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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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工事中
6月×日
官公庁のコンペに挑む。これまで数回、コンペに参加したことはあるが、勝率が悪い。広告代理店や印刷所から声がかかり、共同で企画書を作成し、お手伝いの格好だった。しかし、今回は直接、小社に声がかかり、小社の名義で参加する。社内で作成した企画書は、内容もデザインも申し分ない。役所の狭い会議室で、6人の審査員を前にM氏がプレセンテーション。最後の審査員からの質問に私も答えたが、なぜか負ける気のしないコンペであった。
6月×日
10年ほど前につくった『いにしえ吉備の自転車古墳さんぽ』。地元のNPOと古墳好きの人たちが一緒に古墳巡りのコースを設定し、そのモデルコースの試走に私も何度か自転車で参加した。紙面はNPOの意向が反映し、明るく楽しい雰囲気にした。最近、ある方からこの本がきっかけになって古墳巡りをしていた娘が、考古学を専攻する大学生になったとうかがった。ご自身の愛読書でもあり、娘さんが大学に持って行ったので自分用にもう1冊購入したそうだ。リップサービスもあると思うが、娘さんが小社の本で大学の専攻を決めたという話に感激する。編集者冥利に尽きる。
6月×日
TSUTAYA書店が書籍の「買い切り」方式で仕入れる方針というニュース。出版業界は書店で売れ残った書籍は返品できる。返品率の高さは問題になっていた。一定割合の「返品枠」を設け、それ以外の書籍は返品をやめる。書店にとってはリスクもあるが、売る売れないの目は養われる。書店の買い切りが広がれば、取次店や出版社への影響も少なくない。書店が、売れるものしか仕入れないということにもなりかねない。この「買い切り」については、ネット通販大手のアマゾンでも試験的に導入する方針を発表している。
6月×日
37年前の創業時に社員だった岡山リビング新聞社。山陽新聞社がその岡山リビング新聞社を子会社化し、年内にも新媒体発行するというニュースが山陽新聞に載った。親会社だったサンケイリビング新聞社の株式を山陽新聞社が取得し、既存株主の岡山放送から社長が選出され、山陽新聞と協調して新しい生活情報フリーペーパーの発行を目指すそうだ。岡山リビング新聞社を離れて25年も経つのでどうでもよい話だが、なぜがさみしい。あのときの創業スピリットがついえた気がする。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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