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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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文化財について、専門の先生からレクチャーを受ける。岡山の文化財は、どの時代の文化財をみても、他県に比べて超一流ものものが多いそうだ。その理由は古代にあるという。隆盛だった古代吉備が大和に負けて制圧されたことにより、弱者にしか見えない視点を獲得したことによるという。勝者には物事の半分しか見えず、その見えない半分に力を注いてきたため、優れた文化財になっているという。その見えない部分を掘り起こしていくことが、その文化財の本質に迫って行くことになる…、という深い話だった。
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「ほんとまち大賞」が、間野菜々江さんの『夜中にミシンを踏みながらあなたに愛をつたえました』に決まる。選考会が6回となり月末最終日までずれ込んだ。公募総数は32作品。応募者の皆さんにはやきもきしたことだろう。小説やエッセイ、童話、写真集など、さまざまなジャンルの魅力的な作品が集まった。それぞれの方の作品づくりにかけた労苦が忍ばれる。この大賞作品は数ヶ月後には出版されることになっている。どんな書籍になって登場するか、乞うご期待!
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岡山県立図書館が開館10周年。都道府県立図書館の中で、入館者数と個人貸出册数とも9年連続全国一。貸出冊数が開館当初に比べて約33%も増加したとか。日本で発行される児童書の全点を購入し児童コーナーを充実させているとか、専門知識を持っている職員を多く配するなど、館側の努力も大きいのだろう。県立図書館だけが注目される中で、岡山市立中央図書館もなかなか。「岡山市都市計画のあゆみ」という展示は秀逸。壁面だけの地味な展示にかかわらず、その面白さに引き込まれた。市立図書館も頑張っている。
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応用数学が専門の先生の研究室を、写真撮影で訪問。専門は微分法程式とかフラクタル理論とのことだが、なんのことかさっぱり。黒板には、英字と記号のようなもので構成された数式だけ。撮影のために、黒板の余白に数式を書くお願いをした。ひたすら数式を書く姿をみて、思わず「先生、ガリレオですね」と言ったら、一瞬手が止まったものの、何事もなかったかのように記述を続けた。「ガリレオ」は福山雅治に扮する主人公のテレビドラマ(映画にも)。余計なことを言ってしまったと反省。
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今年から「岡山検定」の名称が、「晴れの国おかやま検定」に。これまで岡山商工会議所の主催で実施してきたが、今年から県が加わり2者の共催になった。県職員にも受けるように県知事の意向もあったらしい。県の各部署から問題のネタになるような話題を収集しているらしい。合格者には認定証やステッカー、バッチなどがもらえる。バッチには、文化勲章受章者の書道家・高木聖鶴氏による文字が入る。受験の申込み期間は10月1日〜31日まで。試験日は12月7日。
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県立博物館「大地からの便り〜発掘調査からみた吉備の歴史」に寄る。県立古代吉備文化財センターの開所30周年記念事業だそうだ。この30年間は、高速道路をはじめ公共事業による発掘が続き、考古の世界では大きな成果があった。その割に展示がしょぼい、と思ったが、県の関係だけなのでこの程度なのか。私が見たいのは、県下の各市町村や大学が持っている考古の出土物(本物)を一同に集めた「大地からの便り〜県下の発掘調査からみた吉備の歴史」だ。紙面で展開するしかないな。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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