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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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『小さな出版社のもっとおもしろい本』(サンエイムック)が刊行。前回の2月刊行した『小さな出版社のおもしろい本』に続く第2弾。「もっと」としているところをみると、前回が好評だったようだ。本や書店、出版社ものには、一定の読者がつくのだろう。特集の「全国の小さい出版社と一冊の物語」に小社も紹介されているうえ、同業出版社の近況が分かって面白い。このサンエイのや宝島などのムックは、時流をとらえたテーマでタイミングよく刊行する。バックナンバーには、例えば、朝ドラの主人公「広岡浅子」「日本刀~天下名刀の物語~」など。速攻で作り上げる技は見事。時流に対応することも必要だ。
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森陶岳大窯展のポスターとチラシが校了。森陶岳氏は古備前の魅力に憑かれ、古備前の復活を40数年にわたり試みている。桃山時代の古備前を復活させるには、大窯で炊かなければあの味は出ないと考える。たどりついた窯は85メートルになった。巨大窯での焼成には3カ月。そのため大量の薪を必要とする。大窯ならではの複雑な炎の対流が起こり、膨大な熱量を陶器に浴びせる。その結果、人知の及ばない不思議な窯変を残して姿を変える。工業試験場での成分分析でも、古備前に優るとも劣らない結果が得られた。カメラマン氏とデザイナー氏のおかげで、大窯の不思議な力を表現でき、森氏からもお褒めの言葉をいただいた。
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現在私が乗っている自動車が、来年2月で車検切れする。カーディラーの営業マンは、2月発売の大衆車を売り込む。話によると、予約販売の目標台数はディラー1店舗が約400台。同じメーカーに販売の系統が5系統あるので、県下では約2000台が目標。全国になると2000台×47都道府県で約10万台。装備や諸経費を入れて1台300万円だから30億??? これは予約分だけで、発売後も売れ続ける。トヨタの昨年売上高は27兆円。日本最大の企業にして、世界トップの自動車メーカー。自動車産業は世界中で売りまくる巨大産業。この税収をあてに、農産物の関税を低くして受け入れてしまうわけだ。TPPは大筋合意。
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直書店の在庫調査を始める。書店のリストで集計をしてみた。県内の書店には取次店を通じて配本する書店と直で卸している書店が約100店。そのうち、岡山市と倉敷市だけにある書店の占める割合は63%。これに津山市を入れて岡山市と倉敷市、津山市3市の書店数は県全体の73%。残りは、総社市、高梁市、新見市、笠岡市、井原市、浅口市、吉備中央町、赤磐市、美作市、真庭市、瀬戸内市、備前市にある書店で27%。書店が1軒もない(配本していない)市町村は、吉備中央町、矢掛町、早島町、里庄町、和気町、久米南町、美咲町、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、新庄村。県内の市町村のうち44%は配本していない。
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シリーズで開催している近代化遺産の講演会があり、聴講に出かけた。今回は、2007年に世界遺産に登録された「石見銀山遺跡」がテーマ。講師は、地元の教育委員会文化財担当の方。石見銀山は戦国時代から大正時代まで続いた鉱山。興味深かったのは、備中の早島出身の山師・安原伝兵衛や、児島湾干拓でも知られる藤田組の技術者が入っているなど、岡山との深いかかわりがあること。また、閉山後に地元の元教師が鉱山の全容を調査し書籍に著し、教え子たちと保存活動を始め、それが今日まで続いている話は感動的だった。現在、現地にはガイドのできる人がいるので、案内人の話を聞きながら巡ることを勧めていた。訪れてみたくなった。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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