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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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書籍の奥付の発行日を決めるとき、著者の指定日がなければ、大安の日にすることが多い。仏滅は避けている。何となくだが、験を担いでいるのだろう。病院の機関誌の発行日を、大安日だった9日にしたら、病院では9のつく日にはしないと、変更された。世代により、立場により、人によって、基準はまちまち。玄関に塩を盛る、夜は爪を切らない、勝負事の前にトンカツ、手のひらに人と書いて飲み込む、おせち料理の数の子や豆、レンコン、鯛…。「これは験を担いでいる」という、ご本人の気持ちが大切。
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ここだけの話。今年、岡山に開店する予定の大型書店は、期待できそうだ。かなり斬新で魅力的な店舗を計画しているようで、その構想のコンセプトは大人のための店づくり。都会的で最先端の店づくりを目指しているということだろう。寂しい情報が飛び交う書店業界にあって、ワクワクさせる書店が登場する…。私は大いに期待している。早く見たい、行ってみたい。今後は、イオンモール岡山の各店舗からこうした情報が出て、期待感が高まっていくのだろう。
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県庁や市役所の仕事をするには、業者登録をしておかなければならない。決算書や納税証明書など、数種類の書類を作成して提出。官公庁にとっては通常の分量かもしれないが、民間企業の感覚では「膨大」。書き方のマニュアルはホームページにあり、書き込みの書類はダウンロードできるが、専用の説明会場を臨時に設けて多くの業者が詰めかけている。提出書類をチェックされ、細かいことを訂正されて、やっと受け付けてもらう。うんざりしながら、もっと合理的なやり方があるのんじゃないの、と思ってしまった。
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「ほんとまち大賞」の審査会を開催。まず応募していただいた方々に感謝。どの作品も個性が出た力作で、甲乙つけ難い。しかし、大賞を決めるには優劣をつけなければならない。今回は第一次審査。まず、各作品を読んだ審査委員が評価点を述べあった。それぞれの審査委員の評価は概ね同傾向。応募のあった32作品の中から、高得点を獲得した上位7人の作品を選出した。さらに細かい評価基準を設けて読み込み、9月上旬に第二次審査をすることに。発表は9月下旬の予定。
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児島の野崎家旧宅で所用を済ませてから、旧児島図書館に寄った。ジーンズメーカーの「KAPITAL」が同図書館の建物を買い取り、工場とショップ、それに古書店「SOHO BOOKSTORE」を設けている。この書店の選書をしたのは、東京にある古書店「森岡書店」の店主・森岡督行氏。このことを知ったのは『荒野の古本屋』(晶文社)を読んでから。児島図書館に「KAPITAL」が入って姿を変えていたのも驚いたが、「SOHO BOOKSTORE」に展示されている古書にも驚く。「KARITAL」の衣類のように個性的で独特。店全体の雰囲気をうまく演出している。
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東北震災後すぐ、印刷屋周辺から、「製紙工場が浸かって紙が足らなくなる」「紙の値段が上がる」などと言われていた。この本『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』(佐々涼子著・早川書房)の舞台になっている宮城県の日本製紙石巻工場のことだったのだ。日常的に書籍用紙のお世話になっているわけが、その紙がどこで、どんな人がつくっているか、全く知らなかった。震災のことを書いた新聞や雑誌よりも、あの震災を最もリアルに感じることができ、紙のありがたを知った。「やっぱり紙の本がいいよ」「あの手触りとにおいがいいのよ」という方は、ご一読を。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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