忍者ブログ
吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
<< 09  2024/10  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    11 >>
[157]  [156]  [155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148]  [147
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

マラソン大会にエントリーした。この大会のフルマラソンは既に定員オーバーで締め切っていたので、ハーフで出場することにした。東京や大阪、神戸などのマラソン大会も高い倍率で、マラソンブームなのだそうだ。岡山市街地でのマラソン大会も検討されているという。
体力づくりでジョギングを初めてもなかなか長続きしない。こうした大会にエントリーすることで、目標にできる。大会があるから練習を始め、走るのが習慣になればしめたもの。私は最初3キロのレースに子どもと一緒に参加した。その時は筋肉痛がひどかった。それからレースの距離を少しずつ伸ばし、5年後にフルマラソンを完走できた。
マラソンブームを背景に、アスリートやトレーナージョギングの本がたくさん出ている。私もこれまでいろいろ読んだ。最初は青井浩著『忙しいビジネスマンが3ヶ月でフルマラソンを完走する方法』だったが、読んだだけでそんな無茶ができるわけがない。有名な小出義雄著『マラソンは毎日走っても完走できない』は、Qちゃんや有森さんの名前が出ると、「オリンピック選手と一緒にされても困るなあ」と急に面白くなくなる。そこで読んだのが市民ランナーが100回のマラソンに出場したという原章二著『マラソン100回の智慧』。この著者も普通の人と違う「鉄人」だった。中野ジェームス修一著『ラニングの作法 ゼロからフルマラソン完走を目指す75の知恵』などは準備運動はしなくていいなどと奇抜なことを言う。そのほか、走るフォームや練習法などの本も読んだが、読んで記録が上がり役にたったという実感はまったくない。
そんな中で「人はこんなに走れるんだ」と勇気を与えてくれるのが岡﨑圭著『走る人! 鹿児島─青森30日間2300キロ激走日誌』。著者が岡山市在住ということで、親近感がある。30日間毎日、80キロ近くを走り続けたドキュメントは、とにかく前に前に進む緊迫感が記憶に残り、自分が走っているときに前に押し出してくれる。
そしてもう1冊は、村上春樹著『走ることについて語るときに僕の語ること』。村上さんがマラソンランナーとして走ってきたレースや練習のことを書いている。これがいい。あの文学の村上さんが走るのだから、自分も走ろう、村上さんが走れるのだから自分も走れると、村上マジックにかかってしまう。この本が、私の走るモチベーションを最も上げてくれた。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/15)
(04/01)
(04/08)
(04/15)
(04/24)

Copyright (c)ほぼ週刊 編集日和 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]