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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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9月×日
新型コロナウイルスで亡くなった人が世界全体の累計で100万人を超え、1日当たりの死亡者数は5000人前後で推移している状況という。特にインドやブラジル、アメリカでは、増加に歯止めがかかっていない。そんな中で日本は、「Go Toトラベル」「Go Toイート」 「Go To商店街」などの経済対策を推進している。岡山県内の感染確認は160人に迫る。岡山市や倉敷市、津山市から、赤磐市や新見市、真庭市、里庄町などにも広がっている。人混みを避けて、手洗いやマスク、換気などは欠かせない。トイレットペーパーの買い占め騒動の映像がオイルショックの1973年を象徴するように、数年後、数十年後にマスクをした人々の姿の映像は、コロナ禍の2020年を表すものとなる。
9月×日
新型コロナウイルスの影響で飲食店や観光業などは大きな打撃を受けている。サービス業や不動産、鉄鋼業、製造業などにも広がっていくことが懸念されているそうだ。一方で、巣ごもり消費が増え、ネット販売や物流などの業界では業績を伸ばしている業種もあるとか。ただ、大方の業種で当分は悪影響がありそうだ。小社も例外でなく、影響を受け始めている。景気や経営に浮き沈みは付きものだが、悪い影響は受けない方がよい。経営のマイナス要因を乗り越えられる企業体筆を身につけておく必要がある。道に穴ボコや石ころがあると車はガタガタと揺れて乗り心地が悪くなる。悪路も心地良く進める企業体質にしておきたい。小型車よりも、長いホールベースと優秀なサスペンションをもった車にしておきたい。目指すのはロングホールベースの会社。そのためには……。
10月×日
業界紙によると、2021年4月から書籍に消費税の総額表示(税込価格)が義務づけられるという。記事では、消費税の総額表示はもう義務付けられているが、2019年10月に消費税を10%に引き上げてから1年半までは総額表示を免除されているだけなので、予定通り1年半後の2021年4月からは消費税の総額表示にするということらしい。5年10年に渡って商品として生き続ける書籍は、消費税の表記を変えると、商品のカバーやスリップを刷り直して在庫分すべての書籍の付け替えをしなければならず、たいへんな苦労とコストを伴う。現場の実情を知らず、書類だけを見で判断している官僚の顔が透けて見える。書籍の場合、消費税は「本体価格+税」とすることで落ち着いたはずなのに、また同じ問題をまたブリ返すのか。
10月×日
在宅仕事用にと中古のウインドウズPCを手に入れた。買ってすぐに、Wi-Fiが機能しなくなり、本体の交換となった。一瞬、中古の購入を後悔したが、1カ月の保証期間内だったので交換できた。画面が小さく、デスクトップに比べると使いにくい。原稿書きと+αと割り切って、使い始める。これまでマックしか使ったことがなく、ウインドウズとはキーボード操作をはじめ、画面の機能も微妙に違う。エクセルやワードもバージョンが違うせいか、ちょっとした機能を使おうと思っても使い方が分からない。慣れるまでがたいへんそうと感じつつ、とにかく慣れるために使う。このノートPCで関東にいる娘とzoomをしてみる。逆の立場ならうっとうしいだろうなと思いつつ、嫌がらないうちは時々つなげてみよう。
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9月×日
国土地理院の測量図から、現地に行かずして前方後円墳を見つけている人がいるという。この人は倉敷埋蔵文化財センターの職員。地図上に「古墳らしき形状のもの」を見つけて現地の教育委員会に連絡し、現地調査の結果、実際に古墳だったケースが何回もあるという。この方法で、既に熊本から新潟までの間に計9基の古墳を見つけているそうだ。確かに国土地理院の地図は、地形の高低差や傾きを詳細に反映したものがネット上で公開されている。それを専用の地図ソフトで地形を拡大して各地を巡っていると、古墳の形に見える地形を発見でき、周辺の状況から推測できるのだろう。今、一番会いたい人は、この人だ。
9月×日
薬指にできた肉芽腫切除の手術後、抜糸予定日の2日前、切除したキズの上にできていたカサブタのようなものが、ポロッと落ちた。キズ跡を見ると、あ~ら不思議、きれいに治っている。落ちたカサブタには、縫った糸がそのままついている。カサブタの下で皮膚が育っていたのだろう。恐るべし、人工真皮。iPS細胞が混合されていたのかと疑ってしまう。診察予定日に医師に見せると、笑っていた。キズ跡の表面はほぼきれいだが、内部に少し違和感が残るが、医師によると数ヶ月かけて徐々に消えていくという。これでハイコードを押さえることができる。
9月×日
    最近、「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」のことを頻繁に耳にするようになった。「SDGs」とはSustainable Development Goalseの略。国連加盟国らで達成するために掲げた目標で、「貧困をなくそう」「教育の普及」「環境の持続可能性確保」など17の目標が掲げられているとか。最初にこのSDGsを聞いたときは、あまり関係ないとものと思っていたが、そうでもないようだ。今後は一般企業のホームページなどにも、CSR(企業の社会的責任)と同様に、どんな取り組みをしているかをアピールする企業も増えてくるだろう。行政や地元の大学などでも、盛んにSDGsの取り組みを紹介している。今日、背広の胸元に、SDGsのカラフルなバッジを付けた来客があった。
9月×日
最近、パワースポットとして話題になっている神社が、津山市のサムハラ神社らしい。調べてみると、サムハラがカタカナなのは、4文字とも作字をしないと無い奇妙な字のため。これが不思議さ、呪術性を増している。しかも、この神社を説明している文章がどれも意味不明。ほかにも久米南町の時切稲荷神社など注目のスポットらしい。いずれも地元の情報誌に載っていた。ある社長が、コロナ禍で企業の経営環境が厳しくなる中、「サムハラ神社に参拝したからもう大丈夫だ」と言ったという。それを聞いた人が、「そんな社長のいる会社に、いたくない」と言っていた。確かに現代において、祈祷師のような経営者がいる会社は危ういと思う。
9月×日
同級生の会社社長が書いたビジネス書を読んでいたら、「ファブレス」の経営方針を貫いているという。「ファブレス」とは、自社で生産設備を持たず、自社は企画や設計、マーケティングを手がける経営方式のこと。製品の生産はすべて他社に委託する。この方式はアップルや任天堂などのÌT系の企業に多く、無印良品などもそうだ。考えてみれば、小社はまさに最初からファブレス経営。コンテンツやノウハウを考えて売る─。経営の発想を転換し、地域ネットワークビジネスとして展開できそうだ。
9月×日
前週のzoomプレゼンの結果が伝わる。「いける」と思っていたが、敗れる。連戦連勝とは行くはずもなく、こういうこともあるものと、次の課題に向かうしかない。が、コンペ前に相談を受けて提案をしているにもかかわらず、他社に持っていかれるのは気持ちのよいものではない。複数の審査委員が点数制で公正に採点しているはずだから、結果に文句のつけようもない。コンペは勝てば喜んで制作にとりかかるが、負けるとコンペのシステムに疑義を持つのはよくない。冷静に結果を受け入れることにして、次を頑張ろう。
9月×日
地元大手の営業担当者が来社。世間話の中で、コロナ禍で会社の業績が落ち込み、厳しい経営環境にあるという。コロナウイルスが拡大する前にも売上げの減退傾向があったうえに、コロナが追い打ちをかけた格好だという。政府の発表でもコロナ感染拡大による経済活動の縮小が景気を直撃し、その落ち込み幅はリーマン・ショックのときを超え、比較可能な1995年度以降で、最悪の水準になると発表している。恐れさせられても困るが、この景気への悪影響は地方経済にも及んでこないわけがない。経済対策が必要。
9月×日
JR岡山駅構内の「さんすて岡山」北館がリニューアルオープン。改装前に三省堂書店があった場所に、丸善書店さんすて岡山駅店が新規出店した。オープン直後のにぎわいはマスコミのニュースにもなっていた。現在の岡山市内の主要点は、丸善書店岡山シンフォニービル店、未来屋書店、啓文社岡山店、宮脇書店岡山本店、そして紀伊国屋書店岡山店。駅の書店は地元本のコーナーも充実させ、県外からの観光客やビジネスマンのニーズにも応えてほしいもの。
9月×日
取次店から依頼のあった、JR岡山駅構内に新規オープンする丸善書店への搬入書籍を準備。Y氏がリストの書籍を書庫の棚から選び出し、箱詰めしていく。新規オープンとなると、冊数が多くたいへん。前に駅構内にあった三省堂がオープン時も同じようにして搬入したが、閉店に伴い在庫分は返品となった。致し方ないとはいえ、出庫した書籍はお客様の元で読まれてほしいもの。また、西日本豪雨で被災し休館していた倉敷市立真備図書館分の注文があり、これも出庫の準備。同図書館は2年前の豪雨災害により、床上3.5mまで浸水し、約12万冊を超える蔵書が水没した。やっと本格始動するようだ。
9月×日
英国の文学賞「ブッカー国際賞」の最終候補に入っていた、岡山出身の作家・小川洋子氏(小説『密やかな結晶』)が、受賞を逃したというニュースがマスコミで流れた。それから数日後、岡山文学会筋の某情報筋によると、ノーベル文学賞に候補者になっているという。さらに同じ情報筋から、岡山市在住の作家・小暮夕紀子氏が芥川賞の候補者になっているとの情報も。こちらで裏はとれていないが、かなり濃い情報のようだ。小暮氏は『タイガー理髪店心中』で林芙美子文学賞の大賞に選ばれている。二人のさらなる活躍を期待!
9月×日
趣味で絵手紙を描いてこられた方の作品集。掲載順はこちらにお任せいただいていたので、絵柄の内容や大きさなどに分類して順を決めて、校正をしてもらうため作成したゲラを届けた。こうした作業が編集者の楽しさであり、醍醐味。著者の要望に応じて修正をしていこうと考えていたら、お褒めの言葉をいただいた。こちらの提案を気に入ってもらえたのは、嬉しい限り。こうして校正の回数が減ると、製作期間が短くなり納期が早くなる。逆に校正の回数が増えると、納期が延びていくことになる。今回はすがすがしく納品できそう。
9月×日
この日、初めてのzoomでプレゼン。コロナ禍で始まったリモート。いよいよ行政のプロポーザルがリモートでプレゼンテーション。応募の各社は、自社からPCに向かって企画のアピールをする。PCはプレゼンテーターを映し、その背景も映し出す。そこで背景のディスプレイをと、M氏が「吉備人出版」の文字を入れてデザインしてくれ、À3の用紙に複数枚を出力。それらを書棚に貼って簡易のプレゼンテーションルームにして、プレゼンの内容を盛り上げる演出もして本番に臨んだ。私は側で見ていただけだが、これなら記者会見も開催できそうと感じた次第。
工事中
8月×日
この日、左手薬指の毛細血管拡張性肉芽腫を切除する手術。朝の指定の時間に病院に行き、着替えて手術室へ。臓器移植もできるような広いオペ室の中央にある細長いベッドに横にされ、指の付け根に麻酔注射を数本。指への麻酔だけなので、オペ中に医師らの会話が聞こえるし、患者にも話しかけてくる。しばらくすると指の感覚はまったく無くなり、肉片を切り取っているのも縫っているのも分からない。切除跡をコラーゲン使用の人工真皮を貼り付けて縫い付けたらしい。人工真皮は治癒を早めるという。オペは1時間ほどで終了。指先とはいえ麻酔を使うので、車の運転は禁止のため、帰りも妻に迎えにきてもらう。午後は在宅勤務。明日から9月。花火や祭のない静かな夏が終わる。
9月×日
7時間を超えるラジオの特別番組に投稿したメール原稿を整理。放送の録音を聞きながら、ワードファイルに時系列で並べ、書籍用の原稿にしていく。音声データにはリクエスト曲も録音されているが、曲はハショりながらDJが読む原稿を聴いていく。別々になっているメール原稿から探しながら、検索して選び出し並べていくので、時間を要する。投稿したメール原稿をすべて聴いて思ったのは、コミュニティラジオのリスナーはこれほどまでも心を開いて思いを書いているということ。深夜番組だからとか、特別番組ということもあるからかもしれない。テレビの視聴者や新聞の読者とも違う、独特な雰囲気がある。限られたエリアの放送だから、DJとリスナーの距離が近く、関係が極めて良好のようだ。媒体と聴取者(視聴者、読者)の関係のあるべき姿のように思う。
9月×日
先月末から25周年の作品募集が始まっている。専用のダンボール箱と受付専用の記入ボードを設置して作品の到着を待っている。この時点で2作品が届いている。10月25日が受付締め切り日。締め切り前に駆け込み分が多く届くことを予測しつつ、たくさん応募のあることを祈るばかり。新型コロナの影響で資料の整理や執筆の時間が増えて、応募する方が多ければいいのだが。提出まで2カ月を切っているが、今からでも遅くはないので、10月25日消印有効なので、ぜひともチャレンジを。私もこれから書いて、応募しようか。
9月×日
社内に在庫の少なくなった書籍を引き上げに東備方面へ。ついでに足を伸ばして見積もり依頼のあったB市役所へ。役所の仕事を受注するには入札が一般的なので、見積もり依頼といっても今回は仕事の相場の情報提供といったところだが、営業と担当者と顔つなぎを兼ねて足を延ばす。来年度事業で、予算を計上するために見積もり書が必要とのこと。この市へ業者登録はしていないし、外郭団体もないという。行政は、収入のある事業はできないというから難しい。しかも来春には市長選挙があるというから、先が見通せない。民間から提案しようと思っても、行政に対しては難しい仕組みになっている。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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