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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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夕方、「岡山学」会議。この日のプレゼンは国交省の方。かつての高度成長期に、コンクリートに使う砂を瀬戸内海の海底から採取していた。現在はその復元のために、河口付近に溜まる砂を浚渫・移動させ、海底で消滅した藻場を復活させているという話。毎年データをとりながら、生態系を元にもどしているという壮大な事業。一般にはまったく知られていない。大学の研究者らは、海底の地形に興味があるようで、情報の共有を求めていた。

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月に2、3冊出す珍しい出版社があると聞いて、長野県の製本屋さんが営業に来られた。夕方の定例会議で、11月の刊行点数が10点になることが判明。わが社は年平均25点~30点なので、月2、3点。10点は単月の発刊点数としては過去最高か。今年は前半の点数は少なかった。書籍の制作は数カ月かかり、1年以上かかるものもある。並行して制作される中で、後半になって自然と集中してきた。新記録を樹立しようとしているのではない。

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図版の使用許可を取るため考古学者・寺沢薫氏に連絡。出版社から、ご本人が描いたスケッチ1点は、直接許可をもらうようにと電話番号を教えられていた。寺沢氏は名著『王権誕生』の著者。ヤマト王権誕生に、吉備の影響の大きさを指摘する。元々シンパシーを持っていた方。最近では、奈良の纒向遺跡近くに古代史の研究機関・纒向学研究センターを置き、地域研究学「纒向学」を提唱している。自宅に連絡すると快く承諾をいただき、さらにファンになる。

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村上龍のテレビ番組「カンブリア宮殿」。岡山市にあるナカシマメディカルの社長が登場した。船舶用のスクリューを製作するナカシマプロペラが子会社で、人工関節をつくる。造船不況があった中で多角経営を模索し、成功したのがこの事業。プロペラを磨く技術を生かしている。人工関節は、欧州メーカーのシェアが7割りと高く、あぐらをかくなど座る習慣のある日本人向けの関節を目指しているという。この社長さん、うちの集合住宅の住人。

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吉備人出版代表・山川が、岡山市文化奨励賞(学術部門)を受賞。朝一で岡山市が記者発表をしたと連絡があり、すぐに山陽新聞者から電話があった。この賞の歴代受賞者は歴史学や生物学、心理学、農学、医学など研究者の方々。ある意味、今回の受賞は、今までになかった「出版」の分野で獲得したことが快挙。出版社とはいえ一企業で「本づくりはまちづくり」を提唱し、「出版」を一段階上に押し上げたのも評価されたのだろう。

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岡山市中心部にある西川緑道公園。自転車ネットのイベントで、この西川をさかのぼって源流まで走った。現在の西川の水は、旭川の2カ所から取り入れている。1カ所は三野浄水場の近く。流量も多く、水がきれいで小魚も泳ぐ。もう1カ所は上流の玉柏、大原橋の近くだ。市街地の西川は江戸初期に整備されているから、この取入れ口付近の立派な石組みは当時のものも。ここまで約9キロ。この季節、川の流れに沿って走るのは気持ちいい。大いにリフレッシュ。

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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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