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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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 夏こそカレー。書店でも、カレーのレシピ本を並べたコーナーを設けている。

 各地のダム湖の周辺を走っているという知人から『ダムマニア』という本があることを教えられた。取り寄せて読んでいくと、最後に「ダムカレー」の写真が載っていて、あ然とした。深く大きめの丼の中央に、ご飯でアーチ状のダムを築き、その片側にカレーのルーをダム湖のように溜めている。

 どこで食べられるのか調べているうちに、黒部ダムにちなんで長野県大町市に「黒部ダムカレー」というものがあることが分かった。平皿にご飯でダムの形をつくり、クリームコロッケやハンバーグ、ソーセージとサラダを添え、ルーには黒部ダムの湖上遊覧船に見立てたフライドポテトを浮かべている。

 さらに、その黒部ダムのある長野県内のカレー店「CoCo壱番屋」には、「ココイチの黒部ダムカレー」のメニューがあるらしい。立山黒部アルペンルートの全線開通に合わせてスタートする、期間限定メニューということだ。

 ダムなら岡山にもあるではないか。苫田ダムや成羽川ダムなどが。新たなB級グルメ「ダムカレー」を開発してもらいたい!

 ダムカレーの話をコフニストにしたら、「古墳カレーもあるよ」と教えてくれた。しかも元祖とか本家とかで、店同士が争っているとか。調べてみると、場所は大阪、大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の近く。名物元祖古墳カレーとあり、登録商標済みだそうだ。なにやら壮絶な争いがあったことをうかがわせる。

 古墳カレーとは、大仙陵古墳の形を真似たもので、ご飯を前方後円墳の型に築き、周辺の周濠にみたててルーを流している。古墳から出土物をイメージした野菜やフライ、ハート型の目玉焼きなどトッピングしてあるようだ。カレーのルーに、キーマカレーを使用している店もある。

 これも岡山でできるではないか。場所は赤磐市。周濠のある巨大な前方後円墳「両宮山古墳」の近くがよい。ご飯は古代米か玄米に黍を混合。ルーには、赤磐市の特産である桃を加える。価格は少々高くてもいい。ああ、食べたい!

 造山古墳や宿寺山古墳では周濠があったとする説があり、吉備路周辺のお店でもよいのだが…。赤米を使うといいかな。

 特注で、上が円形で三角形状のカレー皿と、前方後円墳の形にご飯を盛る型をつくれば、できる。大阪の登録商標の問題があるから、私なら前方後円墳の形の淵にベビーウインナーを埴輪の代わりに並べ立て、大阪のものとは一線を画す。食べたてみたい!

 カレーをつくるのは、学生の頃から私の十八番。自分でつくってみようか……。ご飯を皿に盛ったら、バターナイフで古墳のように3段に造形していけば……。まてよ、ダムカレーの方が簡単か……。
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岡山商科大学はあなたの夢を叶えます! URL 2019/02/26(Tue)14:48:18 編集
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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