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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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 和意谷墓所や閑谷学校、太多府島の元禄波止、新田開発の樋門など、江戸時代に津田永忠の土木事業に石工として深く関わった河内屋治兵衛。河内屋治兵衛の仕事に緻密さと技術の高さは、石工という仕事柄、現代までよく残っていて見ることができる。代表的なものは閑谷学校の石塀だ。
 永忠が手がけた沖新田にある沖田神社の石積みに、「ひょうたん」の形の石を組み込ませていた。遊び心で腕自慢をしたような「作品」だ。今は工事中で、見ることはできないが、この秋に新しく竣工する神社の本殿正面に移設されるそうだ。
 このひょうたん石と同じ物を、幸島稲荷神社で見つけた。ここの本殿の石組みには「ひょうたん」のほか薬壺の形をした石も組み込んである。300年以上前に河内屋が施工したものだが、彼がその痕跡を見つけた人に「してやったり」とほくそ笑んでいる気がする。
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執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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