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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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7月×日
吉備人出版のオンラインショップを設ける。登山者に人気の登山詳細図を販売する「登山詳細図」ショップと、吉備人出版の新刊を中心に販売する「吉備人ブック」ショップの2つをホームページ設置。表紙画面をクリックして「カートに入れる」→「ゲスト購入する」→「住所氏名など必要事項の入力」→「お支払い情報の入力へ」と簡単。クレジットやコンビニ支払い、銀行振込などもOK。支払いの手数料は必要なので、まとめ買いがお得。気になる方はアマゾンで。コロナ禍もあり社会全体がネットへの依存度が高まる中、あなたもこのオンラインショップのご利用を。
7月×日
コピー機が最新機種になった。コピー機能だけでなく、ファックス機能やスキャン機能も備えているので複合機と呼ぶそうだ。前の機種も同様の機能は持っていたが、紙代などを含めた経費を上げることなく機能をよくするということで新機種導入となった。連続コピーや連続スキャンをするときのスピードが速い。印刷物の誌面をスキャンすれば、文字のテキスト抽出できる。つまりOCRの機能がすごい。これまではスキャンしたPDFデータを、Googleでテキスト抽出をしていたが、それも不要になった。まだ手書き原稿の入稿があるのだが、それは従来通り手入力しかない。いろいろと機能は複数あるようだが、ありすぎて使いこなせない。
7月×日
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。世界の状況は、感染者数1600万人を超え、死亡者数も60万人を超えてさらに加速傾向。国内の感染者数は累計3万人、死亡者数は1000人に迫る。東京では366人を記録し、周辺関東圏でも軒並み増えて、大阪でも100人を超える。岡山ではクラスターが発生するなどで増加し、50人を超えようとしている。そんな中、政府は観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」をスタートさせた。感染者が増大していくと、人の動きは鈍くなり、キャンペーンの経済効果は期待できない。感染対策と経済対策の優先順位とタイミング、それにバランスの取り方が違うのではないか。
7月×日
マラソン大会の中止が続く中で目標を失い、ダラダラのジョギング状況。朝のジョギングを冬からしておらず、暖かくなってもしていない。夜のウォーキングは辛うじて続けているが、もうマラソンに出場できる心肺機能ではなくなっている。36年のマラソンキャリアを持つ村上春樹氏は、今年2月のマラソンにも出場し、朝のジョギングも続けている(「Number」最新号より)。ただ、今年のマラソン大会で初めて制限時間の6時間を超え、それでも体調を整えるため走っているという。それなら村上氏にあやかって、私も70歳までマラソンとはジョギングを続けよう、続けてみたいと思うのであった。
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7月×日
左の薬指に小さな赤い突起物のようなものでき、近所の皮膚科医に行ったら総合病院の専門医に診てもらうようにいわれ、紹介状を受け取った。受け取った封筒の表書きに、「整形外科 外来担当先生御侍史」とあった。「御侍史」って何? と思って調べてみると、「おんじし」と読み、医師の宛名書きに使う尊称ということだ。「様」の代わりに使う医療分野の業界用語で、常識らしい。もとは侍史とは、貴人仕える書記(右筆)のことで、 崇高な人には直接渡さずに事務方を通じて差し上げるという意味があるとか。どんだけの貴人なの、という感じ。医師への紹介状は、単に病状を書いた手紙にあらず。
7月×日
総合病院の整形外科を受診した結果、診断は毛細血管拡張肉芽腫(化膿性肉芽腫)。「肉芽腫」と、腫瘍の「腫」と付いているところが不安を煽る。指に外傷が付き、そこが盛り上がり、当たって皮膚が傷つけば出血していた。小さな突起物は触れると痛みがあり、そのままだと取れないらしい。切除が望ましいといわれ、次週に手術をすることになった。小さなトゲのようなものが刺さったようだが、それで手術になるとは…。身体が細胞レベルで老化してきているのだろうか。ここは医師の言うなりにしておこう。
7月×日
新聞によると、全国4位の大きさを誇る造山古墳の内部構造を、物質を透過する素粒子・ミューオンを用いて「透視」して調査をするという。ミューオンが何か分からないが、内部構造というのだからには、後円部の石室や石棺の位置、石室の大きさ、銅製品や鉄製品など副葬品の種類なども分かるということか。掘らずに考古学的成果を得ることができれば、それに越したことはない。早ければ2020年度中にも調査を開始するという。この調査に成功すれば、宮内庁管轄の巨大古墳もやってしまえばいい。長いこと生きていると、楽しみがあるものだ。
7月×日
3年前に仕事をしたイラストレーターに連絡をしたく、電話をしても通じなかった。「受け取ったら連絡をください」と手紙を出して、3カ月ほどそのままになっていた。返送されてこなかったので、転居をされているのだろうと思っていた。この日、大阪にいるという娘さんから電話があり、昨年に癌で亡くなったという。まだ50歳すぎ。体調が悪くなって医者に診てもらったときには末期と診断され、抗癌剤の投与もしなかったという。3年前、忙しくて毎日ひたすら描いていると話していた。連絡がなかったので、嫌な予感がよぎっていたのだが…。ご冥福を祈るばかりである。
7月×日
品切れになっていた『命を守るための土砂災害読本』の著者と打ち合わせのため、岡山理科大学へ。来年の教科書として使用するため、新版として内容を刷新して制作することに。研究室のある建物の1階は、リニューアルした恐竜学博物館。恐竜の全身骨格(実物)やレプリカの骨、モンゴルで同大学の研究者が実際に使用した発掘道具などを展示していた。恐竜好きの小学生など外部からの見学者も多く、来館者が1万人を超えたとか。学部のPRを兼ねて、モンゴルのゴビ砂漠で恐竜の化石を探し回るドキュメントを書く教授はいないのかしらん。
7月×日
コミュニティFMのレディオモモ「オン・リーディング」コーナーに、代理出演。新刊『見放さない、その命!AMDA魂の連携 総社市から全国へ! ─西日本豪雨災害被災者支援活動の教訓と災害医療機動チーム構想─』をPR。岡山シティエフエムの会社に行くのは始めて。生放送で、本番前は少し緊張したが、アナウンサーとのやりとりをしているうちに終了。時間は6、7分ぐらい。自分の担当した本のPRなら、なんのことはない。これなら何度でもできそう。なんちゃって。
7月×日
豪雨による災害がひどい。梅雨前線が停滞したままほとんど動かず、湿った空気が流れ込んで雨雲が連なる「線状降水帯」とやらが発生し、記録的な大雨をもたらした。九州や東北など各地で記録的な大雨が降り、河川氾濫や土砂災害が相次いだ。2年前の西日本豪雨災害を思い出してしまった。避難所ではコロナ対策もしなければならず、ボランティアも遠方からは入れず、2重に厳しい災害となっている。大雨災害はもはや毎年を覚悟して、備えなければならない状況だ。
7月×日
津山へ。訪問する会社があるのは津山市日上地区。津山市内を東に流れる吉井川が南へ大きく蛇行し、そこへ合流する加茂川の左岸にあり、一段高くなった台地状に日上地区はある。すぐ東には美作国分寺跡があり、その近くに美作国分尼寺があったといわれる。日上地区に入ると道が細くなり、道中に看板が出ており、日上畝山古墳群や日上天王山古墳のある方向を指している。この日上や国分寺のエリアは、通称「人神(じんしん)地区」といわれるらしい。「人神」とは「尼寺(にじ)」がなまって「にじ」となり、「人神」となったそうだ。この台地状の土地は、古代から人々が住み着いていたようだ。古い字名は歴史をたどる手がかりがある。
6月×日
言語教育用の絵本教材を販売している。本書は、もともと長いキャリアを持つ言語聴覚士の先生がボランティアで製作したもの。数年前に、『3歳児のことば』『4歳児のことば』発売を受けてほしいと話をいただいた。以来、品切れになれば増刷し、『5歳児のことば』『6歳児のことば』は続編として新規に制作してきた。最近、読者から、「もしなければ、増刷してください。うちの娘は人工内耳をして、先生の本から学んで言語を獲得しつつあります。本当によろしくお願いします」とメールが届いた。発売元としても責任を感じる。が、一方でいつまで販売できるかの不安も混じる。
7月×日
「国家安全 維持法」が中国本土で可決され、その日に、その法律の内容が公開されないまま施行された。「香港独立」と書かれた旗を持ってデモに参加すれば逮捕・監禁される。国家の転覆行為やテロリズム、香港に介入する外国勢力との結託などとみなされれば、最低3年、最高で無期懲役が科されるという。裁判は非公開でもよく、陪審員の有無も自由にできる。密告で刑を軽減されるというから、まさに秘密警察国家。自由はなくなり、我々の法の支配や、司法の独立性も人権もない。日本もそれに近い時代があった。政権交代のない一党支配……。他の国とはいえ恐怖だ。
7月×日
設立25周年の作品募集を、新聞社や雑誌など数社のメディアに掲載してもらえるように依頼した。その中の一つ、若い読者を持つ月刊誌「タウン情報おかやま」にも掲載をお願いしていたら、コラムで扱ってくれるという返事があった。少し前の号で、コロナ禍で商店やイベントの取材ができないためか「おかやま検定」の問題で紙面をつくりたいと協力依頼があり、過去問題があると試験実施者である商工会議所を紹介していた。そのためかどうかは分からないが、こちらからの依頼に快く協力してもらえた。損得関係なく、普段から他媒体と協力し合える関係を築いておくことは、お互いのためによいことだ。
7月×日
有名人の家族史を取材するNHKドキュメンタリー番組がある。本人も知らない家族の秘話を紹介し、その驚きぶりもそのまま放送する。祖父母以上までさかのぼる話は、他人の視聴者が観ても興味深い。中には、触れられない、触れられたくない先祖の話もありそうだが、番組は毎回、感動的に終了する。誰にでも親がいて、祖父母がいて、先祖がいる。自分の人生は自分だけのものと思っているが、子や孫、ひ孫など、自分の人生は後に続く次世代まで影響を与える。自分の人生は、自分だけのものでないとも言える。この日は、社史づくりのために訪れた企業で、創業家の話、ファミリーストーリーをうかがった。
6月×日
関西在住の年配の方が、一人で突然来社された。小社から出している『スタインベルクピアノの修復の記録』を持参し、この中にピアノ修復の寄贈者の名前の読み方に間違いがあると指摘された。来社された方は、その寄贈者の遠縁にあたるという。どうやら自分のルーツ探しをされているようで、両親が住んでいた岡山を訪れていたそうだ。そのピアノのある小学校周辺にかつて家があり、その周辺で育った叔父や叔母、従姉妹らに確認して、寄贈者のルビが違うことが分かったそうだ。この本の著者に伝えたところ、「刊行から15年、細かい部分まで見ていただいて感心しています。活字本の威力を感じています」とのこと。同感。
6月×日
高知県在住の視覚障がい者の方と本づくりがスタート。この方は10年ほど前に岡山におられ、小社で絵本をつくったことがある。自分の子どものためにと物語を考え、絵本をつくりたいと相談があって、イラストレーターと一緒に何度かご自宅に通って制作した。その後、関西に引っ越され、最近、父母のいる高知県に住むようになったそうだ。原稿は知人に打ち込んでもらったテキストデータが届いており、年末の完成予定で進めることになった。ゲラは宅急便でやりとりし、電話での打ち合わせしていくことにしている。円滑に進めたい。
6月×日
先週、都道府県をまたぐ移動が全面解除され、人では次第にコロナ前に戻りつつあるようだ。と気を緩めかかっていたら、岡山県で44日ぶりに感染者が確認された。岡山市の30代の男性で、県内25人目。男性は自宅でテレワーク中のため、6月初めから県外に出ておらず、感染経路は不明という。
関東や関西、北海道や九州北部で感染は続いている。第2波かという前に、都市部では第1波が続いているのでは。正体がつかめず、不気味な今回のウイルス。手洗い、マスク、3密の回避は続けていくしかないようだ。
6月×日
1年前、アーカイブセミナーを開催して以来、アーカイブ関係はそのままになっていた。ここにきて、アーカイブ情報を広報誌「Kibito Archives Report」に載せて発信していくことに。第1号は『林源十郎商店物語』を特集。本書は会社の記念誌として制作をスタートしてきたが、ネット上での関心も高かったようだ。資料の整理保存の方法や記録誌の作成を案内していきたい。個人も商店も企業も、県も市もしっかりと活動資料はアーカイブしてしっかり活用すべき。国の公文書の改ざんや隠蔽、恣意的な運用は論外だが、民間レベルではまず保存と整理から。
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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