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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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1月×日
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
正月の三が日は、近所の神社や吉備津彦神社、吉備津神社の初詣、実家やイオンなどに出かけて家族と過ごす。雑煮やおせちなど普段より食事の量が増えて、3〜5日で体重が3キロ近く増えていた。運動量が減り、カロリー摂取量が増えた当然の結果。ここでも「入(いり)を量(はか)り出(いずる)を為(なる)す」ことが重要だ。藩の財政も家計も、そして個人のカロリーも、入を量り出を制していこう。
1月×日
「ハンマーを持て。バカがまた壁をつくっている。」。朝日新聞に掲載された宝島社の見開き広告。なんとも時代の感覚を捉えて問題提起するキャッチコピー。思わず新聞広告に拍手した。確かにベルリンの壁が壊されて30年経ってみると、壁をつくりたがる人があちこちから出ている。毎年掲載される広告だが、今年がもっとも時代にマッチしているように思う。宝島社のこういう企業姿勢が面白い。
1月×日
奈良時代の中央官僚で政権中枢にいた、吉備出身の吉備真備、2度も遣唐使として唐に渡っている。その真備が筆をとったとされる墓誌が中国国内で見つかり、真備の筆跡が中国に残っていると話題になっている。新聞では、真備の書とすれば国内外で初めて確認されたことになるという。しかし、吉備真備の筆跡ではないかという墓誌が、奈良県五條市から江戸時代に出土している。それは真備の母である楊貴氏とされる「楊貴氏墓誌」。この真偽について、間壁葭子氏が1月末刊行予定の近刊の中で述べている。ご注目を。
1月×日
年が明けて通常業務。やたらとせわしい。年度末に向けて、小さな締め切りや大きな締め切りが次々とある。小さな波も大きな波も元気に乗り越えて、今年も無事に過ごしていこう!
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12月×日
前日日曜の朝日新聞全国版に小社の新刊『そらまめかぞくのピクニック』が紹介される。全4段カラーで、電話番号も書いてくれていたので、朝から電話が鳴りっぱなし。日常業務が滞るほど。九州や北海道から講読の申込みが続く。なじみのない住所に漢字を尋ねるのに時間を要するため、郵便番号から住所を表示するサイトを開いて対応する。この方が早くてメモがきれい。書籍『ありがとう』が読売新聞の全国版で紹介されたときもすごかった。全国紙の全国版の反響はスゴイ。
12月×日
水島臨海鉄道が来年に50周年を迎えるにあたり、鉄道沿線の高等学校で「50周年事業」についてのワークショップがあり取材で参加。水島臨鉄は、倉敷市駅と水島工業地帯の入口の三菱自工前駅の約10㎞を運行。戦前に酒津から東西の2本に分流していた東高梁川が改修されて廃川になり、河口地帯に建設された工場に物資や完成品を運ぶ流通路として建設された。戦後になって第三セクターとなり、地域の人の足となっている。地域の若者と一緒に、将来を考えていく企業姿勢がすばらしい。
12月×日
年の瀬は年の瀬戸際。12月がもう一カ月あったらと思うが、仕事は強制終了。最終土曜は、ずっと延期していた鬼ノ城の近くにあり、鬼の住処だったと伝わる鬼の差し上げ岩の撮影に行く。鬼が巨岩を持ち上げたときについた、鬼の手形がその岩に残っているという。登山をして訪れたのに、手ぶらで帰るのもよくないので、巨岩の上や下を探してやっと「これでは」という窪みを見つける。この史跡は「桃太郎伝説」のストーリーを深めてくれる。構成文化財から外れたのは残念。午後は印刷会社の年末行に参加し、「温羅太鼓」の演奏を鑑賞する。この日は、鬼ノ城と温羅の一日だった。

今年も各方面の皆様にたいへんお世話になりました。皆様なくして今年一年を無事に過ごすことはできませんでした。ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い致します。2020年が、皆様にとってよい年でありますように。


12月×日
健診結果が届いた。肺に影が写っているとのことで、緊張しながら再度、検診を受けた病院へ。胸部のCTを数分かけて撮影。肺の断層画像を見ながら、医師の説明を受ける。結局、写っていたのは過去の肺の炎症などが白くなったもので、心配はないと言う。ホッとする。時間が経つにつれ、病院での待ち時間や診療費が無駄に思えてくる。CT撮影と医師の話は約10分程度だが、病院の滞在時間は約2時間。国負担の医療費は2万円弱(3割負担から換算)。病気の早期発見に無駄も必要か。
12月×日
小社のホームページに、「USED BOOKS」(中古本)と「RECOMMEND」(お勧め本)のページが登場。「USED BOOKS」は返品などでキズや汚れのあるものなどを値引きして販売する。品切れになっていた郷土史本なども、書店の返品で戻ってきた書籍もあり、掘り出し品があるかもしれない。「RECOMMEND」はオススメ本を紹介するページ。季節や行事などにあわせてお勧め本を紹介する。これらページも時々のぞいてみてくださいね。
12月×日
QRコードを使う機会が多い。制作を手伝いしている医院の機関誌にも、このQRコードを載せた。誌面に入りきらない情報を、スマホの画面で、ホームページに掲載している内容を見せる。新聞や雑誌の広告などでも、最近はよく見るようになった。媒体の掲載情報だけでなく、小社の『中学生のためのスイーツの教科書』ではレシピの誌面にQRコードを付けて、動画で作り方を紹介している。読んで分からない部分は、動画で確認すれば分かりやすい。確かに便利になったものだ。
12月×日
日本遺産「桃太郎伝説」の紹介に、古墳などを上空から映した動画を見ることができるようになる。その動画の一つに、吉備津彦命と鬼の温羅が弓を放って闘う話があるので、「弓の視点の動画を撮ったら」と提案していたら、その試作版を見せてもらった。吉備津神社の矢置き岩から、矢食宮の上空を通って鬼ノ城にたどり着く映像だ。ドローンの撮影には規制があるので、何カ所もの画像を接続させているそうだが、なかなか面白い。春には一般公開される予定。
12月×日
年末になると、12月のうちに納品をということが増える。年越しが大きな区切りになる。スーパーもコンビニも正月は営業しだして、年越しの感覚が失われていくが、世代が上にいくほど、年越しの区切り感が大きいようだ。年末になって校正が行き届かないからと納期の延期をお願いしても、「ぜひとも今年のうちに。校正は私の責任」と年配の著者の強い要望があり、著者校正が完了した時点で著者希望の部数を年内に納品し、年明けに販売用を印刷することに。ちょっとイレギュラーだが、著者の要望を受け入れることにした。
12月×日
地元紙で紹介された新刊『駅から登る岡山の山100座』が好調。タイトル通りに、県内の鉄道各駅を起点に気軽に登れる山を紹介していると、記事でも本書の特色を強調している。この記事が載ってから、大型書店を中心に数十冊単位で注文が届く。県内各山の登山詳細図を買ってくれていた人も、手にしてくれているに違いない。駅から登る登山は、免許の返納をした高齢者にとっても、心と体の健康づくりに最適。免許返納したら、里山歩きがお勧め。
12月×日
日本遺産「桃太郎伝説」観光ガイド養成講座2回目の講座日。文献史学の先生の講演を拝聴した。考古学の分野も遺跡の発掘に伴って新しい学説が出るが、文献史の分野でも研究が進んでいるのに驚いた。例えば、『古事記』に吉備の穴海の記述があり、これば児島から玉野の周辺の島嶼部の入り組んだ海のこととされ、それが当然のことのように使ってきた。それが、穴海とは福山周辺のアナという地名に由来するという。備前・備中の沖の海ではなく、備後の海というのだ。ちょっと驚き。
12月×日
昨年6月に刊行した『しろさんのレモネードやさん』の主人公である小学生の「えいしましろう」君の新刊絵本『ぼくはレモネードやさん』(生活の医療社)が、朝日新聞の天声人語で紹介されていた。小社の絵本も、3歳のときに小児がんを患ったえいしましろう君が、小児がんのことを多くに人に知ってもらおうと、周囲の人たちを巻き込んで出版していた。この夏に発刊した『ぼくはレモネード…』も同じ趣旨と思われるが、同書を目にしていないので詳しいことは不明。いずれにしても、これらの絵本が普及して、小児がんの理解が広がってほしいものだ。
12月×日
胃カメラ検診。朝食抜きで病院の受付に。受付で言われるままに椅子に座り、点滴の管を差し込まれ、ベッドに横になって口に器具を装着されたと思ったら、気がついて目を開けると、カーテンで囲まれた部屋にいた。しばらくしたら、看護師が着て2時間休んでもらいますとのことで、もう一寝入り。病院を出たのはお昼。この日は、車も自転車も厳禁、お風呂はシャワー程度にとのことで、歩いて事務所まで帰る。ボーッとしながら夕方までデスクワークをして過ごし、自転車で帰宅。風呂に浸かって寝た。
12月×日
アフガンで人道支援に取り組んできた医師の中村哲氏が、車での移動中に襲撃されて殺害された。このニュースに見入ってしまった。中村氏のことは、福岡市にある出版社の石風社の本で知っていた。同社の福元代表はNGOペシャワール会の事務局長をしており(現在は広報理事)、中村氏の著書『国境を越えて』『医者 井戸を掘る』『辺境で診る辺境から見る』『医者、用水路を拓く』などを出版している。中村哲氏を支援している出版社として強く印象に残っていた。中村氏が突然にこんなことになるなんて、まったく不条理だ。中村氏の遺志が、同社の出版物を通じて広がっていってほしい。
11月×日
日本遺産「桃太郎伝説」の構成文化財に、『鬼城縁起』『吉備津宮勧進帳』『備中国大吉備津宮略記』などが指定されている。少しでも勉強をと関係書籍を読んでいたら、『古事記』に行き着く。『古事記』の訳本にあたっていたら、「吉備の黒日賣」の話があった。仁徳天皇が愛した吉備の女性・黒日賣を追いかけて吉備の野に遊んだ歌がある。「山県(やまがた)に 蒔ける菘菜(あをな)も 吉備人と 共にし採(つ)めば 楽しくもあるか」。ここに「吉備人」が出る。ここでは吉備人とは吉備の女性を指しているが、吉備人とはほんとによい名前。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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