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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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9月×日
天満屋所属の前田穂南がマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し、東京オリンピックの出場が決定した。小原怜も3位でゴールし、オリンピック出場の可能性を残した。天満屋はシドニーに山口衛里、アテネに坂本直子、北京に中村友梨香、ロンドンに重友梨佐をと、オリンピックに送り出している。県営グラウンドで早朝ジョギングをするとき、天満屋の歴代選手の練習に出くわすことがあった。これだけ長期にわたって選手を送り出せるのは、武富監督ら指導者の熱心さが優れていると見ている。
9月×日
『山田方谷ゼミナール』vol.7を発刊した。今回は「山田方谷の吐血」という題で寄稿した。方谷研究会の事務局をしている関係で、役員会で何か書くように言われていたのだが、研究者でもないのでと、遠慮していた。結局、エッセイならと受けて書いたものだ。元々、湯原温泉で山田方谷の来訪の碑をみたとき、「どうして来たのか」と思ったのがきっかけだった。調べてみると面白くなり、書き上げてしまった。論文の表記の仕方などは編集の業務上で知っていたので、「注」や「参考文献」も入れたが、論文風になっているだけ。中身はでエッセイ。
9月×日
倉敷の大型書店から大量の返品。「どうしてこんなにも?」と担当者に電話をすると、上司から棚の移動を言われ、吉備人出版の棚をそれぞれのジャンルごとに置き替えることになったそうだ。歴史の棚に岡山の郷土本を、文芸賞の本は文芸の棚に、地元企業の本はビジネスの棚に移動するらしい。その際にデータ上で動いていない本を返品することになったという。書店も売れ行きが鈍くなると棚を動かして、返品もするということだ。
9月×日
方谷研究会のチラシを、県の文化財団会員へ送るDMに同封してくれるというので、チラシの二つ折り作業をするため、夕方、きらめきプラザに出かけた。集まったのは研究会会員の4人。手折りで4000枚のチラシを、二つ折りにする予定だった。現地へ行ってみると、二つ折りでも三つ折りでもできるチラシの折り機が置いてあった。しかも無料。このような単純作業は機械に任せると、人海戦術でするより効率的。というわけで、機械にやらせて、早々に作業を終える。
9月×日
小社の著者・杉山氏が亡くなられた。奥様から1カ月前のことだがと、連絡があった。『子どもの心を知るために』(1998年)は2005年に刊行し、10刷をしている。『子どもの自己実現とその支援』は2000年の刊行。今年の春に12刷の増刷をしていた。著者は小学校の教師や校長を経て、大学などで教育学を教えていた。『子どもの自己実現…』は学生の教科書として使っていただいていた。ご自分の教育相談の経験などをふんだんに盛り込んだ内容だった。20年近く前に作ってから、84歳の今年までずっと講義のテキストとして使っていただいた。奥様によると、「あのときに本作っておいてよかった」と言っていただいていたそうだ。合掌
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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