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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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7月×日
昭和30年代の岡山市街地の写真を見て面白がる主な世代は、1970年代に学生時代だった人たち。最近読んだ本で格別に面白かったのが、東野圭吾の『あの頃僕らはアホでした』。推理小説とは縁遠く、東野圭吾の良い読者でもない私が、ふと手にしたのがこの文庫本。東野圭吾とは同世代で、1970年代が学生だった。この本が、東野圭吾の学生時代を書いた自伝的エッセイと知って読み始めたら、面白いことこの上ない。真夜中に笑いを押し殺して読んだ。原田宗典の『十七歳だった! 』(集英社文庫)をさらに上回る。今読んでいるのが冒険家の高野秀行『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)。これまた面白い。この3冊は私のお勧め「青春・腹抱えおもしろ三部作」。
7月×日
岡山市内の美術館で所蔵品の写真掲載を申請したら、先月から管理を外部に委託したため、DNPという会社に申し込むように指示される。DNPは印刷会社だが、美術品の画像管理をしていることは知られていた。申請をしてみると、その使用料の高さに驚いた。これまでこの美術館の使用料(カラー、本文も表紙も)は8,000円、教育利用なら3,000円だった。ところがDNPはA5判で16,000円、表紙掲載なら23,000円のうえ、教育利用の割引きはしない。大手出版社なら問題にもないのだろうが、中小の出版社は「掲載をしないでおこう」となりかねない。外部委託はよいのだが、管理料が高すぎるのではないか。
6月×日
約束の時間に待ち合わせの場所に行くと、場所が違っていたことがあった。本社でということになっていたが、実際はその会社の工場だった。本社と工場は隣の市で、15分ほど遅れて到着。こちらは平謝り。帰ってメールを確認すると、待ち合わせ場所はやはり本社。その後に工場に変わり、変更になったことをこちらに連絡していなかったと分かった。待ち合わせの相手から「連絡をしていませんでした」と言われたが、それはそれで仕方がない。そういうことは誰にでもある。おおらかにいこう!
7月×日
TV局の同行取材で、香川県にある会社の社長インタビュー。開口一番に「楽しくなければ仕事でない」をモットーにやってきたという言葉に、どこかで聞いたことのあるようなフレーズが気になった。時間の経過に伴って、その社長が糸井重里風に見えてきた。糸井氏が経営する株式会社ほぼ日の経営指針は「やさしく、つよく、おもしろく。」。1979年の創業以来、今や社員は75名。同社の経営分析本も出ていて、理想の会社として憧れる人も多い。インタビューした社長の会社は飲食業で、若い人も多く、家族的な結束を目指しているという。人手不足の中で、若い人が集まりそうな雰囲気だった。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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