企業を訪問しての打ち合わせが、コロナ感染拡大で緊急事態宣言が出たため「来客の受け入れが中止になった」と担当者から連絡があり、急きょオンラインミーティングになった。仕事でZOOMミーティングをするのは初めて。しかも、ホストですることになった。予定時間にスタート、事前に説明資料をPDFデータで送っていたらよかったものの、説明資料をうまく画面に表示されないまま進行してしまった。プレゼン資料の説明は代表に任せ、最初と最後だけしゃべって、なんとか約1時間で終了。音声が聞き取りにくいとか、自分が写る背景の棚が汚いとか、課題を残しつつ、なんとかやれることに自信がつく。もうオンラインミーティングは怖くない。
5月×日
今年の岡山県の梅雨入りは、昨年より26日早く、平年と比べても22日早かった。記録が残る1951年以降で過去2番目の早さだそうだ。さて、小社で、料理のレシピ集『幸せをつなぐ毎日の食卓 野菜食道こやま』を刊行していた「野菜食道こやま」が今月末で閉店するという話が舞い込んできた。個人的にも店主主催の料理教室に参加し、玄米菜食の重ね煮料理をマスター?させてもらった師匠の店。『野菜食道こやま』の書籍の制作も担当し、重版もしてきたので、思い入れも深い。店主は「すべてやりきった。思い残すことはない」と言い切っていた。「コロナは背中を押してくれただけ」という。飲食店の状況はコロナ禍で厳しいようだ。コロナ禍でなければ、閉店の仕方も違っていたはず。湿気の多い梅雨空に、コロナの感染拡大。うっとうしい季節。
5月×日
建設会社の会長にインタビューしていた原稿をまとめる。戦後の昭和と平成時代の話が中心で、業界の深い話が興味深かった。例えば、談合は、会社同士が円満に、みんなが儲かる最適の仕組みとして、自然と編み出されたものということだ。そこには行政も1枚絡んでいた。戦後、自然災害などの復旧工事は重機を持っている会社にしか仕事を出せなく、その業者が取れるように仕掛けていたようだ。巨額の工事費が動くなかで、地元の有力業者が同業者を納得させつつまとめた制度といえそうだ。当時を知っている業者は、だれも談合を悪い制度とは思っていない。個人の歴史から見えてくる会社の歴史、業界の歴史、地域の歴史……。単なる昔話かもしれないが、時には歴史の証言となる。誰からでも、どの角度から入り込んでも、歴史は興味深い。
5月×日
コミュニティFMで、週1回、本の紹介をする「オン・リーディング」のコーナー。この日は私の出演日。これまで放送日にはスタジオに出かけていたが、コロナ感染拡大のため、初めての電話での出演となった。放送時間の数分前にアナウンサーから、「2分後ぐらいの放送ですから、よろしく」と確認の電話があり、「こちらこそ、よろしく」と言って電話を切った。ラジオをかけて緊張しながら放送時間を待っていると、突然、アナウンサーが「それではオン・リーディングのコーナーです。吉備人出版の金澤さん」とラジオから呼びかける。「はいっ」と言っても、「は〜い!」と強く言っても、電話はつながっていない。ラジオは「かなざわさ〜ん、かなざわさ〜ん」と呼びかけている。アナウンサーは曲を流して、すぐに電話をかけてきた。「電話を切って待ってたのに〜」と言うと、「大丈夫、だいじょう〜ぶですから」とちょっとあせっていた様子。「電話をそのままにして待つようにいってくれれば、そうしたのに」と言ったがもう遅い。曲が止まったらそこから本番に突入し、なんとか無事に終える。それにしても、ラジオで、名前を連呼されるとは、驚いた。これって放送事故?
企業を訪問しての打ち合わせが、コロナ感染拡大で緊急事態宣言が出たため「来客の受け入れが中止になった」と担当者から連絡があり、急きょオンラインミーティングになった。仕事でZOOMミーティングをするのは初めて。しかも、ホストですることになった。予定時間にスタート、事前に説明資料をPDFデータで送っていたらよかったものの、説明資料をうまく画面に表示されないまま進行してしまった。プレゼン資料の説明は代表に任せ、最初と最後だけしゃべって、なんとか約1時間で終了。音声が聞き取りにくいとか、自分が写る背景の棚が汚いとか、課題を残しつつ、なんとかやれることに自信がつく。もうオンラインミーティングは怖くない。
5月×日
今年の岡山県の梅雨入りは、昨年より26日早く、平年と比べても22日早かった。記録が残る1951年以降で過去2番目の早さだそうだ。さて、小社で、料理のレシピ集『幸せをつなぐ毎日の食卓 野菜食道こやま』を刊行していた「野菜食道こやま」が今月末で閉店するという話が舞い込んできた。個人的にも店主主催の料理教室に参加し、玄米菜食の重ね煮料理をマスター?させてもらった師匠の店。『野菜食道こやま』の書籍の制作も担当し、重版もしてきたので、思い入れも深い。店主は「すべてやりきった。思い残すことはない」と言い切っていた。「コロナは背中を押してくれただけ」という。飲食店の状況はコロナ禍で厳しいようだ。コロナ禍でなければ、閉店の仕方も違っていたはず。湿気の多い梅雨空に、コロナの感染拡大。うっとうしい季節。
5月×日
建設会社の会長にインタビューしていた原稿をまとめる。戦後の昭和と平成時代の話が中心で、業界の深い話が興味深かった。例えば、談合は、会社同士が円満に、みんなが儲かる最適の仕組みとして、自然と編み出されたものということだ。そこには行政も1枚絡んでいた。戦後、自然災害などの復旧工事は重機を持っている会社にしか仕事を出せなく、その業者が取れるように仕掛けていたようだ。巨額の工事費が動くなかで、地元の有力業者が同業者を納得させつつまとめた制度といえそうだ。当時を知っている業者は、だれも談合を悪い制度とは思っていない。個人の歴史から見えてくる会社の歴史、業界の歴史、地域の歴史……。単なる昔話かもしれないが、時には歴史の証言となる。誰からでも、どの角度から入り込んでも、歴史は興味深い。
5月×日
コミュニティFMで、週1回、本の紹介をする「オン・リーディング」のコーナー。この日は私の出演日。これまで放送日にはスタジオに出かけていたが、コロナ感染拡大のため、初めての電話での出演となった。放送時間の数分前にアナウンサーから、「2分後ぐらいの放送ですから、よろしく」と確認の電話があり、「こちらこそ、よろしく」と言って電話を切った。ラジオをかけて緊張しながら放送時間を待っていると、突然、アナウンサーが「それではオン・リーディングのコーナーです。吉備人出版の金澤さん」とラジオから呼びかける。「はいっ」と言っても、「は〜い!」と強く言っても、電話はつながっていない。ラジオは「かなざわさ〜ん、かなざわさ〜ん」と呼びかけている。アナウンサーは曲を流して、すぐに電話をかけてきた。「電話を切って待ってたのに〜」と言うと、「大丈夫、だいじょう〜ぶですから」とちょっとあせっていた様子。「電話をそのままにして待つようにいってくれれば、そうしたのに」と言ったがもう遅い。曲が止まったらそこから本番に突入し、なんとか無事に終える。それにしても、ラジオで、名前を連呼されるとは、驚いた。これって放送事故?
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新記事
(01/07)
(01/05)
(01/05)
(12/13)
(12/04)
最新トラックバック
ブログ内検索